2018年08月04日
瑞穂公園の家
「瑞穂公園の家」折り込み広告をご覧になられたお客様へ。

 

キプランニングでは、年間にご提供できる棟数はそんなに多くありません。

 

多くても5棟前後です。

 

しかし、その棟数には大きな意味があります。

 

■まず、自分自身が本当に良いと思える物件だけを厳選して仕入れられる棟数・・・という意味です。

 

良い土地・希少な土地は当たり前のように数が少ないです。

 

不動産業に15年間関わってきたプロとして・・・

 

・長い目で見ても資産価値の下落リスクが少ない立地条件の土地。

 

・良好な住環境が実現できる間取りのお家が建てられる土地(間口・形・向き)。

 

・住環境が変化してしまうリスクが少ない土地。

 

・無駄が少なく、隅々まで活用できる面積の土地。

 

・・・を厳選してお届けしています。

 

規模が大きく、何十棟・何百棟分の土地を仕入れないといけない体制の会社では、どうしても土地の仕入れに妥協が生じます。

 

良い土地だけを選んで仕入れていたのでは、何百棟分の土地を確保する事は難しいからです。

 

年間5棟くらいの数であれば、仕入れをかなり厳選する事ができます。

 

事実、年に何百という数の物件情報に接しますが、本当に良いと思える物件の数はせいぜいそれくらいなのです。

 

 

■次に、1邸1邸の計画に細部までしっかりと時間を掛けられる棟数・・・という意味。

 

年間5棟くらいの数であれば、1邸1邸にしっかり時間を掛けて計画を練る事ができます。

 

規模が大きく、年に何十棟・何百棟も着工しないといけない体制の会社では、どうしても流れ作業的にプランを決める事となり、細部まで計画を練る事が難しくなります。

 

 

土地の選定と仕入れ・プランの企画・お客様へのご説明・販売させて頂くまでを自分ですべて一貫できる棟数・・・という意味。

 

良い土地とは何か?良い間取りとは何か?良い品質の家とは何か?

 

自分なりにそれぞれの理想を持っています。

 

これは個人的な性格によるものかもしれませんが、それらの理想を結び付けひとつの形にするという作業には、分業という方法では難しいと思っています。

 

また、どんな動機や考えに基づき、どのようにして造られた物件なのか、それを実際に住んで頂くお客さまに理解して頂く事がとても大切だと私は思っています。

 

関連記事:私が物件づくりで大切にしている事&解説記事を書く理由。

 

その為には、やはり造った本人である私自身が直接住んで下さるお客さまに物件のご説明をする・・・個人的にはこの事がかなり重要だと思っています。

 

そして、その体制が実現できる棟数が、年間5棟くらいの棟数・・なのです。

 

取り扱う物件数は少ないですが、そのかわり取り扱う物件は自分自身が本当に良いと思える厳選した土地ばかりです。

 

また、ひとつひとつ細部まで時間を掛けて計画した住宅です。

 

その事をお伝えしたくて作成したチラシなのですが・・・ 

 

 

回作成したチラシも我ながら文章が多く理屈っぽいチラシです(笑)・・

 

それでもお伝えしたい事のほんの一部しか、広告紙面上ではお伝えすることができません。

 

ここでは、広告ではお伝えしきれなかった紙面トップ写真にある14の工夫について、より掘り下げてお知らせしたいと思います。

 

 

1、リビング学習ができるライブラリースペース

 

広告紙面でも言及していますが、キッチンやリビングから程よい距離感があり「監視されている感」が出すぎてしまわない位置&テレビに背を向ける位置に配置出来たのはとても良かったと思っています。

 

足がなく、横幅めいっぱいに広くデスクを活用できるのは造り付けならでは。

 

デスク上の消しゴムやペンなどの小さな物が机の奥に落ちてしまう事もありません。

 

機能性と意匠性(見た目の良さ)を同時に実現できるという点が造り付けの最大の利点。

 

その事には大きな可能性を感じており、これから力を入れていきたい分野です。

 

※このスペースをPC置き場として使われたい方は、おっしゃって頂ければ配線用の穴開けをします。

 

 

2、空間を余す事無く活用できる専用本棚

 

空中のスペースを無駄なくスマートに収納として活用するという事は、前々から課題として考えています。

 

既に、冷蔵庫や洗濯機の上のスペースを無駄なく見た目良く収納スペースに活用できる方法は現場に取り入れていますし、ウォークインクローゼットの収納量を増やす上下二段収納も同じ考え方です。

 

空中スペースを活用した専用本棚も、機能性と意匠性を両立しており造り付けならでは。

 

 

3、デスクの上を広く使える棚下照明

 

2人掛けのスペースにスタンド式の照明を置くとしたら2人分・・。

 

これは結構なスペースになります。

 

その分、活用できるデスクスペースが狭くなる訳です。

 

しかし、あらかじめ棚下に照明を造り付けておく事によって、デスクを広く使えるようになります。

 

そして、隅々まで明るく影ができにくい。デスクに求められるあかりとしてより上質な環境を実現できます。

 

さらに、照明器具がほとんど目立たず、意匠性の高さも実現できています。

 

 

4、小物が置ける窓台高さ

 

勉強や作業をしている時に視界の中にあって欲しいもの・・・。それは時計です。

 

顔を上げて自然と視界に入る場所に時計が置けるスペースがあったら良いなと思い、窓の高さを調整しました。

 

もちろん、ペン立てや文具類を置くスペースとして活用しても良いと思います。

 

 

5、小さなお子様の手が届きにくいディスプレイカウンター

 

リビングの中に花や絵・写真を飾れるスペースがあるかどうか。

 

個人的にその違いは大きいと思います。

 

そのような場所は必ず設けるようにしていますが、お子様の手が簡単に届かない高さにあればなお安心です。

 

このカウンターは105センチの高さに設定されており、歩き始めの小さなお子様の手が届きにくい高さに設定されています。

 

 

6、寸法を突き詰める事で生まれる収納

 

リビングに必要な寸法・ダイニングに必要な寸法・・人が通るために必要な寸法・・・それらを吟味して空間を詰めていくと、機能性を犠牲にせず別の用途に割り振れるスペースが現れる事があります。

 

この収納やライブラリースペースはまさにそのようにして生まれた空間です。

 

そのようにして生まれた収納スペースは「瑞穂公園の家」の中には他にもあります。

 

寸法を突き詰めて検討すれば、同じ広さの空間でも機能性や使い勝手を犠牲にせず、より多くの機能を持たせる事ができるのです。

 

 

7、モノが片付けやすいオープン棚

 

読みかけの本・郵便物の束・はさみやのりなどの文房具・テレビやエアコンのリモコン・眼鏡・ボックスティッシュ・ipadなどのタブレット・・・

 

日常生活の中で使う細々とした物は、たいてい身近で置きやすいリビングやダイニングのテーブルの上に集まります。

 

片付けのしやすいお部屋をつくる為には、そのような日用品の置き場所をつくる必要があります。

 

そのような使用頻度の高い日用品は扉付きのスペースに収納するには不向きです。使った場所に戻らなくなります。

 

それらの置き場として造られているのが、このオープン棚です。

 

もちろん、日用品置き場でこのスペースがすべて埋まるという事はありません。

 

なので、ある程度の奥行きを確保する事で汎用性を持たせています。

 

本棚・カゴやボックスを活用した収納(例えばおもちゃ類)としても活用できるようにしています。

 

また、ソースやしょうゆ・塩コショウなどの調味料・ジャムやハチミツなどの朝食セットなどは、テーブルの上に置きっぱなしにしたくはありませんが、テーブルから遠い場所に保管していても不便です。

 

個人的には、取っ手付きのトレイの上にまとめ、テーブルと収納棚を行き来できるようにすれば便利かなと思っています。

 

 

8、オープン棚の中に設置したコンセント

 

オープン棚の一部にはコンセントが設置されています。

 

小型のトースター等の調理家電置き場・電子機器の充電スペース等としても活用できます。

 

 

9、テーブルの大きさや配置に合わせて位置を調整できるペンダントライトレール

 

ダイニングテーブルにはペンダントライトがやっぱりオススメです。

 

空間を均一に照らすシーリングライトとは違い、テーブルの上を照らすという明確な目的を持って設置されるペンダントライト。テーブルの上に並んだ食事を引き立たせてくれるでしょう。

 

しかし、ペンダントライトはテーブルのサイズや配置によって、最適な位置が変わります。

 

また、写真にあるような1灯だけのタイプもあれば、2灯・3灯というタイプもあり、採用する照明によっても設置位置が変わるのです。

 

ミキプランニングの物件では、テーブルの大きさや配置・照明の種類や数によって最適な位置に照明を取り付けられるように計画されています。

 

天井にくぼみを設けてその奥にレールを設置している為、見た目的にもスッキリ納まるように工夫されています。

 

 

10、カーテンレールを隠すカーテンボックス

 

カーテンを開けている時、カーテンレールが隠れれば空間をよりスッキリと見せられます。

 

カーテンを畳んだ時に窓に干渉しないよう、窓よりも少し大きめに設計されています。

 

 

11、向きを変えらえる照明

 

カウンターの上に飾ったお花を照らす・・・壁に掛けた絵を照らす・・・など、ディスプレイや使い方にあわせ、照明の向きが変えられるようにしています。

 

また、リビングのダウンライトにも同じものを採用しています。ソファやテーブルの配置にあわせ、照明の向き・光の位置を調整する事ができるように計画しています。

 

 

12、奥行きを確保し、キッチンの手元を隠す高さの配膳カウンター

 

配膳カウンターとして安全に機能するように、十分な奥行き寸法を確保しています。

 

また、整頓された状態を維持するのが難しいのがキッチン。

 

リビング・ダイニング側からは手元が見えないようにカウンター高さを設定しています。 

 

 

13、キズの付きにくいフローリング

 

小さなお子様やペットがいるご家庭では、使用している建材のキズに対する耐性はとても大事な要素だと思います。

 

ミキプランニングの家では、キズや色あせ・ひび割れなどに強いフローリングを採用しています。

 

自宅・事務所でも同じフローリングを採用して6年経過しておりますが、想像以上にキレイです!

 

ただし、角が立ったものを落とした時にはキズ(凹み)がつきますので、その点はご注意下さい。

 

面倒なワックス掛けをしなくても(むしろ、ワックスは禁止)拭き掃除だけでキレイな状態が維持できるのもポイントです。

 

 

14、キズの付きにくいクロス

 

クロスは床よりもキズが付きやすいのですが、簡単に張り替えられる事が救いでもあります。

 

しかし、ミキプランニングではクロスにもキズに強い商品を採用しておりますので、キレイな状態を長く維持できると思います。

 

以上、長~い文章の記事でした(笑)

 

最後まで読んでくれた方、居たらそう言ってもらえれば喜びます(笑)

 

ここで挙げた14の項目は、紙面の写真に写っている範囲内だけのものです。

 

その他にも多くのこだわりや工夫がありますので、それは現地をご内覧して頂いてご確認して頂ければと思っています。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

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