なぜ、この土地を購入したのか?
私は土地探しや家づくりにおいて、なぜそうしたのか?という「動機」を大切にしています。
なので、毎回そのような解説記事を書いている訳ですが、「砂田橋駅南の家」については「土地」について触れた記事はまだ書いていませんでした。
私がこの土地を見つけた時、どのような点を評価してなぜ購入を決断したのか?という事について、お伝え致します。
土地探しと家づくりが私の仕事な訳ですが、これはもうどちらも大切な事でお互いに密接な関係があります。
多くの人は便利で環境が良い立地に住みたいと思うと思います。自分もそうです。
でも、建物を建てた時に得られる住環境をゴールとして想像してみた時、少なくとも私は駅に近いというだけの理由で土地は買えません。
基本的には東向きと西向きの土地は買えませんし、北向きの土地なら南側に十分な採光スペースを確保できる奥行と、駐車場が2台とめられる間口を両立している必要があります。
しかし、名古屋市内東部の人気エリアにおいて、買う土地が広すぎると予算がいくらあっても足りません。つまり、ちょうど良い無駄のない大きさの土地でなければならない訳です。
そのような土地は希少です。滅多に出ません。
この土地も、私自身が十数年の不動産キャリアの中で積み重ねてきた仕入ルートより送られてくる年間1000件あまりの土地情報から厳選して購入したものです。
私がこの1年で仕入を決断した土地はこの「東区前浪町」だけですので、1000件あまりの土地情報の中から唯一購入を決断した土地という事になります。
当社がなぜ物件数が少ないのかというと、このように仕入れる土地を「超厳選」しているからに他なりません。
そこにこだわる以上、仕入れがボトルネックになって会社は大きくはなりませんが、それでいいと思っています。
私はもともと凝り性で、ひとつの物件にできるだけ時間をかけてじっくり造りたい性格なので、それが理想なのです。
自分自身が、不動産のプロとしても住む立場として想像してみた時でも「心から良い」と思える物件だけを扱えればそれが一番幸せだと思っています。
なので、最初にこの「砂田橋駅南の家」の土地情報に接した時は興奮しました。そして、ソワソワしました。。
地下鉄駅から徒歩5分でかつ静かな住環境、間口と奥行のバランスも良く、南側とのスペース(採光)も十分に確保した上で4LDKと駐車場2台を実現できる。さらに、24坪前後というまったく無駄が生じない経済的な土地面積・・・。
そう簡単に巡り合える条件の土地でない事は明白でした。
当然、他社さんにとってもいい土地である事も明白ですので、ソワソワする訳です。
分譲住宅メーカーは一般的に、仕入担当が建築士の先生にプランチェックを依頼し、そこから収支計算をして稟議を上げ社長や上司が仕入を決断をするので、意思決定までにある程度の時間が必要なのです。
しかし、私の場合はラフプランチェックも購入決定もすべて自分の意思でできます。
つまり、そこが他社と異なる仕入の強みな訳です。。
経験上、買って後悔する事よりも買えずに後悔する事のほうが圧倒的に多い事を知っていますし、土地を厳選する分いい土地とのご縁は絶対に逃したくありません。
その日は、昼間に現地調査を行い、その後は徹夜で方眼紙と格闘してラフプランチェックを済ませました。
「立地が良いだけでなくて、建物を建てた上でも良い住環境を実現できる土地である」と、確信に至る事ができれば、可能な限り早く買付証明書を出すだけです。
そのようにして仕入れた土地です。
ですので当然、土地の良さには確信を持っています(笑)
いま一度、今まで見てこられた土地と比較して頂いてどうでしょうか?
私は、バランスよくいろいろな事を実現しているとてもいい土地だなぁと、我ながら思っています・・・(笑)
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
↑ 現地写真:A邸リビング
今週末より、いよいよ「砂田橋駅南の家」のお申込み受付を開始します!
■お申込み受付開始日 : 平成27年6月27日(土) 午前10時から
※お申込み受付開始日に、複数のお申込みを頂いた邸は抽選(即日)になります。
※お申込み受付開始日の受付終了時刻は午後5時です。
※ご都合で参加頂くことが難しいお客様は事前に対応致します。御相談下さい。
■お申込み場所 : 「砂田橋駅南の家」現地にて
■お申込み予定のお客様のお持物
1、 お申込み者様の運転免許証(ご夫婦共にお持ち下さい)
2、 お申込み者様の健康保険証(ご夫婦共にお持ち下さい)
3、 お申込み者様の直近の源泉徴収票(奥様に所得がある場合、ご夫婦共にお持ちください)
4、 お申込み預かり金5万円 ※ご契約される場合もされない場合も返金します。
5、 お申込み預かり金の返金の際の口座番号がわかるもの
6、 認印(ご夫婦共にお持ちください)
7、 住宅ローンの事前審査を終えているお客様は、融資の承認書類をお持ちください。
※資金計画または、買い替えの状況(進捗・スケジュール・物件の概要・販売価格設定・販売計画・資金計画)によっては、お申込みの受付ができないこともございます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
↑ 現地C邸のリビング・・・A邸・B邸とは雰囲気が大きく異なるC邸です。
先週は、会員様向けの事前内覧会(プレオープン)という事で、予約制にてご内覧を承りました。
最終的には、自分の予想以上のお客様にご来場頂き、とても嬉しく思っております。
ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。
さて、今週末からは、一般の方が自由に現地をご内覧頂ける一般内覧会でございます。
しかし、先週様先行会員内覧会で物件をご覧になられたお客様も、お気軽にお越しください。
「資金計画の相談がある」「ご両親にも物件を見てもらいたい」「よく見てなかったけど、気になる箇所を確認したい」
などなど、大歓迎でございます。
まだ物件をご覧になられていない会員様も、ぜひこの機会に物件をご覧下さい。
6月13日(土)・14日(日)一般内覧会
10時~17時まで。
現地にて、お待ちしております。
※予約不要
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
A邸のクリーニングが一昨日完了し、昨日、打合せ用の机や備品等を搬入してきました。
B邸とC邸はクリーニング中だったので撮影することができませんでしたが、A邸はリビングのみですが写真を撮りました。
本格的な竣工写真は、後ほどゆっくりと撮影する予定ですが、取り急ぎ数カットのみ。
見学会に先立って、お見せ致します。
↑ A邸リビングからダイニングを見る。
写真上部は天井を照らす間接照明。
写真右手の壁には、カラーモニターインターホン・床暖房スイッチ×2・給湯器リモコンがニッチ内に納められています。
↑ A邸リビングからダイニングを見る2。
写真左奥が、造作したカウンター収納です。
扉付きの収納ですので、書類・くすり箱・メイク道具・CD-RやDVD-Rなどのメディア・あまり見ないDVD・家族写真アルバムなどなど、細々したモノ達をすっきり収納できるなぁ・・・
というようなイメージで造りました。
造作収納があっても、ダイニングテーブルを置ける十分な横幅がこのダイニングにはあります。
逆に考えると、ダイニング内にデッドスペース的な空間が生まれそうだと思ったのが、この収納を造作しようと思ったきっかけです。
B邸にも同じようなカウンターが設置されています。
キッチンカウンタ内の収納は、左手の扉付収納とは対照的にオープン収納です。
塩コショウやソース、醤油などの調味料・お茶用の砂糖・お茶菓子・ティッシュボックスなどを置いて、ダイニングテーブルの延長のように機能するように、一番上の棚板は一般的なダイニングテーブルと高さを合わせて設計しています。
テーブルの上に置きっぱなしになっているモノを思い出してみて下さい。
そのようなモノを収納できるスペースがテーブルの近くにあると、テーブル上をキレイな状態に保ちやすいと思います。
また、棚の奥にコンセントを設置していますので、テーブル上で使用するホットプレートなどの調理家電を使用する時に、足元から電源ケーブルを這わす必要が無いので安心です。
棚板の奥行は、一般的な雑誌が納まるサイズに設計されています。
オープン棚なので、リビングに散らかりがちな本や雑誌類をすぐに片づけられます。
写真上方は、ダイニングテーブルの配置や大きさが変わっても、テーブルの中央にペンダントライトを設置できるようにした折り上げ天井です。
折り上げ天井内にライティングレールが設置されており、テーブルの位置に合わせて照明の位置を変える事ができます。
写真右手奥には、キッチン専用の収納が少し写っています・・・。
↑ダイニングを西側に向かって見る。
奥の造作カウンターは、小さい子供の手が届きづらい高さに設計してあります。
写真立て・フラワーベース・アロマディフューザーなど、割れ物の小物を設置しても安心できます。
このようなスペースがリビング内に少しでもあると、リビングとしての余裕やゆとりが生まれるので、できれば設けたいなぁといつも思います。
写真立てで隠してありますが、カウンターの上にはコンセントと電話線があります。
電話を置いたり、写真のようにテーブルスタンド型の照明器具を置く事もできるようにしてあります。
場合によっては、プリンターやデジタルフォトフレーム、写真に写っているような小型スピーカーなど、家電用品を置く事もあると思います。
家電なども、できれば子供の手が届きづらい場所に置きたいですよね。
カウンター上の写真立てなど、照らしたいものに光を向ける事ができるように、また、壁面に額を掛け照明を向けられるように、カウンター上の照明は、集光型のユニバーサルダウンライト(比較的狭い範囲を照らし、照らす方向を変えられるダウンライト)に計画を変えました。
砂田橋駅南の家は、すべての部屋に照明が付いてきますが、この写真のこのダイニングテーブル上のペンダントライトやカウンター上のスタンド照明は佐藤の私物なので、価格には含まれません・・・。
↑ ダイニングからリビングを見る。
天井を照らす間接照明は窓側にも設置されています。
リビングに取り付けられているダウンライトも集光型のユニバーサルダウンライトです。
家具やソファの位置に合わせて、ピンポイントで光の向きを調整する事ができます。
天井の間接照明だけでも十分な明るさがありますので、文字を読んだりしない限り、十分な光量だと思います。
間接照明の光は、一度天井に反射して角が取れた光なのでやわらかく、リラックスするリビングには最適です。
このように、照明(光)の計画は、暮らしを快適に豊かにしようと思った時、良く良く考えなければいけません。
しかし、ほとんどの分譲住宅では、丸いシーリングライトを天井にひとつ付けただけの計画が非常に多い訳で、それが自分は不満でした。
実際、会社勤めの時代は「自分で物件を造れるようになったら、絶対に照明プランをよく考えて計画したい」と思っていました。
・・・・というような「造り手としてどうゆう考えで設計したのか?なぜ、そうしたのか?」という事をお伝えしたいので、内覧会の第一週目を予約制とさせて頂いたのです。
10時からの第1部、13時からの第2部については、両日とも埋まってしまいました。
15時からの第3部については、両日ともまだ空きがございます。
スケジュールに空きがある皆様、、ぜひぜひご参加くださいませ・・。
6月6日(土)・7日(日)会員様先行内覧会(予約制)
●予約制 = じっくりと見学したい・質問がある・資金計画を知りたい・物件の説明をしっかりと聞きたいお客様向け。
6月27日のお申込み受付開始に向け、まずは会員様・事前お問い合わせのお客様先行の内覧会を行います。
予約制としましたのは、私がこの物件を造るにあたって考えた事をしっかりとご説明する時間を設けたいと思ったからです。
住宅は大きな買い物ですから、じっくりと説明を聞いて検討したいというお客様、先行見学会へのご参加をおススメします。
完成内覧会では、代表の佐藤が物件のご説明を致します。
●6日・7日とも3部制
第一部:午前10時~12時 ※予約済み 第二部:午後1時~3時 ※予約済み 第三部:午後3時~5時 ※両日とも空きあります。
ご都合が良いお時間をご指定下さい。できれば、複数のご希望を頂けると助かります。
※平日ご内覧ご希望のお客様からもご予約を頂いております。ぜひご相談下さい。
●ご予約方法
お電話(052-778-9863)もしくはメール(sato@mikiplanning.com)もしくはホームページ上お問い合わせフォームまで、ご希望の日時をご連絡下さい。
●当日閲覧して頂ける資料一覧
当日は、以下の資料を自由に閲覧頂けるように現地にご用意をしております。
〇第三者検査機関の施工検査写真一式 〇地盤調査報告書 〇建築確認申請書類一式 〇構造計算書類 〇外構計画図
●諸経費計算および月々のお支払などの資金計画をご希望のお客様
当日、ご希望のお客様に、諸経費の計算および資金計画のご提案を致します。ご希望の方は、源泉徴収票をお持ち頂けるとより正確なご提案をさせて頂けます。
●現地地図
砂田橋駅南の家は、間もなく完成内覧会。
今まで、「砂田橋駅南の家」についても、様々なテーマでブログを書いてきました。
そのおさらいも兼ねて、ブログ記事の閲覧数ランキングを調べましたので、発表いたします。
第1位・・・「完成内覧会のご案内」
実際に現地を見られる具体的な情報なだけあって、内覧会のご案内記事が最も閲覧されていました。
第2位・・・「照明計画についての解説記事」と「照明計画についての解説記事2」
照明計画は、光の計画。
光が体に及ぼす影響は大きく、快適な暮らしを考える時に、照明の計画をよく考える事は必要な事だと思います。
第3位・・・「A邸の外壁・内装コーディネート」
個人的には意外な結果。内外装のコーディネートは自分が思っている以上にみなさん気にされているのですね。
第4位・・・「断熱材の施工検査がなぜ重要なのか?」
検査や構造や施工など、この手の記事は個人的にあまり人気がないと思っていましたので、これは嬉しい結果です。
第5位・・・「A邸の間取りの解説記事 ~ なぜ、この間取りなのか?」と「A邸の間取りの解説記事 ~その2~」
間取りの解説記事はいつもしっかり読んで頂いていて、ありがたいです。
第6位・・・「C邸の間取りの解説記事 ~ なぜ、この間取りなのか?」と「C邸の間取りの解説記事 ~その2~」
C邸の間取りは「独立型キッチン」。根強い人気があるプランで、複数棟の現場では必ずひとつは計画する間取りです。
第7位・・・「B邸の間取りの解説記事 ~ なぜ、この間取りなのか?」と「B邸の間取りの解説記事 ~その2~」
間取りの解説記事はいつもしっかりと長くなってしまいます。読んで頂いて本当にありがたい思いです。。
第8位・・・「B邸の外装・内装コーディネート」
A邸につづいて、B邸の内外装コーディネートの記事です。
第9位・・・「C邸の外装・内装コーディネート」
今となっては現地を見るのが一番です(笑)
第10位・・・「池下駅北の家」竣工写真とキッチン周辺のこだわり
キッチンに対して私がどう考えてプランしているかを解説した記事です。
これは、「砂田橋駅南の家」の記事ではありませんが、「池下駅北の家」は注文住宅形式でしたので、実際に記事をアップしたのは「砂田橋駅南の家」の時期。
そして、「砂田橋駅南の家」記事内にリンクを張ってご案内したので、実際見て頂いているのは「砂田橋駅南の家」のをご覧になっているお客様です。
以上、「砂田橋駅南の家」人気記事ランキングでした~!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展