ウッドデッキのお庭が完成しました!
↑ 「平和公園北の家」現地撮影
バーベキューもプール遊びもできる、子供が喜ぶスペース。
自宅からマイキャンプグッズを持ち出し、BBQ仕様で撮影してみました(笑)
最近新築した我が家でも、同じ仕様のウッドデッキとウッドフェンスを造る予定です。
いずれはやってみたい家プチキャンプ。子供が喜びそうです。
4人掛けでしたら、普通にテーブルとチェアをレイアウトできる奥行きがあります。
また、アウトドア系の荷物は、玄関の納戸に収納する事になるでしょうから、バルコニーに持ち出してセットするのはすごく簡単です。
出しやすい・仕舞いやすい場所に収納があるというのは、本当に便利だと思います。
そして、重要なのはウッドフェンスで囲まれている外部空間なので、イスに座ってしまえばまわりの視線が気にならないプライベートなスペースである事。
そうでなければお庭としての使い道や気持ちよさが少なくなってしまいます。
スペース的には、プール遊びももちろんできますし、三輪車遊びくらいならこのスペースでも全然できてしまうと思います。
子供の遊び場としても安心できるスペース。
フェンスで囲まれているおかげで、子供が遊んでいても道路に飛び出していってしまう危険性がありません。
また、お庭の様子はリビングやキッチンからも良く見えるので、子供の遊び場としては安心できるスペースです。
ペットのスペースとしても。
リビングと一体感がある外部空間なので、ペットのスペースとしても疎外感はありません。
ただし、建物のまわりをぐるっと回ると外には出られてしまうので、門扉やゲートを取り付ければ放し飼いも可能です。
お隣の棟では、ペットがリビングと行き来できるように、網戸にペット専用の出入口を取り付けました!
リビングから段差がなく、行き来しやすい。
ウッドデッキはリビングから数センチ下がるだけ。
段差はほぼなく、人もペットも行き来が楽です。
このお庭は、お洗濯物を干すスペースにもなりますので、家事のしやすさという面でもこれは意外と重要なポイントです。
洗濯物を干してる時は怒らるかもしれませんが、喫煙者の方にとっては一服スペースとしてもアクセスが良く便利です。
※洗濯物干し金物は1セットお付けします。どんな金物を取り付けるのかは、お客様と相談の上決めたい思っていますので、まだ現地には取り付けておりません。
リビングからの景観を楽しめます。
南向きの物件、特に奥行きに余裕がない敷地の場合、南側の大きな採光窓から見える景色は目の前の自分の車。そんなケースも多いです。
「平和公園北の家」では、リビングと駐車場の間にお庭を挟む事で、車が隠れます。
写真でも、駐車場に自分の車をとめさせて頂いております。
全高1.8mくらいの割と背の高い車ですが、しっかり隠れます。
それだけで、リビングの窓から見える景観は良くなると思います。
さらにオススメなのは、デッキのお庭に植物をレイアウトする事。
リビングからの景観がぐっと良くなるはずです。
夜でも使いやすいように、軒下にダウンライトが設置されています。
バーベキューの時はもちろん、帰宅してお洗濯物を取り込む時にもあかりがあると便利です。
リビングの採光窓に向かってすぐ右手にスイッチが取り付けてあります。
デッキ材に耐久性の高いハードウッドを使用。
フェンスは交換が簡単にできるので、樹液が染み出して外構を汚さない、また、軽量でフェンス支柱に負担がかからない杉材(防腐塗装済)を使用。
耐久性がより求められるデッキ材には、ハードウッド材(イタウバ)を使用。
ハードウッドとは、熱帯地方で育つ広葉樹。密度が高く重量があり、しっかりとした強度と硬さ、耐久性があるデッキ材に最適な材料です。
メンテナンスフリーで20年(メーカーホームページより)、30年と紹介しているメーカーもあるほどの耐久性を持っています。
現地では、橋や枕木、電柱等、風雨に晒される過酷な環境で使用されている木材です。
天然木ならではの高い質感もポイントです。
一般的なソフトウッドのデッキ材に比べると初期費用はずいぶん高いですが、将来の事まで考えればむしろ割安です。
今週末(6月22日・23日)も現地内覧会を開催しておりますので、 ぜひ現地に見に来てください!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
オプションとしてご提案できる事。リビング編。
分譲住宅の場合、住む方が決まっていない段階で計画を進めます。
それだけが理由ではありませんが、建物の計画をする時にはいつも「住む人を選ばない汎用性の高い間取りや内装プラン」を意識しています。
言い換えれば、誰が使っても使いやすい間取りで、どんなテイストのインテリアにもなじみやすい個性や方向性が少ない内装プランです。
それが、資産価値の高い = 流動性が高い間取りでもあるのではないかと考えています。
間取りや内装の計画している時には、「こうしたらもっと良くなりそう」とか「こうしたらもっと便利になりそう」・・と、思う事はたくさんあります。
その中で、住む人を選ばない事であり、建築時にしかできない事であれば、あらかじめ計画しておきます。
しかし、住む人を選びそうな事・好みが分かれそうな事は採用を見送る事も多いです。
そのようなものの中で、後からでも採用可能なものについて=オプションとしてご提案できるものを諸々ご紹介できればと思います。
造作テレビボード
↑ モデルハウス&自宅 造作テレビボードにはオーディオ機器がたくさん置いてありますが一部を仕事部屋に移動し、今は半分くらい子供のおもちゃ収納に使っています。メープルで造作した窓枠やカーペット敷きの床は思いっきり好みが分かれそうですのでなかなか採用しづらいですが、注文住宅やセミオーダーならご提案はできそうです。
まず、注文住宅やセミオーダーのお客様の採用率が高いのが、上の写真にある造作テレビボードです。
テレビボードは最初に造ってしまうと、もともと気に入っている置き家具を持ってる方にとっては邪魔な存在になってしまいます。
なので、最初から計画する事はありませんが、特に予定の家具が無い方にはオススメのプランのうちのひとつです。
↑ モデルハウス&自宅 オーディオ機器はもちろん、子供のピアノ&ボックスに入ったおもちゃがすっぽり収納できる。
■良い点
・横幅最大4mまで柱なしで支えられる構造なので、スッキリした見た目に。
・壁から壁までのカウンターなので、リビングボードとして存在感がある。
・壁から壁までスペースを無駄なく活用でき、大容量。
・収納計画によって、高さや段数を自由にオーダーメイドできる。
・置き家具に比べると、お値打ちな提案ができる。
■イマイチな点
・扉を付けられない。
・置き家具のように持ち運びができない。
自宅でも実際に使っていますが、一番助かっているのは収納量の多さです。
まず、子供のおもちゃ類を収納するのにすごく便利です。
上の写真にあるように、子供ピアノ&ボックスに入ったおもちゃ、、さらに写真には写っていませんが、積み木や鉄琴などをこの場所に収納しています。
キッチン遊びをするようになったら、、と考えて色々下見をしていたんですが、これくらいのスペースがあれば収納できてしまう商品もあるようで、その時期になればキッチンも追加できるスペースはありそうです。
そこそこの量のオーディオ機器とこれだけのおもちゃを収納するには、置き家具では無理だったと思います。
オープンな収納ですが、寸法ぴったりのボックスを見つければ大量のおもちゃもすっきり収納できます。
↑ メーカーの施工事例写真です。収納プランによってはこのように2段で造る場合もあります。
テレビ背面のタイル貼り&壁掛けテレビ&木天井&ホームシアター
↑ モデルハウス&自宅
■壁掛けテレビ
写真のように、テレビを埋め込む仕様は著しく汎用性を低下させる(使うテレビが限定され、買い替えや物件の売却時に困る)ので、よほどの目的がない限りあまりオススメはしません(笑)
自分の場合は、ホームシアターを造る時にテレビの前(ギリギリ)にスクリーンが降りる納まり&スピーカーとの干渉を抑える為にこうしました。
壁掛けテレビの仕様にすれば、造作テレビボードの上も広く使えます。
地震の時も安心ですし、何よりも見た目がスマート。
完成後に壁掛けテレビ仕様にするのは少し大変ですが、方法はあるのでご相談下さい。
■テレビ背面のタイル貼り
このようなアクセントになる壁面はある程度方向性がある素材を使わないとアクセントになりづらいのです。
しかし、どんな方向性にするのか?
それはやはり、住む方が見えない状態ではなかなか計画しづらいのです。
よって、特にリビングのようなメイン空間のアクセントウォールは、住む方の好みやインテリアの方向性にあわせ素材や色を選択するのがベストです。
我が家では、「平和公園北の家」で採用した外壁タイルの色と寸法違いのものを貼り方向を変えて内装で使用しました。
ただでさえ立体感と質感が強い手焼きのタイルですし、照明の光が上からあたる箇所でもあるので、目地の影が強調されて必要以上に強い印象になるのを避けるため、目地部分がくぼみにならないように施工しています。
個人的には大満足でとても愛着を感じています。
もう少しリビングに華が欲しいという方は、ご相談下さい。
■リビングの木張り天井
物件によっては採用しています。
インパクトがありますし、好みも分かれるのでしょうか・・悩むところで、標準ですべての物件に採用する事は今のところありません。
でも、造作リビングボード・壁掛けテレビに比べれば、あらかじめ採用できる可能性は高いかも・・とも考えています。
フローリングと同系色のメープルやオークの家具をお持ちなら間違いはありませんが、ウォルナット系の家具でしたら、それに合わせて濃いめの木材をチョイスするのもオシャレだと思います!
間接照明がある折り上げ天井の場合、夜はキレイですよ!質感の高い材料は、照明と相性が良いです。
ただし、木張りをする事で空間に広がる光の色は変わります。
照明の役割としての天井を優先するのであれば、今の状態がベストです。
雰囲気はすごく出ますが、光の色もまぁまぁ変わりますので、どちらを優先するのかは光の色がどう変わるのかモデルハウスでご確認頂いてからでも良いと思います。
■ホームシアター用の電動スクリーンを隠蔽して納める
テレビの前にスクリーンが降りてくる納まり。これがやりたくて、いろいろと苦労しました・・。
↑ スクリーンは天井内に隠蔽されるので使っていない時は存在感ゼロです。
マイホームを買ったらホームシアターを造りたいと思っている人もいると思います。
私もオーディオが趣味ですので、これはずっとやりたいと思っていました。
せっかくホームシアターを造るなら、大型の電動スクリーンを隠蔽して納めたいですよね!
物件によってはご提案できますので、ご興味がある方はお気軽にご相談下さい!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
外壁材の仕様を決めました!
↑ 瑞穂公園西の家 外観パース
白色の外壁材がベース。茶色の外壁材がアクセントです。
外観パースでは、アクセント部分をダークな外壁材で描かれていますが、実際には明るめの外壁材を選択しました。
あいにくの曇りでしたが、屋外にサンプルを持ち出して検討をします。
まず、ベースは背景に写っているホワイトのもの。
「平和公園北の家」で採用した外壁材と同じものです。
アクセントサイディングは、イスの上に乗っているもの2つで迷いましたが、少しだけ渋みがある色合いのアッシュ(右側)にしました!
以上、外壁材決定のお知らせでした!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
ミキプランニングでは、年間にご提供できる棟数はそんなに多くありません。
多くても5棟前後です。
しかし、その棟数には大きな意味があります。
■まず、自分自身が本当に良いと思える物件だけを厳選して仕入れられる棟数・・・という意味です。
良い土地・希少な土地は当たり前のように数が少ないです。
不動産業に16年間関わってきたプロとして・・・
・長い目で見ても資産価値の下落リスクが少ない立地条件の土地。
・良好な住環境が実現できる間取りのお家が建てられる土地(間口・形・向き)。
・住環境が変化してしまうリスクが少ない土地。
・無駄が少なく、隅々まで活用できる面積の土地。
・・・を厳選してお届けしています。
規模が大きく、何十棟・何百棟分の土地を仕入れないといけない体制の会社では、どうしても土地の仕入れに妥協が生じます。
良い土地だけを選んで仕入れていたのでは、何百棟分の土地を確保する事は難しいからです。
一方、年間5棟くらいの数であれば、仕入れをかなり厳選する事ができます。
事実、年に何百という数の物件情報に接しますが、本当に良いと思える物件の数はせいぜいそれくらいなのです。
■次に、1邸1邸の計画に細部までしっかりと時間を掛けられる棟数・・・という意味。
年間5棟くらいの数であれば、1邸1邸にしっかり時間を掛けて計画を練る事ができます。
規模が大きく、年に何十棟・何百棟も着工しないといけない体制の会社では、どうしても流れ作業的にプランを決める事となり、細部まで計画を練る事が難しくなります。
■土地の選定と仕入れ・プランの企画・お客様へのご説明・販売させて頂くまでを自分ですべて一貫できる棟数・・・という意味。
良い土地とは何か?良い間取りとは何か?良い品質の家とは何か?
自分なりにそれぞれの理想を持っています。
これは個人的な性格によるものかもしれませんが、それらの理想を結び付けひとつの形にするという作業には、分業という方法では難しいと思っています。
また、どんな動機や考えに基づき、どのようにして造られた物件なのか、それを実際に住んで頂くお客さまに理解して頂く事がとても大切だと私は思っています。
関連記事:私が物件づくりで大切にしている事&解説記事を書く理由。
その為には、やはり造った本人である私自身が直接住んで下さるお客さまに物件のご説明をする・・・個人的にはこの事がかなり重要だと思っています。
そして、その体制が実現できる棟数が、年間5棟くらいの棟数・・なのです。
取り扱う物件数は少ないですが、そのかわり取り扱う物件は自分自身が本当に良いと思える厳選した土地ばかりです。
また、ひとつひとつ細部まで自分の手で時間を掛けて計画した住宅です。
その事をお伝えしたくて作成したチラシです。
ここでは、広告ではお伝えしきれなかった紙面トップ写真にある18の工夫について、より掘り下げてお知らせしたいと思います。
1、テーブルの配置や大きさに合わせて適切な位置にペンダントライトが設置できるダイニングの照明プラン
ダイニングテーブルにはペンダントライトがやっぱりオススメです。
空間を均一に照らすシーリングライトとは違い、テーブルの上を照らすという明確な目的を持って設置されるペンダントライト。テーブルの上に並んだ食事を引き立ててくれるでしょう。
しかし、ペンダントライトはテーブルのサイズや配置によって、最適な位置が変わります。
また、写真にあるような2灯のタイプもあれば、1灯・3灯というタイプもあり、採用する照明によっても設置位置が変わるのです。
ミキプランニングの物件では、テーブルの大きさや配置・照明の種類や数によって最適な位置に照明を取り付けられるように計画されています。
2、照明のレールや根本が目立ちにくいよう、照明ボックスを造作しました
天井にくぼみを設けてその奥にレールを設置している為、見た目的にもスッキリ納まるように工夫しました。
3、リビング学習ができるライブラリースペース
2人並んで学習できるよう、約2mとゆとりのある横幅で計画しました。
デスク下にはワゴンを入れる事もでき、お子様が小さいうちはリビング内のおもちゃを整理するのにも役に立つと思います。
キッチンやリビングから程よい距離で見守れる位置&テレビが視界に入らない位置に配置しています。
足がなく、横幅めいっぱいに広くデスクを活用できるのは造り付けならでは。
デスク上の消しゴムやペンなどの小さな物が机の奥に落ちてしまう事もありません。
機能性と意匠性(見た目の良さ)を同時に実現できるという点が造り付けの最大の利点。
その事には大きな可能性を感じており、これから力を入れていきたい分野です。
※このスペースをPC置き場として使われたい方は、おっしゃって頂ければ配線用の穴開けをします。
※使わなくなった時には収納にリニューアルする事も可能です。
4、小物が置ける窓台高さ
この小窓の第一の目的はリビングの換気と採光です。
そのため、雨が内部に降り込みにくい開き方の窓を採用しています。
また、「平和公園北の家」は、低層住居専用地域の為隣家との間に距離がある為よく光が入ります。
型ガラスによって拡散されたマイルドかつ十分な量の自然光がデスク上に落ちます。
どうせなら、時計やペン立て等デスクまわりの小物を置く台としても活用できるよう、窓の取り付け高さを検討しました。
デスク上をより広く使えるだけでなく、時計は顔を上げた時の目線の高さに近くなり、もっと使いやすくなるのではと思い計画しました。
飲みかけのコーヒーやジュースを窓台に置けば、本やPCの上にぶちまけるという大惨事も少しは少なくなるのではないでしょうか?
5、デスクの上を広く使える棚下照明
2人掛けのスペースにスタンド式の照明を置くとしたら2人分・・。
これだけで、デスク上のスペースを結構消費します。
その分、活用できるデスクスペースが狭くなる訳です。
しかも、右側の席に右利きの人が座る場合、手元に影が落ちないよう照明器具の配置にも悩まされるでしょう。
しかし、あらかじめ棚下に照明を造り付けておく事によって、デスクを広く使えるようになります。
そして、隅々まで明るく、テーブル上のどこで作業をしても手元に影ができにくい。デスクに求められるあかりとしてより上質な環境を実現できます。
さらに、照明器具がほとんど目立たず、意匠性の高さも実現できています。
6、空間を余す事無く活用できる専用本棚
空中のスペースも無駄なく活用し、機能性と意匠性を両立できるのも造り付けならでは。
デスクスペースの本棚として、また、リビング内の家族共有の本棚として、また、DVDやCDの収納としても活用できます。
7、棚の内部に納まり目立ちにくいエアコン設置位置
何もない壁面に出っ張るように取り付けられたエアコンは目立ちます。
家のメイン空間とも言えるリビング。できるだけ目立たない位置にエアコンを計画したいと毎物件ごとに考えています。
「平和公園北の家」では、リビングのエアコンはこの棚の最上段に取り付ける計画です。
棚の中に納まるような設置となるので、エアコンが目立ちません。
取付の場所としても、リビング全体に風を送れる理想的な場所です。
8、キズの付きにくい耐久性の高いフローリング
小さなお子様やペットがいるご家庭では、使用している建材のキズに対する耐性はとても大事な要素だと思います。
ミキプランニングの家では、キズや色あせ・ひび割れなどに強いフローリングを採用しています。
以前の自宅・事務所では、同じフローリングを採用して6年使用しておりましたが、想像以上にキレイな状態を維持できました。
ただし、角が立ったものを落とした時にはキズ(凹み)がつきますので、その点はご注意下さい。
面倒なワックス掛けをしなくても(むしろ、ワックスは禁止)拭き掃除だけでキレイな状態が維持できるのもポイントです。
9、最高に機能的で使いやすい独立型のキッチン
キッチンを常にキレイで片付いた状態で維持する事は不可能です。
そう考えた時、フルオープンのアイランド型・ペニンシュラ型・対面型キッチンは果たして生活に馴染むキッチンでしょうか?
生活の中で美しく機能するキッチンでしょうか?
個人的にはそうは思いません。少なくとも、使う人を選ぶキッチンです。
それらを「流行だから、受けが良いから」というだけの理由で住む人の顔が見えない分譲住宅に(しかも大した工夫もせず)採用するのは正直どうかと思います。
今時独立型キッチン?と思う方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、独立型には独立型でしか実現できないすばらしいメリットがたくさんあります。
それを知って頂ければ、実際の生活の中で使って頂く程に良さを実感して頂けるキッチンタイプだと思います。
■独立型キッチンでしか実現できないメリット
・キッチンが多少片付いてなくても、扉を閉めるだけで生活感を消せる。
・よって、見た目の事を気にせずに機能優先でキッチンの使い方を突き詰められる。
・冷蔵庫や電子レンジ等の家電がリビングダイニングから見えない。
・扉も窓も閉めて換気扇を回せば、キッチンの外へにおいが漏れる事を防げる。
・キッチンの水や油がダイニングのほうまで跳ねる事はなく、パネルをふき取るだけで簡単にお掃除ができる。
・キッチンの扉を閉めれば、キッチンだけを床暖房で効率よく暖められる。
・扉を閉めれば使っていないキッチンまで空調を効かせる無駄を省ける。
・扉を閉めればペットやお子様が侵入するのを防げる。
・壁が多いレイアウトなので、使用頻度の高いツールをぶら下げ収納でき、無駄な動作を無くし機能的に使える。
・面積をコンパクトに設計できるので、その分リビングや玄関の収納を増やせる。
独立型には、ダイニングやリビングの様子が伺いにくいというデメリットが一般的に挙げられますが、「平和公園北の家」では、ダイニングやリビング、その向こうのお庭まで見通せる位置にレイアウトされています。
10、ダイニングテーブルの近く&よく通るリビング入り口の位置にあるオープン棚
何気なく物が置かれるダイニングテーブル。それが置きっぱなしになってしまっていませんか?
ダイニングテーブルの近く&通行頻度が高い動線上(リビングの入り口)に、物を取り出しやすく仕舞いやすいオープン棚を設置すればそれも少しは解消できるのではないかと思い、計画しました。
・ボックスティッシュ・子供のおしりふき、ウェットティッシュ・化粧品・タブレット・雑誌や新聞・書類・郵便物・眼鏡・ばんそうこうや塗り薬・ハンドクリーム・リモコン・文房具・・・
このような生活小物は、移動のついでにテーブルの上から棚の中に仕舞う・・・そんな流れができれば負担も少なく片付けやすいのではないでしょうか?
11、玄関に設置された大型土間納戸
玄関よりも奥に運ぶ必要がない物は意外と多く、外で使う物や濡れた物はなおさら家の中に運びたくはありません。
土間仕様になっている為、子供の遊具やスポーツ用品・ベビーカーやキャンプ用品などの外で使う汚れた物や、洗車用品や高圧洗浄機等の濡れた物を収納するのに最適です。
さらに、玄関にある土間収納は、車への荷物の積み下ろしが楽な上、靴を脱ぎ履きする必要もなく、スムーズに荷物が運べます。
12、ゆとりのある広い玄関スペース
ベビーカーを畳まずに置いておけるくらいの広さがあります。
また、靴を履く時に便利な小型スツールを置いても玄関が狭く感じるような事もありません。
奥まった位置に玄関を配置しているのは、充実した収納がある広い玄関を造る為です。
13&14、お花が飾れるカウンター&絵が飾れる大きな壁面
純粋に、お花や絵を飾れるスペースがある玄関は素敵だと思いませんか?
家族の写真を飾っても良いですし、シャチハタ印や車の鍵・家の鍵の置き場所としても便利です。
15、天然木の天井
天井には天然木を張っています。
ゆとりのある広さで飾り台もある玄関なので、天井を天然木張りとしたらもっと玄関の良さ、グレード感が際立つだろうと思い、計画しました。
16、カウンターや壁面に光を向けられる照明器具
写真には写っていませんが、天井には4つのダウンライトが設置され、そのうち2つは向きを自由に変えられる器具を採用しています。
カウンターの上のお花や壁に飾られた絵に光を向ければ、より印象的な玄関を演出できます。
17、両手がふさがっていてもストレスを感じない人感センサー付き照明
駐車場から玄関までのアプローチ、玄関内部、納戸には人感センサー付きのダウンライトを採用しました。
荷物で両手が塞がっている時に、手探りでスイッチを探す必要もありませんし、荷物を置いて照明スイッチを切る為に戻ってくる必要もありません。
長ぁ~い記事になってしまいましたが、お伝えしたい事の半分も書けていません。
もし、このチラシを見て「平和公園北の家」に興味を持っていただいたお客様がいらっしゃれば、ぜひその他の記事もご覧ください。
そして、内覧会へご参加頂ければ嬉しく思います!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
■「平和公園北の家」関連記事
・間取りの解説記事 ~ 玄関まわりの収納 ~ ※会員様限定記事
・独立型キッチンのススメ ※会員様限定記事
ダイニングテーブルのすぐ近く& リビングの入り口 使いやすい場所にあるオープン棚。
物が雑然と乗っかったダイニングテーブルは、片付いていないお部屋の象徴のような存在・・。
しかし、どうしてもダイニングテーブルの上には「物」が自然と集まってしまいます。
結局、テーブルの上は物を置きやすい場所なのです。
テーブルの上に物が置きっぱなしにならない為には、テーブルの近くにその代わりになる置きやすい場所を造れば少しは片付けやすくなるだろう。
そう思い、テーブルの近くには収納スペースを設置するようにしています。
・ボックスティッシュ
・子供のおしりふき、ウェットティッシュ
・化粧品
・タブレット
・雑誌や新聞
・書類
・郵便物
・眼鏡
・ばんそうこうや塗り薬
・ハンドクリーム
・リモコン
・文房具
テーブルの上に集まってくるのはこんな物たちです。
文房具とリモコンに関してはもっと別の良い置き場所がありそうですが、それ以外はこの場所に置き場を造っても良さそうです。
オープン棚の特徴は、取り出しやすくて仕舞いやすい事。
そして、リビングの入り口というよく通る場所にあるオープン棚なので、使った物を移動のついでに定位置に戻す・・そんなイメージもできそうです。
このオープン棚は汎用性が高いので、飾り棚にする・・本棚にする・・カゴや引き出しを入れて収納として使う・・また、扉付きに改造する事も可能で、様々な使い方に対応できると思います。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展