↑ 瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」玄関
甲山町の間取りですごく気に入ってるのが玄関です。
玄関ドアを開けて正面に大きな窓とお庭。
こんな間取りは滅多に造れません。
それも土地が持つ魅力だと思います。
このお庭をより魅力的なものとする為に、ウッドデッキとウッドフェンスを施工する予定です。
ウッドデッキを施工する事で、フローリングとほぼ同じ高さの出入りしやすいお庭となり、より身近で気軽な外部空間になります。
また、十分な高さの目隠しウッドフェンスを施工する事で、お庭はよりプライベートで過ごしやすい空間となります。
この玄関の本当の完成形はウッドデッキとウッドフェンスが出来上がった状態です。
その完成形をよりイメージしやすいように、我が家の写真をアップします。
甲山町の間取りと我が家の間取りは似ている箇所(特に1階部分)が多いです。
我が家の土地を見つけた時も、手書きのラフプラン上ではありますが、この玄関に心が弾みました。
甲山町の土地を見つけた時には、我が家のプランと同じ骨格で魅力的なプランが入りそうだという直感がありました。
そんな経緯で買った土地です。
写真のとおり、我が家も同じく玄関を開けて(正面ではありませんが)採光窓とお庭が目に入る間取りになっています。
甲山町のお庭の形は台形です。
我が家のお庭の形は三角形です。
この三角形のお庭でも、写真のようにちょっとしたアウトドア気分で子供とBBQをする事はできてしまいます。
その点、甲山町のお庭のほうが使い勝手が良いと思います。
我が家の場合、お洗濯物干し場を兼用していますが、甲山町はお洗濯物干し専用のサービスヤードがあるので来客を気にする必要もありません。
また、甲山町のほうがこの写真よりもフェンスを高めに設定しています。
登山やキャンプなどのアウトドアな趣味がある自分としては、テントや寝袋を広げたり吊るしたりして乾燥させるスペースとして、このお庭はとても重宝します。
もちろん我が家も玄関まわりの収納は充実させてますから、乾いた登山装備はデッキで畳んで、そのまま近くの収納へ・・。
それがとても便利で満足しています。
↑ 9月にお引き渡しをした「平和公園北の家」
ウッドデッキの材料について。
材料は写真と同じものを使用する予定です。
デッキ材は南米産のハードウッド。
現地では、枕木や橋、電柱などに使われる非常に耐久性が高い木材です。
デッキ材としてはかなりよい材料を使用します。
フェンス材にはソフトウッドを使用しています。
ハードウッドに比べると耐久性は低い材料ですが、ソフトウッドを採用している理由はあるハードウッドの欠点です。
それは、時間の経過と共に色が落ち、ブロックが汚れてしまう事。また、材料が重たいので、フェンスで使うと支柱に負担がかかってしまう事。
デッキ材に比べフェンス材は交換が簡単という事もあり、フェンスにはソフトウッドを採用しています。
ソフトウッドですが、屋外用のステインを塗装している商品なのでそれなりの耐久性はあります。
デッキは無塗装なので色を選ぶ事はできませんが、フェンスは塗装品なので、色が複数あります。
瑞穂区内方町の物件も、瑞穂区甲山町の物件も、ご成約のタイミングによってはお客様と相談をして色を決めてもいいかなと思っています。住んで頂ける方が決まった時には相談させて頂きますね!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
ミキプランニングでは、年間にご提供できる棟数はそんなに多くありません。
多くても5棟前後です。
しかし、その棟数には大きな意味があります。
■まず、自分自身が本当に良いと思える物件だけを厳選して仕入れられる棟数・・・という意味です。
良い土地・希少な土地は当たり前のように数が少ないです。
不動産業に16年間関わってきたプロとして・・・
・長い目で見ても資産価値の下落リスクが少ない立地条件の土地。
・良好な住環境が実現できる間取りのお家が建てられる土地(間口・形・向き)。
・住環境が変化してしまうリスクが少ない土地。
・無駄が少なく、隅々まで活用できる面積の土地。
・・・を厳選してお届けしています。
規模が大きく、何十棟・何百棟分の土地を仕入れないといけない体制の会社では、どうしても土地の仕入れに妥協が生じます。
良い土地だけを選んで仕入れていたのでは、何百棟分の土地を確保する事は難しいからです。
一方、年間5棟くらいの数であれば、仕入れをかなり厳選する事ができます。
事実、年に何百という数の物件情報に接しますが、本当に良いと思える物件の数はせいぜいそれくらいなのです。
■次に、1邸1邸の計画に細部までしっかりと時間を掛けられる棟数・・・という意味。
年間5棟くらいの数であれば、1邸1邸にしっかり時間を掛けて計画を練る事ができます。
規模が大きく、年に何十棟・何百棟も着工しないといけない体制の会社では、どうしても流れ作業的にプランを決める事となり、細部まで計画を練る事が難しくなります。
■土地の選定と仕入れ・プランの企画・お客様へのご説明・販売させて頂くまでを自分ですべて一貫できる棟数・・・という意味。
良い土地とは何か?良い間取りとは何か?良い品質の家とは何か?
自分なりにそれぞれの理想を持っています。
これは個人的な性格によるものかもしれませんが、それらの理想を結び付けひとつの形にするという作業には、分業という方法では難しいと思っています。
また、どんな動機や考えに基づき、どのようにして造られた物件なのか、それを実際に住んで頂くお客さまに理解して頂く事がとても大切だと私は思っています。
関連記事:私が物件づくりで大切にしている事&解説記事を書く理由。
その為には、やはり造った本人である私自身が直接住んで下さるお客さまに物件のご説明をする・・・個人的にはこの事がかなり重要だと思っています。
そして、その体制が実現できる棟数が、年間5棟くらいの棟数・・なのです。
取り扱う物件数は少ないですが、そのかわり取り扱う物件は自分自身が本当に良いと思える厳選した土地ばかりです。
また、ひとつひとつ細部まで自分の手で時間を掛けて計画した住宅です。
その事をお伝えしたくて作成したチラシです。
ここでは、広告ではお伝えしきれないトップ写真の11の工夫について、より掘り下げてお知らせします。
1、リビングの南面に採光窓が2つある、ワイドスパンリビング
南に向けて末広がりになっている土地の形によって実現できたワイドスパンの明るいリビングが「瑞穂公園西の家2」の大きな特徴です。
ご覧の通り、リビング(左側の窓)だけでなく、ダイニングも窓際にあり、リビングダイニングが全体がとても明るいお家です。
2、テーブルの配置や大きさに合わせて適切な位置にペンダントライトが設置できるダイニング
ダイニングテーブルにはペンダントライトがやっぱりオススメです。
空間を均一に照らすシーリングライトとは違い、テーブルの上を照らすという明確な目的を持って設置されるペンダントライト。テーブルの上に並んだ食事を引き立ててくれるでしょう。
しかし、ペンダントライトはテーブルのサイズや配置によって、最適な位置が変わります。
また、写真にあるような1灯のタイプもあれば、2灯・3灯というタイプもあり、採用する照明によっても設置位置が変わるのです。
ミキプランニングの家では、テーブルの大きさや配置・照明の種類や数によって最適な位置に照明を取り付けられるように計画されています。
また、天井にくぼみを設けてその奥にレールを設置している為、見た目的にもスッキリ納まるように工夫しました。
3、壁面の間接照明
壁面には間接照明を設置しています。
ダイニングルームにはこの照明を含め、3つの照明があります。
天井のダウンライトとは雰囲気も大きく異なるので、必要な明るさ・お好みの明るさに合わせて組み合わせてお使い下さい。
4、ダイニングルーム全体の明るさを確保するダウンライト
テーブルの上を照らすペンダントライトだけではダイニングルーム全体の空間を照らせません。
空間の明るさを確保するための4つのダウンライトをテーブルまわりに配置しています。
器具はできるだけ小径のものを選び、写真ではわかりづらいですが、天井に馴染む存在感の少ないデザインのものを採用しました。
光源も奥に配置され、余計で不快なまぶしさを感じさせない設計のダウンライトです。
5、ダイニングテーブルの延長として使えるカウンター
ダイニングテーブルのすぐそばに、テーブルとほぼ同じ高さになるようにカウンターを設けています。
ティッシュボックスや子供のおしりふき・ウェットティッシュ、卓上で使いたい調味料などを、テーブル上に置きっぱなしにせず、しかし、使いたい時に手が届く場所に置いて置けるように計画しました。
年末年始やクリスマス、子供の誕生日、ご両親や友人が訪ねてきた日など、特別な日にはテーブルが豪華になる事もあるかもしれません。
そのような時は、テーブルの延長として補助テーブルのように料理や食器などを置いて使えるように、、そんな意図もあります。
奥行きがあるカウンターなので、コーヒーメーカーやトースターなどの調理家電をこのスペースに配置する事も可能です。
6、卓上で調理家電を利用する時の為のコンセント
写真では見えませんが、この位置にコンセントを設置しています。
卓上でIHプレートなどの調理家電を使用する際に、足下に電源コードが這わないようにしています。
7、天然木張りの折り上げ天井
天井には質感の高い天然木(オーク)を張っています。
汚れやキズに対してデリケートな天然素材ですが、それらを気にする事なく天然木の高い質感を楽しめるように天井に採用しました。
8、窓際にはカーテンレールが隠れるカーテンボックス
カーテンを開けている時、レールが丸見えになってしまわないようにカーテンボックスを造作しています。
上下に開閉するシェードタイプのカーテンを採用した場合も、たたみ代を隠す事ができ、窓まわりがスッキリします。
カーテンを畳むスペースを窓の外に設けるため、カーテンボックスは少し広めに計画しています。
9、電動シャッター付きの彩光窓
南面の2枚の窓は電動シャッターが採用されています。
カーテンと窓を閉め切った状態のまま、スイッチひとつで開閉でき、手動のようなガラガラ音もしない快適なシャッターです。
10、キズに強いフローリング
小さなお子様やペットがいるご家庭では、使用している建材のキズに対する耐性はとても大事な要素だと思います。
ミキプランニングの家では、キズや色あせ・ひび割れなどに強いフローリングを採用しています。
自宅・事務所でも同じフローリングを採用して6年経過しておりますが、想像以上にキレイです!
ただし、角が立ったものを落とした時にはキズ(凹み)がつきますので、その点はご注意下さい。
面倒なワックス掛けをしなくても(むしろ、ワックスは禁止)拭き掃除だけでキレイな状態が維持できるのもポイントです。
11、キズに強いクロス
クロスは床よりもキズが付きやすいのですが、簡単に張り替えられる事が救いでもあります。
しかし、ミキプランニングではクロスにもキズに強い商品を採用しておりますので、キレイな状態を長く維持できると思います。
ここで挙げた11の項目は、紙面の写真に写っている範囲内だけのものです。
その他にも多くのこだわりや工夫がありますので、それは現地をご内覧して頂いてご確認して頂ければと思っています。
ホームページ上には、その他にもより詳しい解説記事もアップしています。
こちらもあわせてご覧いただければ嬉しく思います。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
大きな窓が2つある明るい主寝室
ものすご〜く明るい寝室です。
明るい寝室になるだろうとは思っていましたが、これほどまでとは・・。
午前9時40分に撮影した写真ですが、この陽の入り方です。
ただし、、今までアスファルト敷の月極駐車場だった隣地が現在、なにやら工事を行っている最中なのです。
ひょっとすると、何か建物が立つかもしれません。
この点については、自分が調べられる範囲で調べてみますので、わかった事がありましたら内覧会にてお伝え致します。
ただ、隣地に建物が建つ事によって致命的なダメージを負うような土地でしたら、最初からこの土地は買っていません。
隣地は東側で、リビングの採光窓は南側ですから、肝心のリビングにはまず大きな影響は出ないと思います。
写真右側の窓は南寄りの東向き・左側の窓は東寄りの北向きの窓です。
寝室の明るさは確かに変わると思いますが、この大きさの窓が2枚あり、それぞれが隣地からある程度の距離を保っていますから、それでも十分に明るい寝室だと思いますよ!
この窓は両方とも電動シャッター付きです。
ドレープは使わず、レースカーテンのみ閉めた状態 → リモコンを枕元に置いて寝る → 目が覚めたらリモコンでシャッターを全開にする → 一気に寝室が明るくなり、目に入るのはお庭の風景 → すばらしい目覚め。
こんなイメージです。自分は電動シャターを使って毎朝こんなことやってます。
個人的にはウッドデッキのお庭に植栽を配置したいですね!
そんな使い方をしているので、我が家では夜間の目隠しと遮光は電動シャッターにおまかせし、ドレープカーテンは取り付けるのをやめました。
さて、ベッドはこの写真でいうと右側の壁面に頭をつけるようなレイアウトになります。
ベッドを配置しても、足下側には割とスペースに余裕ができます。
ちょうど写真でテーブルを置いてあるあたりにちょっとしたテーブルとイス・メイク台くらいなら配置できるスペースが残ると思いますよ!
寝室がお庭に繋がっているのが自分的にはすごく大きなポイントですので、まだ外構が出来上がっていない現在の様子は真の完成状態ではありません。
左側の窓からは玄関ともつながっているウッドデッキのお庭にアクセスできます。
右側の窓からは、お洗濯物が干せるサービスバルコニーへとアクセスできます。
赤色の点線までウッドフェンスが施工されます。
自分は身長179cmですが、窓際に立ってもフェンスの上端は目線より上に位置しています。
ベッド枕元側の写真です。
ベッドをレイアウトする壁面の長さは寝室にとってとても重要です。
「瑞穂公園西の家2」の長さは約3.5m。
キングサイズのベッドの横幅は約1.8mですから、余裕でレイアウト可能です。
それよりも、シングルベッドを2つレイアウトするツインベッド仕様が最も横幅を必要とします。
余裕がある寸法とは言えませんが、ツインベッドもしっかりレイアウトできる寸法です。
小さなお子様がいるご家庭は、シングルベッドとワイドもしくはワイドダブルを組み合わせてレイアウトするのも良いと思います。
お子様が子供部屋に引っ越す時に、シングルサイズのマットレスも一緒に持っていく感じです。
次は照明計画のお話です。
ひとつの照明でお部屋全体を隅々まで明るくしてしまうシーリングライトは万能ですが、寝るためのお部屋であるベッドルームでは最適な照明器具とは言えません。
この寝室では ベッドで寝ていても眩しさを感じないよう、また、就寝前に明るい光を浴びすぎないよう、天井に寄せて上向きの照明器具を取り付けています。
それと、ベッドの足下には光源が見えづらいソフトグレアレスダウンライトを採用しています。
間接照明とダウンライトでは、間接照明のほうが全体の明るさは強いと思います。
どちらを使うのか、または両方使うのかは、その時の用途と心地よい明るさを感じて決めていただければ良いと思います。
ベッドの枕元にはヘッドボードを造作しています。
ベッドの高さにもよりますが、枕元の手の届く範囲に身の回り品を置けるようにする為です。
我が家では、ティッシュボックス・スマートホン・眼鏡・子供の絵本・時計・エアコンのリモコン・シャッターのリモコン・・
このような物を置いて使っています。
中央付近であれば右側で寝てる人からも左側で寝てる人からも手が届きます。ティッシュや各種リモコン類は中央付近に置くのが便利そうです。
端っこはそれぞれの身の回り品を置いて使っています。
また、端っこのほうはベッドの上に立った子供でも手が届きませんから、眼鏡やスマホは端っこに置いて使っています。
・・・番外
今回の現場から、撮影用にモビールを導入しました。
いろんな場所に登場していますが、天井にマグネットフックを取り付けぶら下げています。
天井のプラスターボードはビスで固定されているので、ビスがある場所にはマグネットがひっつくのです。
強力なマグネットフックであれば、これくらいのモビールならぶら下げても落ちません。
これならわざわざ天井に穴を開ける事もありませんし、取り外したり移動させる事も簡単にできます。
時期限定で出現させるクリスマスモビールなどにはうってつけの仕組みではないでしょうか。
その事を誰かに話したくてしょうがなかったのでアップしました。。
子供も喜びますし、ぼーっと過ごす時間にはゆらゆら動くモビールは良いものですよ。
アマゾンで「マグネット フック 強力」と入力すれば出てきます。
モビールはとっても好きなWebショップ、スコープさんがたくさんのお品を揃えております。
皆さんもぜひ!
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ダイニングルーム
それこそ、価値観の違いですし、ダイニングテーブルの上がシーリングライトでも普通に生活することはできる訳ですから、好んでシーリングライトを選択している人からすれば完全に余計なお世話ですが・・
分譲住宅でよく目にする「テーブル配置とは無関係な位置に設置されたシーリングライト」はさすがに前記事で触れたポール・ヘニングセンが言うところのひどい照明計画なのでは・・と思います。
個人的には、ダイニングテーブルにはやはりペンダントライトを計画したいです。
確かに、シーリングライトはひとつのスイッチで全体を明るくできるなんでもアリの便利な照明ではありますが、食事の時間には食事に適した照明を計画したいところです。
食事に適した照明とはやはり、主役である食事を引き立てる照明でしょう。
全体を均一に明るくするのではなく、ペンダントライトであかりの重心を低くし、テーブルの上の食事を引き立てるように照らします。
空間の明るさを確保する役割は天井の4つのダウンライトと壁面の間接照明が担います。
天井のダウンライトは径が小さく、器具の存在感が少なく、また、グレア(不快感があるまぶしさ)が少ないものを選んでいます。
写真に写っているペンダントライトはそれこそ、ポール・ヘニングセンがデザインしたPH5ですが、PH5のすごいところは食卓の上の食事をしっかり照らしつつ、同時にテーブルを囲う人たちの顔をまぶしさを感じさせないように柔らかく照らすように設計されている事です。その為に、吊り下げる高さまで指定されています。さすが巨匠です。。
ちなみに、上部にあるスリットの中には、照明用のレールが計画されています。
照明器具の根本とレールを隠し、すっきり見せる事と同時に、テーブルの配置やサイズ・照明の数が変わっても簡単に照明器具の位置を調整できるようになっています。
実際に、テーブルの配置を奥のカウンターにくっつけるのか、それとも離してテーブルまわりを回遊できるようにするのかは悩みどころですね!
テーブルの脇には2段のカウンターを計画しています。
このカウンターは一般的なダイニングテーブルと同じくらいの高さに設計されていますので、テーブルの延長として使う事ができます。
テーブルの近くに置きたいティッシュボックスやウェットティッシュ、調味料や朝食で使うハチミツやジャムなどをこのカウンターの上に配置する事で、欲しいものを手の届く範囲に置いた上でテーブルを広くスッキリと使う事ができます。
また、横幅があり広いカウンターなので、花やピクチャーフレームを飾る事もできます。
カウンターの上にはコンセントがあり、コーヒーメーカー・トースターなどの調理家電を置いておけば、キッチンのほうまで来なくても家族それぞれが勝手にパンを焼いたりコーヒーを入れたりする事ができるようになります。
食事中に保温状態の炊飯器をセットしておけば、おかわりのご飯をその場でよそう事ができます。
テーブルの上でホットプレートやIH調理器を使う時は、カウンター上のコンセントを使えば楽ですし、足下をコードが這わないので安心です。
それと、クリスマスや誕生日・お正月などの特別な日、友人や親戚などが集まる日は食卓が豪華になるもの。お鍋やすきやきの材料をあらかじめ並べておいたり・・そうゆう時に配膳台としても使えるカウンターです。
カウンターの内部は写真にあるようなボックスを利用した収納がいちばん効率的でしょうか。寸法的には本棚として使用する事もできます。
最下段にはコンセントもあり、ルンバの基地としても利用できます。
少し引いて撮影した写真。
南面に窓が2枚並び、ダイニングにもしっかりと陽が入る明るいリビング・ダイニングです。
別アングルです。
窓際の天井にはカーテンボックスが造作されています。
カーテンを開けている時、カーテンレールが丸見えにならないので窓まわりがとてもすっきりします。
また、小さな子供がいるご家庭では、上下移動するシェードやウッドブラインドなどを検討する方も多いですが、天井際に溜まるたたみ代部分をある程度隠してくれるのも嬉しいです。
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書斎・リビング学習スペース
「瑞穂公園西の家2」の間取りを計画している際、対面型キッチンプランというのもありました。
対面型を選択した場合、この書斎・リビング学習スペースを確保する事はできませんでした。
元々、個人的には独立型キッチンが大好きなので、より多くの要素を実現できる独立型キッチンのプランを採用しました。
その際、キッチンに必要な寸法を過不足ないように計画し、キッチンの裏側でもある書斎スペースも広くなるようにしました。
椅子の後ろ側は通路ですが、もちろん、狭くて通りづらいという感じがないように・・。
使わなくなった後は収納にリニューアルする事も可能ですよ!
さて、このスペースの魅力・こだわりを写真と共に説明します。
まず、2人並んで使える余裕のある横幅寸法という事。
お子様2人が並んで勉強することはもちろんですが、片方のスペースを家族共用のPCスペースとし、もう片方のスペースを勉強スペースにする。
また、座席は1つとし、デスクの下にワゴン等を配置して収納(子供のおもちゃなど)を増やすなど、余裕のある横幅である事で使い方の幅も広がります。
造り付けなのでデスクに足がありません。足下がすっきりする事はもちろん、端から端まで余す事なくデスクとして活用できる他、デスクのまわりに隙間ができないので消しゴムが落っこちたりする事もなく、また、見た目的にもキレイに納まっています。
照明器具は棚下に取り付けています。薄型の照明なので、存在感がなくスッキリ馴染んでいます。
最大の魅力はその機能性。デスクの上に照明を置く必要がない為、デスクをより広く使える他、デスクのどの場所で作業しても手元に不快な影が落ちません。
デスク上にもコンセントが設置してありますが、足下にも据え置き型PCや足下のヒーターを想定してコンセントが設置してあります。
※据え置き型のPCを設置の際はデスクに配線用の穴を開ける必要があります。必要であれば穴あけしますので言ってください。
本棚はデスク上方に2段。
これだけの量があれば、お子様の勉強用だけでなく、家族共用の本棚として、また、CDやDVD等の収納棚として利用できます。
写真のように、バッグやボックスを活用して収納スペースとするのも便利です。
次はダイニングルームの写真をご紹介します。
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