大きな窓が2つある明るい主寝室
ものすご〜く明るい寝室です。
明るい寝室になるだろうとは思っていましたが、これほどまでとは・・。
午前9時40分に撮影した写真ですが、この陽の入り方です。
ただし、、今までアスファルト敷の月極駐車場だった隣地が現在、なにやら工事を行っている最中なのです。
ひょっとすると、何か建物が立つかもしれません。
この点については、自分が調べられる範囲で調べてみますので、わかった事がありましたら内覧会にてお伝え致します。
ただ、隣地に建物が建つ事によって致命的なダメージを負うような土地でしたら、最初からこの土地は買っていません。
隣地は東側で、リビングの採光窓は南側ですから、肝心のリビングにはまず大きな影響は出ないと思います。
写真右側の窓は南寄りの東向き・左側の窓は東寄りの北向きの窓です。
寝室の明るさは確かに変わると思いますが、この大きさの窓が2枚あり、それぞれが隣地からある程度の距離を保っていますから、それでも十分に明るい寝室だと思いますよ!
この窓は両方とも電動シャッター付きです。
ドレープは使わず、レースカーテンのみ閉めた状態 → リモコンを枕元に置いて寝る → 目が覚めたらリモコンでシャッターを全開にする → 一気に寝室が明るくなり、目に入るのはお庭の風景 → すばらしい目覚め。
こんなイメージです。自分は電動シャターを使って毎朝こんなことやってます。
個人的にはウッドデッキのお庭に植栽を配置したいですね!
そんな使い方をしているので、我が家では夜間の目隠しと遮光は電動シャッターにおまかせし、ドレープカーテンは取り付けるのをやめました。
さて、ベッドはこの写真でいうと右側の壁面に頭をつけるようなレイアウトになります。
ベッドを配置しても、足下側には割とスペースに余裕ができます。
ちょうど写真でテーブルを置いてあるあたりにちょっとしたテーブルとイス・メイク台くらいなら配置できるスペースが残ると思いますよ!
寝室がお庭に繋がっているのが自分的にはすごく大きなポイントですので、まだ外構が出来上がっていない現在の様子は真の完成状態ではありません。
左側の窓からは玄関ともつながっているウッドデッキのお庭にアクセスできます。
右側の窓からは、お洗濯物が干せるサービスバルコニーへとアクセスできます。
赤色の点線までウッドフェンスが施工されます。
自分は身長179cmですが、窓際に立ってもフェンスの上端は目線より上に位置しています。
ベッド枕元側の写真です。
ベッドをレイアウトする壁面の長さは寝室にとってとても重要です。
「瑞穂公園西の家2」の長さは約3.5m。
キングサイズのベッドの横幅は約1.8mですから、余裕でレイアウト可能です。
それよりも、シングルベッドを2つレイアウトするツインベッド仕様が最も横幅を必要とします。
余裕がある寸法とは言えませんが、ツインベッドもしっかりレイアウトできる寸法です。
小さなお子様がいるご家庭は、シングルベッドとワイドもしくはワイドダブルを組み合わせてレイアウトするのも良いと思います。
お子様が子供部屋に引っ越す時に、シングルサイズのマットレスも一緒に持っていく感じです。
次は照明計画のお話です。
ひとつの照明でお部屋全体を隅々まで明るくしてしまうシーリングライトは万能ですが、寝るためのお部屋であるベッドルームでは最適な照明器具とは言えません。
この寝室では ベッドで寝ていても眩しさを感じないよう、また、就寝前に明るい光を浴びすぎないよう、天井に寄せて上向きの照明器具を取り付けています。
それと、ベッドの足下には光源が見えづらいソフトグレアレスダウンライトを採用しています。
間接照明とダウンライトでは、間接照明のほうが全体の明るさは強いと思います。
どちらを使うのか、または両方使うのかは、その時の用途と心地よい明るさを感じて決めていただければ良いと思います。
ベッドの枕元にはヘッドボードを造作しています。
ベッドの高さにもよりますが、枕元の手の届く範囲に身の回り品を置けるようにする為です。
我が家では、ティッシュボックス・スマートホン・眼鏡・子供の絵本・時計・エアコンのリモコン・シャッターのリモコン・・
このような物を置いて使っています。
中央付近であれば右側で寝てる人からも左側で寝てる人からも手が届きます。ティッシュや各種リモコン類は中央付近に置くのが便利そうです。
端っこはそれぞれの身の回り品を置いて使っています。
また、端っこのほうはベッドの上に立った子供でも手が届きませんから、眼鏡やスマホは端っこに置いて使っています。
・・・番外
今回の現場から、撮影用にモビールを導入しました。
いろんな場所に登場していますが、天井にマグネットフックを取り付けぶら下げています。
天井のプラスターボードはビスで固定されているので、ビスがある場所にはマグネットがひっつくのです。
強力なマグネットフックであれば、これくらいのモビールならぶら下げても落ちません。
これならわざわざ天井に穴を開ける事もありませんし、取り外したり移動させる事も簡単にできます。
時期限定で出現させるクリスマスモビールなどにはうってつけの仕組みではないでしょうか。
その事を誰かに話したくてしょうがなかったのでアップしました。。
子供も喜びますし、ぼーっと過ごす時間にはゆらゆら動くモビールは良いものですよ。
アマゾンで「マグネット フック 強力」と入力すれば出てきます。
モビールはとっても好きなWebショップ、スコープさんがたくさんのお品を揃えております。
皆さんもぜひ!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
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大変お待たせ致しました!
瑞穂区内方町「瑞穂公園西の家」および、瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」の完成内覧会および販売スケジュールを公開します。
■2019年11月16日(土)・17日(日) 会員様限定プレオープン内覧会(予約制)
●予約制 : じっくりと見学したい・質問がある・資金計画を知りたい・物件の説明をしっかりと聞きたいお客様向け。
これらの物件は、土地との出会いから始まり、間取りの計画・仕様の選定・造作や収納計画・照明計画などの細部に至るまで、すべて私自身が想いを込めて造った物件です。
予約制としましたのは、私が物件を造るにあたって考えた事をしっかりとご説明する時間を設けたいと思ったからです。
一般見学会の週は、折込広告等も予定しており、複数のお客様が同時にご来場された場合には十分なご案内・ご説明ができない場合がございます。
じっくりと説明を聞いて検討したいというお客様はプレオープン内覧会へのご参加をおススメします。
●16日・17日とも3部制
第一部:午前10時~12時 第二部:午後1時~2時30分 第三部:午後3時~4時30分
ご都合が良いお時間とご見学希望の物件をお伝え下さい。
※土日以外でご内覧ご希望のお客様、ご相談下さい。
●ご予約方法
メール(sato@mikiplanning.com)もしくはホームページ上お問い合わせフォームまで、ご希望の日時とご見学されたい物件名をご連絡下さい。
●当日閲覧して頂ける資料一覧
内覧会では、閲覧頂けるよう以下の資料をご用意をしております。
〇第三者検査機関の施工検査写真一式 〇地盤調査報告書 〇建築確認申請書類一式 〇構造計算書類 〇外構計画図
●諸経費計算および月々のお支払などの資金計画をご希望のお客様
当日、ご希望のお客様に、諸経費の計算および資金計画のご提案を致します。ご希望の方は、源泉徴収票をお持ち頂けるとより正確なご提案をさせて頂けます。
■11月23日(土)・24日(日) 瑞穂区内方町「瑞穂公園西の家」一般内覧会(予約不要)
一般のお客様が自由に見学できる内覧会です。(10:00~17:00)
●予約不要 : さらっと物件を見学されたいお客様向け。
■11月30日(土)・12月1日(日) 瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」一般内覧会(予約不要)
一般のお客様が自由に見学できる内覧会です。(10:00~17:00)
●予約不要 : さらっと物件を見学されたいお客様向け。
■12月1日(日)13時より、瑞穂区内方町「瑞穂公園西の家」および、瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」お申込み受付開始。
・お申し込み受付場所:瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」
・お申し込み受付時間:13時〜17時
・お持ち物等:後日ご案内いたします。
※どちらの物件も瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」でお申し込みを受け付けます。
※お申し込み受付開始日に複数のお申し込みを頂いた場合は当日抽選を行います。
※資金計画(ご返済プラン・持ち家で住み替えのお客様はそのご計画)によってはお申込みを受け付ける事ができない場合もございますので、あらかじめご相談頂く事をおススメ致します。
■現地地図・アクセスについて
・瑞穂区内方町「瑞穂公園西の家」
・瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」
※お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用下さい。お車で現地までお越し頂ければ、近隣のコインパーキングの場所をご案内致します。駐車代として、500円分のクオカードをお渡し致します。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
ダイニングルーム
それこそ、価値観の違いですし、ダイニングテーブルの上がシーリングライトでも普通に生活することはできる訳ですから、好んでシーリングライトを選択している人からすれば完全に余計なお世話ですが・・
分譲住宅でよく目にする「テーブル配置とは無関係な位置に設置されたシーリングライト」はさすがに前記事で触れたポール・ヘニングセンが言うところのひどい照明計画なのでは・・と思います。
個人的には、ダイニングテーブルにはやはりペンダントライトを計画したいです。
確かに、シーリングライトはひとつのスイッチで全体を明るくできるなんでもアリの便利な照明ではありますが、食事の時間には食事に適した照明を計画したいところです。
食事に適した照明とはやはり、主役である食事を引き立てる照明でしょう。
全体を均一に明るくするのではなく、ペンダントライトであかりの重心を低くし、テーブルの上の食事を引き立てるように照らします。
空間の明るさを確保する役割は天井の4つのダウンライトと壁面の間接照明が担います。
天井のダウンライトは径が小さく、器具の存在感が少なく、また、グレア(不快感があるまぶしさ)が少ないものを選んでいます。
写真に写っているペンダントライトはそれこそ、ポール・ヘニングセンがデザインしたPH5ですが、PH5のすごいところは食卓の上の食事をしっかり照らしつつ、同時にテーブルを囲う人たちの顔をまぶしさを感じさせないように柔らかく照らすように設計されている事です。その為に、吊り下げる高さまで指定されています。さすが巨匠です。。
ちなみに、上部にあるスリットの中には、照明用のレールが計画されています。
照明器具の根本とレールを隠し、すっきり見せる事と同時に、テーブルの配置やサイズ・照明の数が変わっても簡単に照明器具の位置を調整できるようになっています。
実際に、テーブルの配置を奥のカウンターにくっつけるのか、それとも離してテーブルまわりを回遊できるようにするのかは悩みどころですね!
テーブルの脇には2段のカウンターを計画しています。
このカウンターは一般的なダイニングテーブルと同じくらいの高さに設計されていますので、テーブルの延長として使う事ができます。
テーブルの近くに置きたいティッシュボックスやウェットティッシュ、調味料や朝食で使うハチミツやジャムなどをこのカウンターの上に配置する事で、欲しいものを手の届く範囲に置いた上でテーブルを広くスッキリと使う事ができます。
また、横幅があり広いカウンターなので、花やピクチャーフレームを飾る事もできます。
カウンターの上にはコンセントがあり、コーヒーメーカー・トースターなどの調理家電を置いておけば、キッチンのほうまで来なくても家族それぞれが勝手にパンを焼いたりコーヒーを入れたりする事ができるようになります。
食事中に保温状態の炊飯器をセットしておけば、おかわりのご飯をその場でよそう事ができます。
テーブルの上でホットプレートやIH調理器を使う時は、カウンター上のコンセントを使えば楽ですし、足下をコードが這わないので安心です。
それと、クリスマスや誕生日・お正月などの特別な日、友人や親戚などが集まる日は食卓が豪華になるもの。お鍋やすきやきの材料をあらかじめ並べておいたり・・そうゆう時に配膳台としても使えるカウンターです。
カウンターの内部は写真にあるようなボックスを利用した収納がいちばん効率的でしょうか。寸法的には本棚として使用する事もできます。
最下段にはコンセントもあり、ルンバの基地としても利用できます。
少し引いて撮影した写真。
南面に窓が2枚並び、ダイニングにもしっかりと陽が入る明るいリビング・ダイニングです。
別アングルです。
窓際の天井にはカーテンボックスが造作されています。
カーテンを開けている時、カーテンレールが丸見えにならないので窓まわりがとてもすっきりします。
また、小さな子供がいるご家庭では、上下移動するシェードやウッドブラインドなどを検討する方も多いですが、天井際に溜まるたたみ代部分をある程度隠してくれるのも嬉しいです。
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株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
書斎・リビング学習スペース
「瑞穂公園西の家2」の間取りを計画している際、対面型キッチンプランというのもありました。
対面型を選択した場合、この書斎・リビング学習スペースを確保する事はできませんでした。
元々、個人的には独立型キッチンが大好きなので、より多くの要素を実現できる独立型キッチンのプランを採用しました。
その際、キッチンに必要な寸法を過不足ないように計画し、キッチンの裏側でもある書斎スペースも広くなるようにしました。
椅子の後ろ側は通路ですが、もちろん、狭くて通りづらいという感じがないように・・。
使わなくなった後は収納にリニューアルする事も可能ですよ!
さて、このスペースの魅力・こだわりを写真と共に説明します。
まず、2人並んで使える余裕のある横幅寸法という事。
お子様2人が並んで勉強することはもちろんですが、片方のスペースを家族共用のPCスペースとし、もう片方のスペースを勉強スペースにする。
また、座席は1つとし、デスクの下にワゴン等を配置して収納(子供のおもちゃなど)を増やすなど、余裕のある横幅である事で使い方の幅も広がります。
造り付けなのでデスクに足がありません。足下がすっきりする事はもちろん、端から端まで余す事なくデスクとして活用できる他、デスクのまわりに隙間ができないので消しゴムが落っこちたりする事もなく、また、見た目的にもキレイに納まっています。
照明器具は棚下に取り付けています。薄型の照明なので、存在感がなくスッキリ馴染んでいます。
最大の魅力はその機能性。デスクの上に照明を置く必要がない為、デスクをより広く使える他、デスクのどの場所で作業しても手元に不快な影が落ちません。
デスク上にもコンセントが設置してありますが、足下にも据え置き型PCや足下のヒーターを想定してコンセントが設置してあります。
※据え置き型のPCを設置の際はデスクに配線用の穴を開ける必要があります。必要であれば穴あけしますので言ってください。
本棚はデスク上方に2段。
これだけの量があれば、お子様の勉強用だけでなく、家族共用の本棚として、また、CDやDVD等の収納棚として利用できます。
写真のように、バッグやボックスを活用して収納スペースとするのも便利です。
次はダイニングルームの写真をご紹介します。
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株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
毎回楽しみにしている完成写真の撮影。
まず、「瑞穂公園西の家2=瑞穂区甲山町」の写真を撮影してきました。
実は、プライベートでは建築を見る&撮影が趣味なので、完成物件は毎回自分で撮影します。
土地の仕入れ・建築計画・お客様への商品説明と営業活動、これらすべてを代表者ひとりでやっている分譲住宅事業者はおそらく名古屋中探しても数える程しか存在しないと思います。
それだけでは飽き足らず、写真まで自分で撮る。。そこまで行くと、名古屋中探してもミキプランニングだけかもしれません笑
そんな話をすると、イケイケタイプの経営者からは暗に経営の効率の悪さを指摘されたりします。
確かに、会社の規模や物件数を求めようとするとその通りでしょうね。
その点は価値観の違いですから、どこまで行っても話は噛み合わない訳です。
他の記事でも書いていますが、家探しにおいて価値観の一致というのはとても大切です。
そのためには、どんな考えや価値観で家を造ったのか、それをまず造り手側がわかりやすくお伝えする必要があります。
そのための写真な訳です。つまり、写真=説明です。
プロのカメラマンは写真は上手ですが、被写体の建築計画の趣旨・考えを理解している訳ではありませんから、どこをどう撮って欲しいとぜんぶお伝えしないといけません。しかも、時間帯や天気の事まで気にしだすとなかなかお願いしづらい金額になってしまいます・・。
そう考えると「自分で撮ったほうが早いなぁ〜」と思い撮影する訳ですが、よく考えてみるとそんな風にして他の仕事・作業もぜんぶひとりでやっているのですから、これはきっとそうゆう(人に仕事を任せる事ができない)性格・性分なんでしょう。
確かに、こんなやり方では一生掛かっても大きな会社にはならないでしょうね笑
●オークの木張り天井
天然素材は好きですが住む人を選ぶ為、分譲住宅ではフローリングに天然素材を採用するのは二の足を踏みます。
我が家では、天然のフローリングとシートのフローリングを両方採用していますが、やはり天然素材のほうがデリケートでお手入れに手間を要します。
その点、シートフローリングは汚れも落としやすく、キズにも強い。
ただ、天井であれば・・汚れやキズ、日焼けを気にする事なく、その質感の高さを享受できる・・という訳で、最近物件によって採用しています。
●照明計画
「ひどい照明の下で無関心に生活することもできる。しかし、いったん本物の照明を経験すれば生活は新たな価値で満ち溢れる。」
これは、20世紀を代表するデンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセンの言葉です。
「コレが本物の照明です」なんて、自分にはおこがましくてとても言えませんが、「ひどい照明(計画)」というのは確かに(特に分譲住宅の世界では)存在します。
長い時間、しかも、色々な過ごし方をするリビングで「ひとつの照明をONとOFFするだけ」という照明計画ではあまりにも・・・。
例えば、「寝る前に一人で読書をしたり映画を見たり音楽を聞く時間」と「家族みんなでテレビを見る時間」とでは明らかに適切なあかりは異なる訳です。
快適で過ごしやすいリビングには、いろいろな過ごし方に対応できる照明計画が欠かせません。
リビングのメインの照明となるのは、壁際の天井のスリット内に設けられた間接照明です。
リビングで過ごす時ランプが直接目に触れない場所にある事、また、一度壁にバウンドしてさらに角が取れて丸くなった光であるため、リビングにぴったりのとても落ち着ける快適なあかりです。
テレビと周囲の明暗差が少なくなり、目に優しく快適な視聴環境になるのもポイントです。
基本的にはこの照明だけで快適に過ごして頂く事ができると思います。
本を読んだりする時、もう少し明るさが欲しい時は、木張り天井に設置された4つのダウンライトを使って頂く計画です。
明るさが欲しい場所だけに光を届けられるように光が拡散しすぎないタイプのものを選んでいます。
また、家具の配置や明るさが欲しい場所に合わせて光の向きを自由に変えられるユニバーサルタイプを選択しました。
テーブルの上に向けたり、また、いつも座る椅子の手元に向けたり、ある程度の範囲で(踏み台を使って手でグリグリ)自由に向きを変えられます。
また、明るさと位置を細かく調節できるよう、手前の2つと奥の2つはスイッチを分け、別々の系統にしています。
●アクセントクロス
写真ではお伝えしづらいですが、壁面のクロスはライトグレーです。
淡いグレーなので、天井までライトグレーのクロスで統一してしまうと全体が白く見えてしまうのです。。
そのため、天井は白のクロスを合わせています。
テレビの背面のクロスは壁面のライトグレーよりも濃いグレー。
こってり濃いクロスで激しくコントラストをつけたり、柄物のクロスをこの場所に採用することはあまりなく、ほどよいアクセント感を出すようにしています。
もう少し広く写した写真です。
南側には十分な距離を確保して建物を配置しているため、よく陽が入る明るいリビングです。
個人的に、テレビを配置する壁面は奥まって3方向壁に囲まれていてほしいという変なこだわりがあります。
配線などでごちゃついたテレビの裏側が丸見えにならない事が一番の理由ですが、ポンと置きました感が少なく、あるべき場所に納っている納まり感も自分的には重要です。
リビング脇にあるから見る書斎・リビング学習スペースです。
インターホンと床暖房のスイッチはリビングからもダイニングからも近いこの場所です。
足下にはガスコンセントが設置されています。
ファンヒーターを利用する為の設備ですが、こちらもダイニング・リビングどちらにもファンヒーターの風を送れるようにこの場所にしました。
書斎・リビング学習スペースは次の記事で詳しくご紹介致します。
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