2020年08月18日
標準仕様
リビングの空調効率を高めるためのスクリーンBOX

 

キプランニングでも、リビング階段の間取りが多いです。

 

リビングを中心に家族が顔を合わせる機会が増え、また、床面積を効率よく使える為に建築コストを大きく抑える事ができる方式です。

 

良い事が多い方式ですが、最大のデメリットは空調の効率問題でしょう。

 

暖かい空気は上に逃げ、冷房の冷たい空気は下に逃げてしまいます。

 

それを防ぐ為、オープンになっている箇所に、空気の流出を防ぐためのカーテンやロールスクリーンを「美しく」設置できるよう、BOXを造作しています。

 

我が家でもリビング階段の間取りになっています。

 

3階への上り、1階への下り、両方がオープンになっている方式です。

 

↑ 千種区南明町 佐藤自宅 空調を使っていない時は中央に寄せる方式。

 

↑ 千種区南明町 佐藤自宅 夏のエアコン稼働時には下の階への入り口を塞ぎます。

 

↑ 千種区南明町 佐藤自宅 全部塞いだ場合。個人的には全部塞がなくても夏なら下りの箇所だけ塞いでいればOKと思います。

 

扉がある場合に比べると気密性は低いですが、カーテンだけでも十分に効果を感じられます。

 

カーテンやロールスクリーンをBOXの中に納める事によってレールやブラインド・スクリーンの根元が隠れます。

 

その事によって、見え方はずいぶん変わります。

 

特に、ロールスクリーンを採用した場合、使っていない時は何もないかのような納まりになり、見た目がとてもスッキリします。

 

 

ールスクリーンを入れるか、カーテンを入れるか。。

 

我が家では写真のとおり、レースカーテンを入れました。

 

カーテンの良さは、屈む事なくシュッと横に引くだけで出入りできるので、楽ちんです。

 

ただし、使わない時(1年の半分くらいは使わない)でも存在感がそれなりにありますし、邪魔だと感じる方もいると思います。

 

しかし、個人的にはファブリックの綺麗なプリーツやウェーブが好きな事もあり、また、リビングの窓にハニカムシェードというブラインドを採用した事もあって、この箇所にはレースカーテンを選択しました。

 

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

 

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