↑ B邸の建て方の様子
この記事を書いている4月16日現在、現地では大工工事が進行中です。
大工さんに家を造ってもらう為の指示書、つまり図面をひととおり仕上げて現場にお伝えし、ひとまずはひと段落です。それで現場は進んで行きます。
しかし、「平和公園北の家2」に関する記事の作成(例えば、土地に関する解説記事・販売用間取り図の作成と間取り公開・間取りの解説記事)にはしばらく時間がかかりそうです。
ホームページではほとんど触れてませんが、現在注文住宅のお家が2件同時進行中でして、多少業務が立て込んでおります。
1件はまもなく引き渡しですが、もう1件は複雑な土地取引の最後の山場。
それが終わった頃には、今完成間近の物件「鶴里駅北の家」が完成し、竣工写真の撮影とそのアナウンスをしなければいけません。
間取り等の詳細情報をお伝えするまでにしばらく間が空きますので・・・
今後のおおまかなスケジュール感
各棟の間取りの概要の予告・・
それだけでも先ずお伝えしておこうと思います。
スケジュール感について
完成は8月頃、見学会は9月頃とアナウンスしていますが、現段階ではまだ流動的です。
完成内覧会の告知をはじめ、物件に関する新しい情報はすべて「平和公園北の家2の物件ホームページ」にまとめます。
更新情報はメールマガジンでもお知らせしますので、情報をフォローしたい方はまずは「会員登録」をいただき、メールアドレスをご登録下さい。
「株式会社ミキプランニング について、どんな会社かご紹介する記事」
↑ この記事内でも触れておりますが、当社から営業電話が掛かってくる事はありませんので、その辺はご安心を笑
ましてや、いきなりご自宅を訪問するなんて事は絶対にありませんので、できれば正確な住所をご入力下さい。
完成見学会のご案内状や物件資料が完成しましたら郵送します。
↑ この記事内で触れておりますが、自分は「なぜ、そうしたのか?」という造り手の動機・価値観をお伝えする事をとても大切な事だと思っています。
「平和公園北の家2」についても、まず「土地に関する解説記事」を書き、どのような動機でこの土地を購入したのかをお伝えします。
次に、間取りについての解説記事を書きます。
これは完全にこちらの話ですが、この記事を書くのがかなーりエネルギーを要します。
この記事をアップするのと同時に、間取りを公開します。
何気なく物件情報を閲覧されたい方に対しては本当に恐縮な事なのですが、「なぜ、そうしたのか?」という部分をお伝えするのと同時に間取りを見て頂きたいという勝手な思いです。
完成までに何度も現場に足を運びますので、そこでの進捗や報告は(余裕があれば笑)アップします。
今回の物件は仕上がりが楽しみな箇所が多数ですので、個人的にはぜひお伝えしたいなぁと思っているところです。
その次は、完成写真の公開&完成内覧会スケジュールのご案内です。
これらの情報はすべて「平和公園北の家2の物件ホームページ」内にて公開し、メールマガジンで更新情報をお知らせします。
楽しみにお待ち頂ければ嬉しく思います。
間取りの概要と予告
そう思わない物件は買わない主義ですが・・・
良い土地ですね・・・とっても。
地主さんの相続に伴う売却だったのですが、待ちました。
更地になった時、プランが決定した時、建て方が完了し骨組みが出来た時、、要所で待った甲斐があったなぁと思うのです。
なぜ良いと思ったのか、詳しい事は土地の解説記事で嫌という程書くつもりです笑
先ほども少し触れましたが、この物件には大きな箇所から細かい箇所まで、完成仕上がりを楽しみにしている箇所がいくつもあります。
ハイライトはリビングと玄関に隣接する外部空間とその関係性です。
リビングと玄関に隣接したデッキテラス
↑ 平和公園北の家(part1) フェンスの向こうはデッキテラス。リビングと隣接する外部空間として機能しながら、道路からの視線を遮る役目をします。(この写真は脚立に乗って撮影してますので、結構室内見えてますが・・)
低層住居専用地域内で2階建の物件を造る時、ぜひ実現したいと思うのが「リビングと隣接する外部空間」です。
LDKを明るくする為、また、LDKとの繋がりをスムーズにする為にお庭に対しては大きな窓を計画します。
A邸もB邸も、お庭に面する箇所には、既製品ではほぼ最大サイズの大型採光窓を入れています。
リビングとお庭との段差を無くし出入りがしやすく使えるお庭になるようにウッドデッキを造る予定です。
どちらのお家のお庭もそれなりの大きさで、子供がプールで遊んだり、外でお肉を焼いたり、ペットと遊んだり、、「過ごす」使い方ができるだけの広さがあります。
フェンスで囲まれたスペースにする予定なので、プライバシーもある程度確保されますし、子供を遊ばせておいても安心できます。
このような「リビングと隣接する外部空間」を、2階建の物件を造る時には毎回計画していますが・・
しかし、、、「平和公園北の家2」のお庭は「リビングだけでなく玄関にも隣接」しています。
↑ 佐藤自邸 お庭に隣接する玄関 「平和公園北の家2」のお庭はもっと広い。僕の家は3階建なので、このお庭が面しているのは「玄関とオフィス」です。写真は夕方ですが、お昼はものすごく明るい玄関です。
玄関とお庭が隣接できている最大のメリットは、「明るく開放感のある玄関」になる事でしょう。
我が家の土地についても、「明るく開放的な玄関」を実現できる事が購入しようと思った動機のひとつなので、個人的にはそれくらい「明るく開放的な玄関」には魅力を感じています。
今はこの玄関にもカーテンが取り付けられていますが、ウッドフェンスのおかげで外から中が見えないので普段はほぼ開けっぱなしです。
「平和公園北の家2」についても、お庭に面して大きな窓が取り付けられていますが、お庭はフェンスで囲われていますので恐らくカーテンは必要ではないでしょう。
どちらのお家も、玄関ドアを開けたら床から天井までの大きな窓越しにお庭の風景が見える明るく開放的な玄関になると思います。
A邸のお庭は軒下なので、玄関の明るさはB邸のほうでしょうか。
A邸のほうは窓の前に飾り棚が造作されており、見せ場が多少多い感じです。
光を受ける窓際は、物を飾るのにすごく良いスペース。
我が家ではコレを天井から吊り下げて飾っています。
どちらもそれぞれ良さがある完成が本当に楽しみな玄関です。
玄関にある大型の土間納戸
↑ 平和公園北の家part1 玄関に大きな土間納戸があるお家です。このお家も壁際に飾り棚を造作しました。
玄関まわりの収納を充実させる事は、どんな家を造る時でも重視しているテーマです。
今回のお家ももちろん、玄関まわりの収納を充実させています。
十分な収納量の靴専用収納とは別に、ベビーカーやアウトドア用品・洗車用品など、外で使うものや車へ積み降ろしするような物を仕舞う為に土間の収納スペースが設けられています。
A邸は土間の納戸。B邸は土間のクローゼットです。
どちらも土間収納なので、外で使う汚れるものや濡れるものを収納するのに都合が良く、靴を履いたまま車まで行き来できるので、車への積み降ろしもスムーズです。
A邸は納戸なので上の写真のようにウォークインになっています。
ウォークインできる収納が必ずしも収納量が多いとは限りませんが、土間収納のスペースはA邸のほうが収納力がありますね。
靴を収納できるスペースはB邸のほうが大きいです。
リビング学習スペース
↑ 瑞穂公園の家 LDKの中にあるリビング学習スペース。今時はテレワークスペースとしても活躍しそうです。
残念ながら、リビング学習スペースが実現できているのはB邸だけです。
1人なら余裕の横幅。子供2人分並んでも使える横幅です。
このスペースも細かい工夫が多くされていますが、それはまた別の機会で・・。
洗濯動線が抜群です
どちらのお家も1階に洗面脱衣室があり、洗濯機置き場があります。
お洗濯物を干すのはできれば同じフロアが良いですよね。
ここで活躍するのがリビングに隣接しているウッドデッキのお庭です。
動線が短いのはもちろん、お庭はフェンスで囲まれているので、道路からお洗濯物が丸見えにならないのもポイントです。
通常お庭に出る為には、約60センチの段差を降りなければいけません。しかし、デッキのお庭なのでリビングとの高低差はなく、行き来がしやすくなっているのも使いやすいポイント。
しかし、洗濯動線に関する一番のポイントは、家族全員分の肌着や室内着類を収納しておけるスペースが脱衣室内にある事です。干したお洗濯物を同じフロアに収納できるような間取りになっています。
洗濯動線が短い事のメリットは、家事をする人以外にもあります。
室内着と肌着が脱衣室に収納されていれば、お風呂に入ろうと思った時上の階まで着替えを取りに行く必要がありません。
A邸は特に洗濯動線がコンパクトになっています。
それは、洗面脱衣室とデッキのお庭が隣接しており、直接行き来できるようになっているから。
洗う → 干す → 仕舞う
この動線にほとんど無駄がありません。
また、A邸のデッキのお庭は軒がかかっていますので、急な雨でもお洗濯物が濡れないようになっています。
まだまだ書きたい事はありますが、予告編という事で今日はこのあたりで・・。
少しお待たせしてしまうかもしれませんが、更新をお待ち頂ければと思います。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
↑ 佐藤自邸 今は2灯吊り FRITZ HANSEN / サスペンス 320mm
ペンダント型照明を設置できるダイニングルーム
ダイニングルームにシーリングライトという計画。
個人的には「いろんな分譲住宅の間取りを見て感じる違和感トップ3」に入ります。
決して悪いわけじゃないです。シーリングライトは万能な照明ですから。
それで機能的に問題がある訳ではありません。むしろ、雑に計画しても失敗がない照明器具です。
それに分譲住宅の場合、計画段階で住む人が決まっていません。
置くテーブルの大きさや位置もわかりません。
そもそも自分が見る限り多くの分譲住宅では照明計画にそれほど力を入れていません。
そうなると消去法でシーリングライトとなるのでしょう。
問題がある訳ではありませんが、ベストな選択では決してありません。
人間の目は相対的に明るい場所に自然と注目するようにできています。
明暗差がない均質なあかりを配置すれば、目的とメリハリのないのっぺりとした味気ない空間が出来上がります。
やっぱり食事の空間は主役であるダイニングテーブルの上に焦点を合わせたあかりを計画したい。
そう考えると、ダイニングルームにはペンダントライトが最も適した照明器具だと個人的には思うのです。
テーブルの大きさや配置に合わせ照明の位置や数を調整
↑ 瑞穂公園の家 louis poulsen / PH5 Classic White
分譲住宅は計画段階で住む人が決まっていません。
テーブルの大きさや配置、組み合わされる照明器具も様々です。
住んでいる間にテーブルや照明を買い替えて配置が変わる可能性だって十分に考えられます。
それらに柔軟に対応できるように、照明の取り付け位置と数をテーブルの位置に合わせて自由に調整できるようにしています。
その為に電源用のレールを天井に取り付けているのですが、これが結構目立つんです。
電源レールは天井内のボックスに埋め込み、根本を隠しています。
ペンダントライトはインテリアのフォーカルポイント(視線を集めるポイント)になりますから、すっきり納める・美しく納める事はとても重要です。
LDKのインテリアとしても大きな役割を果たすペンダントライト
↑ 注文住宅 O様邸 LE KLINT / CACHE PENDANT
ミキプランニングでは、照明器具は物件価格に含まれています。
建築と一体化している間接照明が多いから・・という理由もありますが、照明計画はそもそも作り手側が提案するべきものだと思うのです。
しかし、ダイニングルームのペンダントだけはお住まいになるお客様にご用意頂いています。
インテリアの雰囲気を大きく左右しますし、「好み」の要素が強いからです。
ペンダントライトはダイニングテーブルの上に焦点を合わせる照明器具であると同時に、LDKのインテリアとしても視線を集めるポイントとなる存在です。
インテリアに与える印象は大きく、それだけに悩みどころではありますが、新居への引越しを前にいろいろ想像しながら選ぶのも楽しいものです。
もちろん、相談を頂ければ器具のご提案も致します。
ペンダントライト選びの参考に
私、佐藤は照明、特に北欧の照明器具が大好きです。
撮影用や現場用に持ち出したり、入れ替えて模様替えをしたり・・。
そうやって照明器具がどんどん増えていきます。
照明器具を選ぶ時に回覧するサイトをご参考までにお伝えします。
日本を代表する照明器具代理店。たくさんのメーカーの照明器具を取り扱っているので、イメージの手がかりを探せます。
インテリアのセレクトショップ。定番ものだけじゃない新しい発見があります。
デンマークの照明器具メーカー。ペンダントライト「PH5」が有名ですが、他にも素敵な照明がたくさんあります。
デンマークの家具メーカー。
フィンランドの家具・照明メーカー。
デンマークの家具メーカー。
デンマークの照明器具メーカー。
イタリアの照明器具メーカー。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
↑ 2021年3月21日午後2時頃現地撮影。南面に3つの採光窓があり、リビング・ダイニング・キッチンすべてが満遍なく明るい。
リビングがものすごく明るい家です。
間取りの解説記事を書かなければいけませんが、なかなか他業務が忙しく取り掛かれません。
まずは、現地の様子をお届けしようと思います。
現地は足場が取れました。
クロス工事に入る前の確認を兼ねて、お部屋の明るさも確認してきました。
明るいリビング・明るいお部屋が多い家が良いという方は多いと思います。
僕自身も、土地を購入する時には「明るい家が建つかどうか」という事をとても重視していますし、自分の中で「良い土地とは明るい家が立つ土地」だと思っています。
もちろんこの土地も明るい家が建つだろうと想像して買いましたし、各部屋が最大限明るくなるように設計しました。
足場が外れて現地に行くと毎回陽当たりを確認するのですが、少しドキドキします。
ちゃんと明るいだろうか・・・と。
ラフプランを計画した段階である程度確信を持っているので、暗いはずがない事は内心わかっていますが、それでも少しドキドキします。
まず、、2階のリビングについては、問答無用の明るさでした。
明るさの感じ方は人それぞれですが、このリビングについては間違いなく「明るい」です。
大きいのは、南面に対してとても横に長い形状のリビングだという事。
それによって、南面に3枚も採光窓が計画できています。
物件探しをされている方は様々な物件をご見学されると思います。
僕はこの仕事をずっとしてますので、たくさんの家を造ってきました。
ですが、南面に3枚も彩光窓を計画できているリビングはかなり少ないはずです。
一般的には、南北に細長く南面の採光窓はひとつだけのリビングがほとんどなはずです。
大きい窓をしっかり確保していれば窓が1枚でも十分にリビングは明るいです。
しかし、奥にあるダイニングやキッチンのほうには光を届ける事は難しい。
それが、通常のリビングです。
しかしこの家は、リビング・ダイニング・キッチン、それぞれに採光窓が計画できています。
LDK全体が満遍なく、しかも、とても明るいです。
3階の子供部屋は2つとも南を向いていて、こちらも文句なしに明るいです。
1階の寝室も、大型の採光窓から光が入り、寝室としては十分な明るさを感じました。
暗い部屋はひとつもありません・・と、僕自身は感じています。
安心して嬉しくなって家路につきました。
完成内覧会ではぜひ、各部屋の明るさを意識してご覧下さい。
頑張って2階の広告用間取り図を作成し、記事を書きますのでしばらくお待ちください・・。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
1階の間取りを公開します。
販売用の間取り図を、他業務の間を縫って作成しております。
いつもは全ての階を作ってからアップしているのですが、書く事も多くなって結局1階と2階で記事が分かれると思いますから、できた1階から先にアップします。
お洗濯を同じフロアで完結できる動線。
1階でお洗濯をし、1階で干し、1階に収納する。
これは、自分の中で「間取りを計画する時にぜひとも実現したい事」の上位です。
3階建の住宅の場合、構造の事を考えると1階に壁をたくさん配置したいので、ミキプランニングの間取りはお風呂や洗面脱衣室等の水回りは1階に配置される事がほとんどです。
つまり、お洗濯物をすべて同じフロアで完結する為には・・・
1階に物干し場を計画する必要があります。
スペースを確保できるかどうかも問題ですが、それ以上に・・・
寝室などの居室から(ほんとは脱衣室から干せるとベストなのですが・・)スムーズに移動できる場所に洗濯物を干せる場所を作らないとダメで、しかも、外から丸見えになるような場所ではいけません。
計画するからには使いやすくないといけないです。
それが結構難しく、お洗濯を同フロアで完結できる間取りを計画できない物件も多いです。
一般的な3階建の間取りを見ていると、それが実現できている間取りはかなり少ないように思えます。
1階で洗濯物を洗い、2階のバルコニーに干し、各部屋へ戻す・・。
それが、3階建住宅の通常なのではないでしょうか。
室内から段差がなく出入りしやすい物干しテラス&外からの視線をカバーする目隠しウッドフェンス。
↑ 現地写真:1階にデッキテラスをつくる事で、室内との段差を無くし、お洗濯物が楽に干せるようにしています。
「鶴里駅北の家」では、主寝室にテラスが計画されています。
まさに、お洗濯物を干す為に計画されたテラスです。
通常、1階の居室と外部スペースとの間には60センチくらいの段差があります。
お洗濯を干し、取り込む度にその段差を乗り越えるような計画では、使いやすいお洗濯物干し場とは言えません。
その為にまず、居室とテラスの段差をなくす為に、ウッドデッキを計画しました。
同じく、お洗濯物が外から丸見えになってしまうようでは、干しづらくなってしまいますから、それも使いやすいお洗濯物干し場とは言えません。
その為に、目隠しのフェンスを計画しています。
家族全員分の室内着や肌着を1階に収納できるように・・・
1階に物干しスペースがあるだけでなく、室内着や肌着を収納できる場所があるとより使いやすくなります。
家族全員分の肌着や室内着を収納できる場所として、「鶴里駅北の家」では2つの候補があります。
まずは、洗面脱衣室の中の収納。
↑ 現地撮影:洗面脱衣室内の収納
ただし、こちらの収納は棚板の奥行きが20センチほど。少し浅いです。
また、洗面脱衣室内には、化粧品や洗剤、掃除用具や脱衣カゴ、シャンプー類の予備など、収納したい物が他にもたくさんあるはずです。
ですので、小さな収納ボックスにも仕舞える「肌着類」を収納すると良いと思います。
次は、階段の前にある収納。
↑ 現地撮影:1階廊下・階段前の収納。インターネットのモデム・ルーターを収納する場所はこの収納内最上段です。
こちらは奥行きに少しゆとりがあって、約30センチ。
実際には、棚板の奥行きよりも少し大きなボックスでも収納できます。
こちらに、室内着を収納すると良いと思います。
主寝室は1階にありますから、夫婦の洋服はテラスからそのままクローゼットに収納できます。
結果、上に運ばないといけないお洗濯物はかなり少なくなるのではないでしょうか。
もうひとつの利点として、お洗濯物をする人だけでなく、お風呂に入る時も動線が短縮できる事です。
各部屋に室内着と肌着を収納していた場合・・・
リビングに居てお風呂に入ろうと思った場合、子供は上の部屋まで着替えを取りに行ってから1階のお風呂に向かう事になります。
大人は一度寝室に寄って着替えを取ってからお風呂に向かう事になります。
しかし、廊下に室内着・脱衣室に肌着が収納してあれば、どこに居ても無駄な移動をせずにお風呂に入る事ができます。
どうでしょう??とても使いやすそうじゃないですか??
ただし、物干しの容量の問題はあります。
一気に大量のお洗濯をする派であれば、2階の広大なルーフバルコニーにも物干し金物を設置する事をオススメします。
玄関横の納戸をファミリークローゼットとして使えばさらに楽に。
もし、1階の納戸にあまり収納する物がない・・という事であれば、ここを子供の洋服類を含めたファミリークローゼットにしてしまうのも方法です
そうすれば、さらにお洗濯物動線を短くできます。
ただし、現在は物置納戸として棚板の計画になっていますから、ごく簡単なリニューアルが必要です。
必要であれば簡単にできますからご相談下さい。
玄関に大型の納戸がある間取り。
↑ 現地撮影:玄関にある大きな納戸。ドアを中心に棚板を左右に振り分ける事で、最大限収納として活用できるように設計しています。
玄関に収納するべき物は本当に多い。
玄関のまわりにいかに収納を多く確保するか、それは、ミキプランニングが1階の間取りを計画する上で最も重要なテーマです。
一般的な分譲住宅の間取りを見ていると、不安になるくらい玄関に収納がありませんが、本来玄関に収納するべき物、収納したほうが良い物は本当に多いです。
ベビーカー・キックボードや三輪車など子供の遊具・部活で使う子供のスポーツ用品・ゴルフバックやスキー板・キャンプ用品・外用の掃除用具・防災用品・リードなどのペット用品・自転車の空気入れ・子供のヘルメット・・。
外で使うものも多く、頻繁に外に持ち出したり車に積み込んだりする物も多いので、玄関にあると物の移動がとても楽です。
汚れるものも多く、家の奥まで持ち込むのは避けたいです。そもそも家の奥まで持ち込む必要性は本来ありません。
これらの物は玄関に収納できるのが一番です。
最近ではインターネット通販で物を買う事も多いでしょう。
段ボールは回収日にまとめて外に運び出すものなので束は大きくてかさばります。
玄関に段ボールの置き場所があれば、受け取った荷物をその場で取り出し、段ボールを納戸に収納しておく事もできます。
収納が多い家は懐が深い家
例えば・・子供が大きくなったのでキャンプを始めたい。
そう思ったとしても、道具を収納するスペースがなければ、始める事にためらいを感じる事でしょう。
分譲住宅の間取りを見ていると、あまりにも必要な場所に収納が少なく、そこに住む人の日常生活すら受け止める事ができるのか心配な間取りも多いです。
反対に、収納がしっかりしている家は、そこに住む人の日常生活はもちろん、休日の楽しみや好奇心を受け止める事ができるような気がします。
(もちろん、食べて寝るだけの最低限の生活をする為の家・・・という考え方もアリだと思いますが・・・それなら食べる行為・寝る行為を徹底的に追求した家づくりでないと説得力はありませんよね。)
我が家でも当然、玄関に大型の納戸が計画されています。
僕はアウトドアの趣味が多く、納戸の中は登山道具とキャンプ道具が多くを占めています。
最近、スキーとシーカヤックを始めたいと思いましたが、多少整理が必要なもののまだまだ収納に余裕がありそうです。
車にやさしい&雨の日に濡れないビルトインガレージ
↑ 現地撮影:ビルトインガレージ。人感センサー付きの照明器具が設置されており、夜でも乗り降りの時には自動で明るくなります。防犯灯としての役割も。
雨の日に濡れないと言っても、玄関に行くまでの間には濡れます。
ただ、雨でたくさん濡れる時は、車から荷物を出し入れしている時や、子供を車に載せたり降ろしたりしている時です。
そうゆう時濡れないという事は、とても便利だと思います。
車好きの人にとっては、車が痛みづらい屋根付きの駐車場という事は、とても大きなポイントだと思います。
そうでない人にとっても、夏、エアコンが効き始めるまでのあの苦痛が軽減されるのはとても良いポイントではないでしょうか。
(ビルトインになっているのは、手前の1台分です。)
自転車を置く場所も計画されています。
名古屋市内で3階建の家を計画する時に意外とハードルが高いのが「自転車置き場を確保する事」です。
ミキプランニングの物件でも、これがちゃんと確保できる家ばかりではないです。
今回は、玄関横に自転車置き場を確保しました。
書斎がある主寝室。
↑ 現地撮影
テレワークするなら専用スペース。
テレワークが進み、家の中でも仕事をする人が多くなっています。
ダイニングテーブルの上でノートPCで仕事をするのも良いですが、専用スペースではないので集中できるかどうかは人それぞれでしょうか・・。
一番問題だと個人的に思うのは、ダイニングテーブルは本来食事をするテーブルという事もあり、仕事の途中でも食事の時間はいったん片付けをしないといけない事。
専用スペースなら作業の途中でそのままその場を離れて、戻ってきたらすぐ仕事を再開できます。
また、上部に専用の本棚が造作されていますので、仕事に必要な道具や資料をひとつの場所に集めておけます。
別の場所に置いてある資料などを取りに行く・・という無駄な時間や動きも少なくなります。
つまり、やはり専用スペースは集中しやすい空間ではないか・・という事です。
大型ディスプレイの隣にタブレットが置ける横幅120cmの作業スペース
もちろん、ノートPCでも十分に仕事ができる・・という人もいると思います。
それは職種によりますのでなんとも言えませんが、自分のように図面を引く仕事をしていると、作図の時だけはどうしてもデスクトップで仕事をしたくなります。
やはり、大型のディスプレイが作業しやすく、可能であれば隣にWEBやカタログなどの閲覧や手書き作業もできるタブレットを置きたいです。
ダイニングテーブルの上では、ノートPCでしか作業はできませんので、(職種にもよりますが)理想的な環境をつくる事は難しいのではないでしょうか。
専用スペースに横幅120cmのデスクがあれば、27インチの大型ディスプレイの隣にタブレット、もしくはサブディスプレイを置いて作業できます。
120cmの横幅があれば、テーブルの下にキャビネットをひとつ置き、作業に必要な物をまとめておく事ができます。もちろん、足元には十分なスペースが残ります。
奥行きは約60cmあるので、ディスプレイの手前で書き物をするスペースも残ります。
やはり、専用スペースが使いやすいのではないかと思うところです。
空間を最大限活用できる造り付けのデスクスペース
造り付けの良い所はなんと言っても空間を無駄にしないところ。
壁から壁まで隙間なく使う事ができ、デスクの横幅を最大限大きく確保できます。
また、デスクの周囲に変な隙間もできないので、テーブルの上からキャビネットの裏側に物が落ち・・というような煩わしさもありません。
テーブル上部にも本棚を2段造作し、天井付近の空間も無駄にせず活用できます。
作業に適したあかり
↑ 現地撮影
壁スイッチで点灯する棚下灯を計画しています。
その事によって、テーブルの上に照明器具を置く必要がなくなり、テーブルをより広く無駄なく活用する事ができるようになります。
また、この照明器具はテーブルの上を満遍なく照らす事ができる為、手元に不快な影ができません。
作業スペースにとってはとても大切な事です。
その他のお伝えしたい事。
寝室や水回りに関する標準仕様は別の記事にまとめてありますので、そちらもぜひお読み下さい。
●お手入れがしやすい洗面台と脱衣室の収納量を少しでも増やす為の工夫
以上、1階に関する間取りの解説記事でした!
できるだけ早めに2階・3階の記事を作成します汗
楽しみにお待ちください!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展
松栄小学校南の家の完成内覧会にお越し頂いたお客様、ほんとうにありがとうございます。
住んで頂けるお客様も決まり、あたらしい物件の販売活動をスタートする前にまとまった時間をとり、北海道に行ってきました。
次の物件、鶴里駅北の家は、現在建築中。
引く図面はすべて引き、現場に引き渡して北海道にやってきましたが、やはり質疑や変更なのでやりとりが生じます。
行き帰りのフェリーの中やホテルでは図面を引いたり、書類を作成しながら・・。
テレワークをしているお客様も増えてきましたが、ある程度の事なら旅行をしながらでも十分に現場の様子を把握し、指示を出す事ができますね。
とはいえ、離れるのは2週間が限界でしょうか。
ここ最近は慌ただしい時間が続いていました。
ですのでしばらくは・・・見たかった建築物を訪れたり、登山をしたり、厳冬雪中ソロキャンプを楽しんだり、日本最北端へのドライブやゴマフアザラシの越冬を見に行ったり、、各地のサウナを巡りながらゆっくり流れる時間を過ごしました。
↑ モエレ沼公園
↑ 十勝岳登山
↑ 越冬してる天然のアザラシ
↑ ニセコサヒナキャンプ場
あたらしい物件は南区です。
最寄りの駅は、地下鉄桜通線「鶴里」駅。
駅徒歩4分の立地は大きな魅力です。
このあたりの立地をよく知っている人はわかると思いますが、鶴里の交差点から北西側に位置する環境の良いエリアです。
北海道から帰り、今は外構工事の打ち合わせをしながら、クロスのコーディネート・照明器具のより詳しい選定を行なっております。
フローリングや建具などのコーディネートはすでに決まっており、上の写真(松栄小学校南の家)と同じコーディネートとなります。
クロスについても、一部は変えようと思っていますが、概ねこのようなライトグレーを基調にしたコーディネートになる予定です。
↑ 瑞穂公園西の家2 書斎スペース 十分な横幅と造り付けの本棚が上部に計画されています。照明器具を棚下にあらかじめ計画しているので、テーブルの上を広く使えるだけでなく、どの位置で作業をしても手元に影が落ちない設計になっています。テーブルも造り付けなので、周囲に隙間がなく、物が床に転がり落ちる煩わしさもありません。造り付けならではの機能的な書斎になっています。
寝室には書斎スペースがあったり、、、
↑ 松栄小学校南の家 玄関納戸
玄関に大きな納戸があったり、、
お伝えしたい魅力はたくさんありますが、個人的に楽しみなのは、リビングに面した大型のルーフバルコニーです。
↑ 佐藤自宅
鶴里駅北の家のルーフバルコニーはもっと大きいです。6人くらいでバーベキューをしても窮屈さは感じないと思いますし、子供が三輪車で遊べるくらいの広さがあると思います。
鶴里駅北の家は、ルーフバルコニーに水栓を設置しているので、プール遊びもできます。
リビングに隣接しているというのが魅力で使いやすいポイントだと思います。
リビングに居ながら、バルコニーで遊ぶ子供達に目を配る事ができますし、遊んでいて道路に飛び出していってしまう心配もありません。
お庭のような使い方、「過ごす」使い方をしていても、プライバシーが確保された落ち着いた空間になるように、バルコニーの壁を通常より高く立ち上げています。
水栓があるので、グリーンや植物をたくさん配置する事もできます。そうゆう使い方も素敵だと思います。
このような外部スペースはやはり、リビングに隣接させる事で魅力が増しますね。
我が家でも小さいですがリビングに面したバルコニーがあるので、シーズンに1回くらいは家族や友人とバルコニーでお肉を焼いたりして楽しんでいます。
準備が出来次第、「間取りの解説記事」を公開する予定です。
そこで詳しくお伝えできると思いますので、楽しみにお待ち下さい。
当社のことをはじめて知る人の為に。
ミキプランニングは大きな会社ではありませんし、物件数を追求している会社でもありません。
ですので、当社の事をはじめて知る人ばかりだと思います。
そのようなお客様に読んで頂きたい記事をまとめました。
「株式会社ミキプランニングについて、どんな会社かご紹介する記事」
「私が物件づくりで大切にしている事 & 解説記事を書く理由」
今後の予定
完成内覧会の具体的なスケジュール・お申し込みを受け付けする開始日はまだ未定です。
5月には内覧会を開催できるとは思いますが、具体的な日程が決まり次第、会員のみなさまにはご報告致します。
5月に完成内覧会を開催し、ご契約が5月末ごろだとすると、7月末から8月末にはお引っ越しが可能です。
物件に関するご質問は、お問い合わせフォームやメール(sato@mikiplanning.com)、お電話(090-8339-8469:佐藤)まで、お気軽にご連絡下さい。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展