↑ 鶴里駅北の家 現地写真 リビングからダイニング方面を見る。
鶴里駅北の家、現地はただいま外構工事中です。
室内は先週クリーニングが完了し、今週電気が開通。
写真が撮れる状態になったので、テーブル・椅子・照明器具を持ち込み、少しだけ撮影しました。
その写真を通してお伝えしたい事をいくつか書きます。
改めて、ほんとうに明るいLDKです。
ご覧の通り、LDKの南面には3つの窓が配置されており、リビング・ダイニング・キッチンすべてが窓際。
何度も書いてますが、ほんとうに陽当たりが良く気持ちの良いリビングです。
これは、「鶴里駅北の家」の大きな特徴ですから、完成内覧会の確認ポイント筆頭です。
リビングの木張り天井
天然素材・無垢の床材は好きですが、「誰にとっても使いやすい普遍的で汎用性の高い間取りと家」をモットーに家づくりをしている身としては、それをしかも分譲住宅に採用するのはかなり抵抗があります。
しかし、天井なら・・・
直接触れる箇所じゃないので傷や汚れがつきづらい。
直射日光も当たらず日焼けによる色むらも起こりづらい。
水が掛かる事による痛みもない。
・・・と、一気に扱いやすくなり、お手軽に天然素材の高い質感を室内空間に取り入れる事ができます。
最初は実験的に取り入れておりましたが、お客さまからの評判がすごく良い仕様で、最近は多くの物件で採用しています。。
オーク材を使用しています。
リビングに隣接したお庭のように使えるバルコニー
LDKとバルコニーの位置関係もこの写真からよくわかると思います。
リビングとダイニング、それぞれの窓から出入りできるようになっています。
このバルコニーについては、もう少しフォーカスした写真を撮ろうと計画しています。
居心地の良い空間のための照明器具選び
ひとつの家で10種類以上のダウンライトを使い分けていますが、その中でもリビングとダイニングに採用しているダウンライトは少し特殊なものです。
「ソフトグレアレス広角」と呼ばれるダウンライトですが、これはつまり、「周囲に不快な眩しさを感じさせず、しかし、より広く空間を照らすあかり」です。
くつろぎの時間を過ごすリビングには、発光部が丸見えの煌々と輝く眩しいダウンライトは似合いません。
不快な眩しさをカットしつつ、空間をしっかり明るく照らす事ができる非常にありがたいダウンライトです。
陰影が強くなりすぎない自然なひかり、というのもお気に入りポイント。
器具が小さく、枠の存在感が薄いデザインである事も採用の大きな理由です。
ただ、値段は一般的なダウンライトの約3倍・・。
しかし、居心地の良い場所を造るのに「光」はとても重要な要素ですので、「安ければ良い」訳はありません。
地味なポイントですが、内覧会では少し気にして見て下さい。
パナソニックさんより画像をお借りしました。当社が採用しているのは、パナソニック製「HomeArchi LGD1030LLB1」
↑ 鶴里駅北の家 現地写真 ダイニングテーブルまわり
ダイニングテーブルの延長として使えるニッチ収納
キッチンカウンター内部にカウンター収納を造作しています。
この高さは約72cm。
一般的なダイニングテーブルの高さに合わせて造っています。
テーブルの延長として、食事中に近くに置いておきたいものを配置して使って下さい。
ティッシュボックスや子供のおしり拭き、調味料類が定番でしょう。
それらがテーブルの上に置きっぱなしにならず、すぐ手が届く位置に常時スタンバイできます。
テーブルの上もより広く使えるようになるでしょう。
写真では見えませんが、この収納内にはコンセントも設置されています。
卓上でホットプレートを使う時、足元に電源コードを這わせる必要がなく、安全に使えます。
リビング・ダイニング側からキッチンの手元が隠れる仕様
キッチンには必ず立ち上がりを作ります。
立ち上がりの高さは、キッチン天板より20cmの高さ。
水切りカゴをはじめ、キッチン天板の上に置かれた様々な物が隠れる高さです。
それによって、キッチンがどんな状態でも、リビング・ダイニング側からはすっきり見えます。
同時に、配膳カウンターの高さが床より105cmとなり、小さな子供の手が届きにいくい高さになります。
ダイニングテーブル側に設けたカウンター収納も、この立ち上がりを設ける事で造る事ができています。
キッチンまわりの設計・仕様については、詳しく記事にまとめていますのでそちらもご覧下さい。
食器を座ったままスムーズに上げ下げできる配膳カウンター
やかんが乗ってるカウンターです。
お鍋や盛り付け用の食器を一時的に置いておく場所として、また、配膳カウンターとして機能する奥行きを確保して設計しています。
ペンダント型照明を設置できるダイニングルーム
照明器具が大好きなのでどんどん増えます。
家の中で模様替えをしたり、現場に持って行ったり入れ替えたり。
自分はそのように楽しんでいますが、そんな人は少数派でしょう。
しかし、、ダイニングルームにはシーリングライトじゃなくペンダントライトを使いたいと思っている人、きっと多いはず・・。
そうでなくても、生活の中でその良さに気づいてもらえるはず・・。
テーブルの配置について。
この間取りにおいては、ダイニングテーブルをキッチンカウンターの壁に接して配置するのか、離して配置するのか、お好みがあると思います。
使ってみて決める・・というのも全然ありだと思います。
むしろそれが良いと思いますし、この仕組みを取り入れた甲斐があったというものです。
そのようなテーブル配置の変更に対して、照明器具の配置も容易に変更できるようになっています。
詳しくはこちらの記事もご覧下さい。
関連記事:ダイニングにはペンダントライトを設置できるように。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展