現場は足場が取れて外観が現れました。
今回は、外壁に一部タイルを使用しました。
自分は、「I’m home」というインテリア雑誌が好きで定期購読をしているのですが、そこで見たタイルに一目惚れをしてしまいました。
調べてみると、タイル一筋のおじちゃんが職人さんや工場と連携しながらひとりで切り盛りされている会社でした。
先日、あるメーカーの土岐のタイル工場を見学させて頂く機会がありました。
プレス・印刷(大量生産のタイルはインクジェットによる印刷が今は主流なんです!本場のイタリアでも!)・窯焼き・検品、ほとんどの工程が機械化されていて驚きました。
柄も単調なものとならないように、同じタイルでも16くらいのパターンがあり、ランダムに印刷され、さらにタイルの向きをランダムに変えて箱詰めする事で、バラツキ感を出していました。
それはそれでとても興味深く、工場見学はとても楽しかったです。
そして、そのような大量生産のタイルももちろん当社でも採用しています(自分なりの選択の基準はありますが・・)。
おじちゃんのタイルは、それとある意味対局にあるタイルで、ひとつひとつが手づくりで、もちろん印刷ではなく素材そのものを焼いたタイルなので、16パターンどころかひとつとして同じものはありません。
それがとても味わい深い雰囲気を醸し出します。
ホームページを見てみると・・・
・東京都葛西臨海公園レストハウス/谷口建築設計研究所
・安曇野いわさきちひろ美術館/内藤廣建築設計事務所
・EXPO85科学博覧会日本館/黒川紀章建築都市設計事務所
・国立国会こども図書館/安藤忠雄+日建設計
・富山大手モール/槙綜合計画事務所
など・・・日本を代表する世界的な建築家の作品にも数多く採用されているようで非常に恐れ多いのですが、新築した当社の新事務所でも使わせて頂きました。
さて、現場はもう間もなくクロス工事に入ります。
当社は、新事務所へ移転をする都合上、4月25日頃までインターネット・電話が不通の状態になります。
落ち着いた頃にはクロスが完了していると思いますので、いよいよ完成した内観の写真等をお届けできると思いますので、楽しみにお待ちいただければ嬉しく思います!
移転期間中、お問い合わせやご質問等ございましたら、私の携帯電話まで(090-8339-8469)ご連絡下さいませ。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展