照明計画の解説記事の続きです。
寝室の照明計画について。
寝室の照明計画は、ライティングレール+スポットライトをメインとしております。
なぜなら、器具の数や向きを自由に調整できるライティングレールの特徴が、寝室事情に都合が良いからなのです。
↑ 写真は、当社施工事例ですが、4灯あるスポットライトのうち、2灯はクローゼットの方向を向いています。
クローゼットを開けた時、クローゼットの内部が照らされるように向きを調整して使って頂く事も、ライティングレールなら簡単に出来てしまいます。
もうひとつ、ベットに横になった時にスポットライトの光源が直接目に入らないようスポットライトの向きを調整する事ができるのです。
そのような理由から、寝室ではライティングレールをメイン照明として採用しています。
取り付けるスポットライトは、寝室ですから電球色のLEDスポットライトを4灯採用しました。
↑ サブ照明として、壁面取り付けタイプの間接照明を1灯採用しています。
※「砂田橋駅南の家」では、写真と同じタイプのLEDバージョンを各邸に採用しています。
就寝前はスポットライトの直線的な光よりも、壁面をクッションにした間接光がより心地よいと思います。
カバーの角度を調整する事で、光の向きを天井方向と床方向に自由に振り分けることができる商品です。
寝室も、利用シーンに応じて照明を切り替える事ができるように計画しています。
子供部屋の照明
寝室やリビングは「くつろぎ」という目的な訳で、そこがハッキリとしているので照明計画もそのように組み立てます。
しかし、子供部屋については「脳を活発にして勉強をする時もあれば、リラックスして休む時もある。」訳で、その点配慮が必要です。
↑ 子供部屋には、照明の色温度を自由に調整できる照明器具を選択しています。
勉強する時は昼白色の照明とし、休む時は電球色の照明に切り替える。
そんな調整がリモコンで簡単に出来ます。
LEDならではの便利機能です。
階段フットライトのちょっとしたこだわり。
↑ バッテリー内臓タイプの保安等を階段フットライトとして採用しています。
地震によって停電になっても、内臓バッテリーで点灯。
しかも、取り外して懐中電灯になるというアイデア商品です。
自分はこの商品を気に入っていて、自宅でも自社物件でも毎回採用しています。
覚醒を抑えるトイレ内フットライト
↑ 各トイレ内にフットライトを設置しています。
昼間は適切な明るさの60W相当のLED照明でも、暗さに慣れた夜の目には明るすぎて目が覚めてしまいます。
夜中のトイレでも目が覚めてしまわないよう、各トイレにはフットライトを設置しています。
ただし、寝起きで立ったまま「安全に」用を足す事ができるほどの明るさはありませんので、最近流行りの「座りション」でお願いします!!
以上、照明計画とその解説記事でした!!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展