2019年05月20日
平和公園北の家
「平和公園北の家」完成写真 ~ 玄関 ~

 

関のタイル貼りが終わったので、写真を撮りに行ってきました。

↑ 「平和公園北の家」現地にて撮影:タイルの施工が終わったばかりでまだ床が少し濡れています・・。

 

細かいお話ですが、タイルは最近30センチ角のものをあまり使用せず、30センチ×60センチのものを馬目地(タイルを半分ずつずらす貼り方)で仕上げています。

 

インテリアや建材の色や素材選びにおいて強すぎる主張はあまり好きではありませんが、大きめのタイルを馬目地にする事で空間にさりげなく(そして程よく)上品さや華やかさのようなものを付加できるのではないかと思っています。

 

平和公園北の家では、少し良いタイルを入れています。スレートのような質感がある立体的な仕上がりのイタリア製タイルで、粗目加工で滑りにくい仕様のものをセレクトしています。我が家も同じタイルを玄関ポーチに採用しました。

 

天井は木張りです。天然木で質感が高く、玄関をワンランク上の空間にしてくれます。

 

↑ 「平和公園北の家」現地にて撮影:土間納戸の内部です。

 

玄関に設けた大容量の土間収納。

 

最下段の土間部分には、外で使う汚れるものや濡れるものを優先して収納すると良いと思います。

 

我が家では、傘・ベビーカーや洗車用品、高圧洗浄機、キャンプ用のチェアやテーブルを収納しています。子供が三輪車で遊ぶようになったら、それも土間に置く事になると思います。

 

あとは、梱包を解いた後の段ボール類を収納しています。

 

玄関は広めです。荷物の整理や段ボールの解体作業など、玄関でできてしまう広さがあります。

 

お急ぎの時、ベビーカーを畳まずに放置しても大丈夫なくらいの広さはあります。

 

写真で写っているような小型のスツールを日常置きしても全然狭く感じません。

 

小型スツールは玄関にあると、靴を履くときの腰掛として、また、一時的な荷物置き場として、さらに、踏み台としても使えるので便利ですよ!

 

ただし、踏み台として使うのであれば3本脚よりも4本脚のものをオススメします・・。

 

↑ 「平和公園北の家」現地にて撮影:玄関から、ポーチ、納戸と土間で一直線につながっています。

 

我が家では、棚板の中段には使用頻度が高いアウトドア用品や工具類を収納しています。

 

靴を脱いだり履いたりする事無く、車への荷物の積み下ろしができるのはとても便利ですよ!

 

↑ 「平和公園北の家」現地にて撮影:玄関に設けたカウンター。

 

玄関まわりにゆとりを持たせる事ができそうな時、まず最初に充実させたいのが収納です。

 

その次に考えるのは、玄関としての華やかさのようなもの。

 

家の顔として、玄関には機能性だけでないゆとりのようなものが欲しいと思います。

 

まず、約20センチの奥行きのカウンターを玄関に造作しました。

 

お花を飾ったり、キーやシャチハタ印を置くトレイを置いたり、芳香剤(オシャレに言うとディフューザー)、フォトフレームなどを置いておけます。

 

個人的には特に、、花が飾れるスペースがある玄関というのはとても魅力を感じます。

 

次に、カウンターの上の大きな壁面。

 

大きな額を飾れば、すごく素敵な玄関になると思いますよ!

 

飾る絵にピンとくるものがないのであれば、オススメはタイル貼りです。

 

我が家で使用した大理石モザイクとガラスモザイクが余っていますので、それでよければお値打ちにできますのでお声がけ下さい!

 

この壁面一面をタイル貼りにしたら、それも素敵な玄関になりそうですね!!

 

次に、床の高さにある窓です。

 

「平和公園北の家」は、低層住居専用地域なので、壁面後退があります。

 

建物のまわりは1mほど空いているので、そのスペースに鉢+植物を置く事ができます。

 

この窓の第一の目的は玄関を明るくする為ではありますが、この窓の向こう側にグリーンが見えたら玄関がさらに素敵になりそうです!

 

さらに、天井に付いているダウンライトは、向けたい方向に自由に向きを調整できる仕様になっています。

 

カウンターの上や壁面などを照らせば、より印象的な空間になると思います。

 

玄関ドアはカバンから鍵を取り出す必要はなく、持っていればボタンを押すだけで上下の鍵を開錠・施錠できる仕様です。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

 

2019年05月14日
平和公園北の家
「平和公園北の家」完成内覧会スケジュールのご案内

 

地ではクリーニングが終わり、月末の完成に向けて外構工事が進んでいます。

 

「平和公園北の家」完成内覧会のスケジュールを公開致します。

 

■6月8日(土)・9日(日) プレオープン内覧会(ご予約制)

 

●予約制 = じっくりと見学したい・質問がある・資金計画を知りたい・物件の説明をしっかりと聞きたいお客様向け。

 

この物件は、土地との出会いから始まり、間取りの計画・仕様の選定・造作や収納計画・照明計画などの細部に至るまで、すべて私自身が想いを込めて造った物件です。

 

特に、細部のこだわりについては、ご説明なしでご見学頂いても気付いて頂けない事ばかりだと思います。

 

予約制としましたのは、私がこの物件を造るにあたって考えた事をしっかりとご説明する時間を設けたいと思ったからです。

 

じっくりと説明を聞いて検討したいというお客様、先行見学会へのご参加をおススメします。

 

先行内覧会では、代表の佐藤が物件のご説明を致します。

 

●ご予約方法

 

メール(sato@mikiplanning.com)もしくはホームページ上お問い合わせフォームまで、ご希望の日とお時間(開催時刻=10:00~17:00)をご連絡下さい。

 

※土日のご都合が悪いお客様、ご相談下さい。

 

●当日閲覧して頂ける資料一覧

 

内覧会では、以下の資料を自由に閲覧頂けるように現地にご用意をしております。

 

〇第三者検査機関の施工検査写真一式 〇地盤調査報告書 〇建築確認申請書類一式

 

●諸経費計算および月々のお支払などの資金計画をご希望のお客様

 

当日、ご希望のお客様に、諸経費の計算および資金計画のご提案を致します。ご希望の方は、源泉徴収票をお持ち頂けるとより正確なご提案をさせて頂けます。

 

■6月15日(土)・16日(日) 完成内覧会

 

開催時刻=10:00~17:00

 

ご予約不要の完成内覧会です。ご自由にお越し下さい。

 

■6月22日(土)・23日(日) 完成内覧会

 

開催時刻=10:00~17:00

 

ご予約不要の完成内覧会です。ご自由にお越し下さい。

 

■6月23日(日)より、お申込み受付開始。

 

資金計画(ご返済プラン・持ち家で住み替えのお客様はそのご計画)によってはお申込みを受け付ける事ができない場合もございますので、あらかじめご相談頂く事をおススメ致します。

 

■現地地図

※カーナビでは、「名古屋市千種区富士見台5丁目11-21」とご入力下さい。

※現地にお車をおとめ頂けます。お車でお越しのお客様も直接現地までお越しください。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

2019年05月13日
平和公園北の家
「平和公園北の家」間取りの解説記事 ~ 寝室 ~

 

取りの解説記事、本日は主寝室について、完成写真も交えてご説明します。

 

 

まずは、間取り図より。

 

ベッドルームを計画する時に意識するのは、「ベッドを置く壁面の長さ」です。

 

この壁面が長いと、色々なベッドレイアウトが可能になります。

 

言い方を変えれば、この壁面長の長さは、住まい手の生活の変化を受け止められる寝室としての懐の深さだと思っています。

 

 

ダブルベッドをひとつレイアウト

この壁面長だと、ダブルベッドひとつであれば相当ゆとりを持った配置が可能です。

 

ベッドスペース+書斎

ベッドスペース+TVボード(ナイトリビング的な使い方)

ベッドスペース+お化粧スペース

・・・などなど

 

この絵のようにデスク・家具を配置し、ベッドスペースの他にもうひとつ機能を持たせる事が可能です。

 

レイアウトは変わりますが、キングサイズくらいのベッド1つなら、ベッドスペースとデスクを一緒に配置できそうです。

 

 

シングルベッドをふたつレイアウト


シングルベッドを横にふたつ並べたレイアウトです。

 

ベッドサイズで言うと、キングサイズよりも大きいワイドキングサイズです。

 

大人ふたりとお子様ひとりが横にならんで寝られる大きさです。

 

それでも、ベッドの両サイドにはそれぞれ約75センチのスペースが残ります。

 

ベッドサイドの寸法は、ベッドメイキングができ、人が通ってベッドにもぐりこめる寸法が必要で、最小45センチあればOkです。

 

そう考えると、この大きさでもまだまだ余裕がある大きさです。

 

 

ダブルベッド+シングルベッドのレイアウト

このレイアウトで、ベッドの横幅は約2.4m。

 

両サイドに残るスペースは約55センチ。

 

ベッドサイドのスペースを考えると、横幅的にはこれがマックスです。

(もうひとつ上のサイズ(横幅2.6m)も可能と言えば可能ですが、窮屈さを感じます。)

 

大人ふたりとお子様2人の計4人が横に並んで寝られる寸法です。

 

この組み合わせなら、お子様が大きくなったらシングルベッドを子供部屋に移動する事もできますね!

 

 

シングルベッド×2のツインベッド仕様

ツインベッドのレイアウトは、両サイドのスペースの他に、中央にもスペースが必要なので、横幅を必要とします。

 

個人的には、、「主寝室は、ツインベッドをレイアウトできて一人前」だと思っています。

 

 

ッドボードのある寝室 寝室に適した照明計画。

↑ 平和公園北の家 現地:さまざまなベッドレイアウトを可能にするゆとりあるベッド背面の壁面長さ。

↑ 平和公園北の家 現地

 

平和公園北の家の寝室では、ベッドの枕元に窓枠兼用のヘッドボードを造りつけています。

 

以前より、造り付けでできる事の可能性を考えていて、リビングのファミリーライブラリーもそのうちのひとつですが、ヘッドボードは本物件ではじめて採用しました。

 

携帯電話・ティッシュボックス・眼鏡・腕時計・寝る前に読みたい本・目覚まし時計・ハンドクリーム・・・等々、、ベッドのまわりに置いておきたいものはたくさんあります。

 

音楽プレイヤー・お花や観葉植物・ピクチャーフレーム・アロマキャンドルやルームフレグランス・・・このようなものがあれば、寝室はもっと快適で過ごしやすい癒しの空間になるでしょう。

 

寝室のレイアウトを考える時、ベッドサイドにナイトテーブルを置く寸法はあらかじめ想定しています。

 

ですが、ナイトテーブルの上にはたいていの場合、照明器具を置く事になると思います。

 

そうすると、物が置けるスペースは意外と少ないのです。

 

携帯電話や目覚まし時計(写真では目覚まし時計をヘッドボードの上に置いてますが、ナイトテーブルに置いたほうが実際は使いやすです)、眼鏡など、最低限必要なものだけでテーブルは埋まってしまいます。

 

寝室の機能としてはそれで成立するのですが、さらに快適で過ごしやすい癒しの空間にする為にあったらいいなと思い計画したヘッドボードです。

 

↑ ボックスティッシュがちょうど置ける寸法。

 

窓枠と一体になった窓台を兼用しているのも個人的にはちょっとしたポイントです。

 

光が差し込む窓際のスペースはディスプレイが映えるので、自分のようなインテリア好きにとっては嬉しいスペースです。

 

光を受けて輝くガラス製品や太陽の光を好む観葉植物などを置きたくなります。

 

3枚の窓からは自然光も十分に入り、目覚めの良い寝室です。

 

窓の上に設置されている照明についても触れておきたいと思います。

 

ベッドで横になった時、光が目に直接入ってしまう計画は寝室としてはふさわしくありません。

 

寝室では、刺激や不快な眩しさが少ない落ち着いた光環境になるように計画しなければいけません。

 

そのような意味で、ダイニングルームとおなじく、寝室にもシーリングライトを採用する事はありません。

 

この寝室では、天井に向けて発光する照明器具を採用しています。

 

天井で光がバウンドする事によって、やわらかく刺激が少ない光になり、光源が目に入る事もありません。

 

余談になりますが、お昼間の陽当たりについてこだわりを持って物件探しをする人は多いと思います。

 

私自身ももちろん、陽当たりが悪い土地は買いません。

 

しかし、お家の中で夜を過ごす時間はお昼間よりも長く、その間は照明の光によって過ごす訳です。

 

言うまでもなく、快適で過ごしやすい空間に良質な光環境は必須ですが、それは昼も夜も同じなのです。

 

夜の光環境を左右するのはもちろん、照明計画です。

 

ただ、世の中の分譲住宅にはその点はほとんど考慮さえれていない物件が多いように感じます。

 

快適で過ごしやすいお家を選ぶには、お昼間の陽当たりはもちろん大切ですが、照明の計画も大切だと個人的には思います。

 

前の記事でも書きましたが、ミキプランニングで計画しているお家は、照明器具は物件に含まれます。

 

照明計画も建築提案のうちの一部で、過ごしやすさに大きく関わる事だからです。

 

ミキプランニングの物件では、建物検査と同じく、照明計画もこだわりを持ってコストをかけている部分です。 

 

 

ッドには光を向けず、クローゼットの内部だけを照らす。

↑ 平和公園北の家 現地

 

夫婦そろって同じ時間に起床するのであれば問題はありませんが、必ずしもそうではないと思います。

 

我が家では日常的に妻のほうが早起きで自分は寝ている事が多いです。

 

また、趣味の登山に行った次の日は、疲れ切ってお昼近くまで寝ている事もありますし、逆に出かける時は早朝なので妻や子供が寝ている時に身支度をする事になります。

 

そんな時、天井にひとつだけのシーリングライトという照明計画だったらどうでしょう?

 

有無を言わさず部屋全体を明るく照らす強烈な光。それも、天井から顔に正面から降り注ぎます。

 

まぶしくて目が覚めてしまうと思います。

 

そのような事がないように、レール型の照明を採用し、光の向きと明るさ(照明器具の数)を自由に調整できるようにしています。

 

基本は、このようにクローゼットのほうを向けて使って頂く想定です。

 

そうすれば、ベッドで寝ている人に光を浴びせずに、クローゼットの中を照らす事ができます。

 

ただし、器具が4つだとベッドのほうを器具が向いてなくても明るすぎる可能性がありますので、その場合は数を減らして下さい。

 

向きや位置、明るさを自由に調整できるのも、レール型照明のメリットです。

 

 

室から直接アクセスする固定階段式の小屋裏収納

↑ 平和公園北の家 現地

 

上の寝室の写真に写っていますが、小屋裏収納は寝室からアクセスします。

 

寝室から直接アクセスできる位置なので、巨大なクローゼットとして使う事もできそうです。

 

まず、小屋裏収納に真っ先に収納したいものは、扇風機やヒーターなどの季節家電でしょう。

 

また、夏の間は冬の服。冬の間は夏の服・・。季節の物洋服の収納スペースとしても最適です。

 

あとは、旅行用のトランクでしょうか。

 

日常的に使わないものを日常の生活圏(リビングや各居室・玄関の納戸)に収納するのはスペースがもったいないですし、生活圏の収納が使いづらくなります。

 

そのようなものは小屋裏収納に収納すれば、生活圏の収納をより効率的に活用する事ができるようになります。

 

上に挙げた小屋裏収納に仕舞いたい物、ぜんぶ大きくてかさばるものなんですね。

 

そのような物を上げ下げするのに、ハシゴ式では不便です。

 

収納物の上げ下げが簡単にできる固定階段式であることもポイントです。

 

写真のとおり、フローリングとクロスでしっかり仕上げ、エアコンのコンセント・テレビのコンセントも付いています。

 

場合によっては趣味部屋として活用する事も可能です。

 

階段室と小屋裏収納内、対面する2か所に窓を設けていますので、風も良く通り、空気も簡単に入れ替えられます。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

2019年05月12日
平和公園北の家
「平和公園北の家」完成写真を公開します ~ ダイニング・ライブラリー ~

 

成写真の撮影をしてきました。

 

物件が完成すると、事務所に置いてある備品を車に積み込んで、現地に搬入します。

 

その中でもダイニングテーブルを運ぶのが大変!

 

連休中のボーリングで痛めた腰をかばいながら作業をしました。

 

ですが、クリーニングが終わり照明器具が点灯するタイミングは自分が造ったものが形になる瞬間ですので、やはりワクワクします。

 

毎回楽しみながら撮影をしています。

 

 

イニングルーム

 

ダイニングルームにシーリングライト(天井に付いているUFOみたいな照明)は、個人的にはナシだと思っています。

 

部屋全体をまんべんなく明るくするシーリングライトよりも、テーブルの上の料理を主役に照らすペンダントライトのほうが、食事の気分を盛り上げてくれるような気がします。

 

テーブルの上の食事を家族で囲む訳ですから、その中心にある料理にスポットがあたるペンダントライトのほうが適切だと思います。

 

「平和公園北の家」は、ペンダントライトを中心に、テーブルのまわりに配置された4つのダウンライトで空間の明るさをカバーする計画です。

 

そのペンダントライトにも色々な種類があります。

 

大型のものを1つ設置するタイプ。小型のものを3つくらい配置するタイプ。

 

組み合わせるダイニングテーブルの横幅によっても、照明を設置する位置が変わります。

 

ですので、照明器具とテーブルサイズの様々な組み合わせに対応できるように、テーブルの上には照明レールを設置し、位置を自由に変更できるようにしています。

 

位置を変更するのも簡単ですから、テーブルや照明の買い替え、また、配置の変更にも簡単に対応できます。

 

また、天井にボックスを造り、その奥にレールを配置しています。

 

レールや器具の根本が隠れるだけで、とてもスッキリ整った見た目になります。

 

余談ですが、、ペンダントライトのLED電球を選ぶ際には、演色性が高いものを選ぶのがポイントです。

 

演色性が高いランプは、色が美しく見えます。つまり、食事がおいしく見えるのです。

 

演色性は「Ra」という単位で表され、一般的な蛍光灯が「Ra60」くらい。それに対して、高演色LEDランプは「Ra90~95」くらいのものが多いでしょうか。

 

電球のパッケージに「Ra」の数値が記載してあったり、「高演色」の謳い文句が書いてあったりします。

 

余談ですが、個人的に照明器具が好きで、照明を集めるのがちょっとした趣味です。

 

竣工写真で写っている照明器具は全部私物です。(照明器具だけじゃないですが・・)

 

照明器具の選定で悩んだ時は、ご相談下さい。

 

器具のご提案はもちろん、お値打ちに買えるお店もご紹介します。 

 

※ミキプランニングでは、照明計画も建築提案の一部だと考えておりますので、 照明器具は基本的に全て物件価格に含まれていますが、唯一お客様にご用意頂くのがダイニングテーブルの上に設置する照明器具です。ペンダントライトはインテリアを左右する要素も強く、お客様の好みが反映されるものだからです。配置するテーブルやチェアに合わせて、お気に入りの照明器具を選んで使うのも生活の楽しみだと思います。

 

 

イブラリースペース

本棚の下に配置するタスクライトがまだ未施工ですので途中ですが・・・。

 

棚の下にコードが伸びているのが写っていますが、この位置に照明器具を取り付けます。

→ タスクライトの施工が完了しましたので、写真を入れ替えました!

 

細長くて薄い器具なので、ほとんど存在感はありません。

 

パナソニックの商品で「スリムライン照明」と呼ばれているものですが、この照明をタスクライトとして採用している理由はいくつかあります。

 

まず、デスク上のどこで作業をしていても十分な明るさを確保できる事。

 

次に、デスク上のどこで作業をしていても、手元に影が落ちない事。

 

さらに、卓上に照明器具を置く必要がないので、テーブルの上を広く使える事。

 

タスクライトとしては完璧な機能性です。しかも、目立たずに美しく納まる。

 

造り付けならではのメリットです。

 

デスクも造り付けならではの魅力がたくさんです。

 

まず、デスクに足がないので足元がスッキリしている事。見た目的にもキレイですし、掃除が楽です!

 

デスクのまわりにも隙間ができずぴったりと納まるので、見た目的にもキレイですし、机の向こう側に物が落下するような事もありません。

 

次に、空中のスペースを無駄にせずに本棚や収納として活用できる事。

 

「平和公園北の家」では、2段の棚を設置しています。

 

下の棚は本棚として使うのに最適な寸法で計画されています。

 

上の棚は右側1/3はエアコンを設置するスペースです。残りの2/3のスペースは本を置いてももちろん良いですが、写真のような収納バッグや収納ボックスを利用した収納スペースとするのも良いと思います。

 

デスクの正面には窓があります。

 

この窓にも色々な目的があります。

 

まずは、デスクに自然光を取り入れる役目。

※くもりガラスになっているので、光が拡散して明るいです。撮影したのはお昼の2時くらいですが、自然光だけで十分明るく、タスクライトの必要性を感じませんでした。

 

次に、換気用としての窓。

※よこすべり窓という開き方の窓を採用しています。普通の雨なら開いていても室内に雨が降りこむ事はありませんので、換気用として開けっ放しにしておくのに最適な窓です。

 

さらに、窓台としての目的です。

 

置時計やペン立てなど、ちょっとしたデスク周りの小物を置ける台になるように、最適な高さを計算して計画しています。

 

時計は目線に近い高さにあるほうが便利なので、この窓台に置くほうが便利かもしれませんね。

 

あと、窓際のスペースは、ガラス製品をディスプレイすると光を受けてとてもキレイです。

 

 

また随時写真を撮影し、追加しようと思います!

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

 

2019年04月27日
平和公園北の家
「平和公園北の家」建物品質についての価値観と取り組み。

 

宅の品質とは何か?

 

それには色々な考え方、価値観があると思います。

 

ミキプランニングでは・・・

 

「高品質な家」は「高品質な施工」が積み重なって出来ている。

 

・・・という価値観で家づくりをしています。

 

〇〇工法だから地震に強くて安心です!

とか、、

こんな材料を使用しているので高性能な家です!

とか、、、

高い等級を取得した高性能な家です!

 

・・という考え方を完全に否定する訳ではありませんが、住宅の品質をそんな簡単に語る事はできないと個人的には思っています。

 

家づくりにとって、工法や材料の選択というのはもちろん大切です。

 

しかし、工法や材料の違いというのは「仕様の違い」であって、「施工の品質・精度」とはまったく別の話です。

 

テレビや車のような均一な作業を繰り返すロボットや機械が造る工場製品なら、「仕様の違い=性能の違い」となるのかもしれません。

 

しかし、住宅は年齢も経験もそれぞれ異なる職人さん達によって、手づくりで造られる商品です。

 

そのような特性の商品ですから、「施工精度」という観点が個々の住宅の品質を考える上でも、ミキプランニングが提供する住宅全般の品質管理(品質のバラツキを無くす)を考える上でも、とても大切なのです。

 

そして、仕様の違いだけで性能の違いとする事には無理があると思っています。

 

もちろん、材料による性能の差はあるでしょう。

 

しかし、施工精度によって生じる性能の差はそれ以上に大きく、材料の違いによる性能差は簡単に覆ってしまいます。

 

参考記事:「実験データ」 施工精度の違いでここまで品質に差が付く。

 

上の記事に詳しく記載しておりますが、耐震金物も施工精度が低ければ、期待されている性能の半分も発揮できません。

 

上の表にあるように、どんなに高性能な断熱材を使用しても、施工精度が低ければ発揮できる性能はすぐに半分くらいの数値になってしまいます。

 

住宅の品質にとって施工品質はそれほど大切な事なのですが、メーカーは工法や材料や等級によって性能の良し悪しをアピールし、お客様もそれをもって性能を判断する・・というのがこの業界の慣例のようなものです。

 

そんな慣例は恐らく、、人材の入れ替わりが激しい住宅・不動産業界にとって、どんな営業マンでも説明しやすく、知識が少ないエンドユーザーのお客様でも理解しやすい。

 

つまり、話のわかりやすさや広告映え、マーケティングに関する都合によるものが大きいのだと個人的には考えています。

 

ミキプランニングが品質に対して最も重要視し、コストをかけているのは施工品質に関わる部分です。

 

そして、施工品質を向上させる為にできる事は、一邸ずつの施工検査を徹底する事しかありません。

 

次回の記事では、「平和公園北の家」の施工検査を実際の写真と共にご紹介したいと思います。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

前の記事:外壁のコーディネート&現場の様子

次の記事:施工検査の様子と結果をお知らせ。

 

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