まだ少し未完成な部分、手直しが必要な部分を残しておりますが、建物内部は概ね完成致しました。
早速家具を持ち込んで撮影してきました。
毎回家具を持ち込んで撮影するのは少々大変な作業ではありますが、建築物の見学と撮影が趣味な自分にとっては楽しい作業でもあります。
余談ですが、建築写真用の広角ズームレンズを8年ぶりに新調した事もあり心躍らせながら撮影しました笑
ホームページの仕様上解像度が落ちてしまうのが残念です。
枚数は少ないですが、ご紹介致します。
↑ 松栄小学校南の家 B邸 現地にて撮影 リビングよりダイニングルームを見る。
こちらはB邸の写真ですが、A邸もほぼ同じ間取り・仕様です。
このリビングでやはり印象的なのは、ダイニングルームの明るさです。
リビングだけでなく、ダイニングルームの前にも大型採光窓が計画できているのは「敷地形状の良さ」による大きな恩恵です。
一般的な南北に長いリビング・ダイニングの場合、こうはなりません。
↑ 松栄小学校南の家 B邸 現地にて撮影 ダイニングルームを窓側に見る。
窓際にはカーテンが美しく納まるようにカーテンボックスが造作されています。
カーテンでもブラインドでも、レールやメカがある根本部分を隠す事で窓際がすっきり美しく見えます。
カーテンの場合、厚みのあるドレープを畳んだ時に窓を塞いでしまわないよう、両サイドに少し余裕を持たせてカーテンボックを造作しています。
ダイニングテーブルの上は照明ボックスを計画し、テーブルの位置や大きさに合わせてペンダントライトを自由な位置に設置できるようにしています。
写真では1灯のランプですが、小さめのランプを2灯吊りするのも良いと思います。
写真ではテーブルをカウンターに寄せず、まわりをぐるりと回遊できる配置にしておりますが、大きめのテーブルを設置する場合・伸長式のダイニングテーブルを伸ばして使う時・リビングをより広く使いたい場合、カウンターに接するようなテーブル配置もアリだと思います。
ダイニングルーム全体の明るさを確保するため、テーブルのまわりにはダウンライトを4灯配置。
存在感が少ない小径薄型、明るいのにまぶしさを感じないようデザインされているお気に入りのダウンライトです。
リビングダイニングにある採光窓は電動シャッターです。
防犯性をスイッチひとつで手軽に高める事ができる電動シャッターですが、我が家ではほぼ電動ドレープカーテン代わりに明るさや日射を調整する為に使われています。
本当に便利で、今では電動シャッターがない生活は考えられない程愛用しております。
↑ 松栄小学校南の家 B邸 現地にて撮影 ダイニングルーム脇のカウンター。
「松栄小学校南の家 」でリニューアルしたダイニングテーブル脇のカウンター。
物が集まりがちなテーブル上をすっきりさせる為、また、テーブルの近くで使いたい(けど、テーブルの上に置きっぱなしを避けたい)ティッシュボックスや調味料などを置いておけるカウンターとして、いろいろな目的で造りつけていたカウンター。
寸法を見直し、使い勝手は大幅に向上したと思います。
※関連記事:ダイニングテーブル脇のカウンターの寸法を見直しました。
↑ 松栄小学校南の家 B邸 現地にて撮影 ダイニングよりリビング北側を見る。
リビングルームについてもA邸とB邸ではほとんど差がありませんが、B邸は天然木仕上げの折り上げ天井になります。A邸は間接照明が計画された折り上げ天井になります。
リビングの壁際には間接照明を天井に埋め込んでいます。器具の存在感が無く、角が取れたやわらかい反射光はリビングに相応しい落ち着いた光です。
階段とリビングの境界には、カーテンやスクリーンを設置できるように計画しています。
以上、「松栄小学校南の家」完成写真のご紹介でした!
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展