2020年07月22日
標準仕様
ダイニングテーブル脇のカウンターの寸法を見直しました。

↑ 瑞穂公園西の家2:ダイニングテーブル脇のカウンター。赤字は変更前の寸法で写真の物件の寸法。青字は変更後の寸法。

 

のカウンターをダイニングテーブル脇に造作する理由はたくさんあります。 

 

・床面積を有効に活用する為

 

→ 家具とその周辺に必要な寸法を図面上にあてはめてみると、活用しきれていないスペースを見つけられる事は多いです。「あるスペースを最大限有効に活用する為」このカウンターを造作するようになりました。

 

→ 床面積を大きくしてコストをかける事によって出来る事が増えるのは当たり前です。生活に必要な寸法をきっちり図面に落とし込み、「ムダを無くす事=あるスペースを最大限活用する」事によって「価値を凝縮する事=同じ広さでもより多くの事ができ、より使いやすいくする事。」は、分譲住宅の価値=優れたトータルバランスだと思っている自分にとっては、とても大切な考え方です。

 

 

・ダイニングテーブルの延長として使えて便利だから

 

→ 友人や両親が家に来た時。人数が増え手狭になったダイニングテーブルを補うような使い方ができます。お鍋やすき焼きの材料、空いたグラスや予備の食器などを置いておけば、テーブルの上が整理できます。

 

→ 食器や食材が多いお正月やクリスマスのイベントの時も同じです。

 

→ 生活の中では、テーブルの上で何か作業をし、そのまま食事の時間・・という事もあるでしょう。そのような時に一時的に物を移動する場所・・としても、我が家では使っています。

 

 

・ダイニングテーブルの近くに欲しいものを置いておけるので(カウンター天板)

 

→ ティッシュ置き場。テーブルの近く、手の届くところに欲しいけれども、テーブルの上に置きっぱなしになるのはちょっと・・。

 

→ お子様がいる家庭ではおしり拭き(ウェットティッシュ)はテーブル側に必須のような気がします。その置き場として。

 

→ 調味料系。テーブルの上に置きっぱなしを避けつつ、使いやすい場所に置いておけます。

 

→ コーヒーメーカーやトースターを常設で置いているお客様もいます。

 

→ 炊きたてのお米が入った炊飯器。いちいちキッチンまでごはんを盛りにいかなくてもいいです。

 

 

・ディスプレイスペースとして活用できるので

 

→ やっぱり、リビングの中にお花や額を飾れる場所は個人的には欲しいと思っています。

 

 

・収納量が増える(下段と中段)

 

→ 横幅約2.6m×2段分の収納スペースはあなどれません。

 

→ オープン棚はプリンター置き場としては便利ですし、中段ならそんなに目立ちません。寸法もちょうど良いです。

 

→ この中段と下段を収納としてもっと使いやすくしよう・・というのが、今回の改良の趣旨です。

 

 

良前の寸法がこうだった理由。

 

このカウンターを設置するようになった時、「ダイニングテーブルの近くに補助的にものが置ける場所をつくりたかった」というのが大きな理由でした。

 

そこで、一般的なダイニングテーブルの天板高さである720mmをカウンターの高さとし、テーブルと高さを揃える事で補助テーブルとして使いやすくなるように。。

 

・・そのような理由で高さを決めました。

 

天板の高さ720mmという寸法があって、そこから棚板内部の寸法を決めた結果、中段と下段の有効高さは300mmという寸法だった訳です。

 

今回、その事によって棚板内部の収納としての汎用性を犠牲にしているのではないか・・そう考えて寸法を再検討してみました。

 

 

 

印良品の収納モジュールを参考に、汎用性がより高い収納となるよう、収納優先で寸法を決めました。

 

赤字で書かれた数字は今までの寸法です。棚内部の有効高さが300mm。天板の高さが720mm。

 

青字で書かれた数字は改良後の寸法です。棚内部の有効高さを380mmとし、結果天板の高さが880mmになりました。 

 

基本的にオープン棚は、BOXやカゴなどの収納用品を活用して使う事が多いと思います。

 

そのような収納用品は様々なメーカーから様々な種類のものが発売されていますが、「分譲住宅としての収納の汎用性」を考えた時に基準になるのはやはり無印良品の商品ではないかと思ったのです。

 

無印良品の収納用品はバリエーションが豊富ですから、本や書類・爪切りや綿棒、電池や切手などの小さな物から大きなブランケットや子供の着替えやおむつなどの衣料まで、たいていのものは収納できます。

 

結果、いろんなものを収納しても統一感を出す事ができるというのも良い点です。

 

 

内部の有効高さが380mmになる事によってできる事。

 

まず、書類を整理・収納する為に必要なファイルが納まるようになります。

↑ 高さ312mm 他社製品でも300mmをわずかに超える寸法の商品が多いです。写真を収納するアルバムなども同じような寸法が多いようですね。

 

 ↑ ファイルが納まるという事は、ファイルボックスも納められます。

 

ファイルの種類が統一されていれば裸で収納しても統一感がありますが、そうでない場合のほうが多いのではないでしょうか

 

そうゆう時、このファイルボックスを使えば、中身を隠しスッキリ収納でき、棚の中でファイルが倒れたりする事もありません。

 

このファイルボックスは僕のオフィスでも使っていますが、ファイルや書類がすっきり収納できるだけでなく、ノートパソコンと周辺機器、アイロンと霧吹き&当て布・・など、関連するものをセットで収納できるので便利です。

 

 

↑ 木製(正確に言えばMDF製突き板仕上げ)の引き出し。ただの箱であればシンプルなつくりなのでポリプロピレンでも良いと思いますが、引き出しなどの家具的な要素が入ってくるとポリ製のものは少しチープに見えてしまいます。

 

ファイルボックスが収納できるだけなら棚の高さが330mmくらいでもよかったのですが、この商品に寸法を合わせ、380mmという寸法にしました。

 

このスタッキングチェストは、スタッキングシェルフという商品の1マス分のオプションパーツですので、このサイズに寸法を合わせておけば・・・

 

 

無印良品モジュールにピッタリ合うはずなので、汎用性が広がるのではないかと思ったのです。

 

この写真を見るだけでも・・・

 

・重なるラタンシリーズ

・重なるブリ材バスケット

・ポリプロピレンケース

・ポリプロピレンボックス

 

などが活用されています。

 

これらの組み合わせであれば、積み重ねても無駄なくスペースを活用できると思います。

 

 

 

 

大きくて頑丈な帆布のバスケット。

 

最下段は大きいバスケットやカゴ、BOXなどでざっくり使うのが向いていると思います。

 

商品コメントにも書かれていますが、よく場所を動かす小物やおもちゃなどをまとめて収納して最下段に収納しておけば便利でしょう。

 

ただし、最下段の場合ホコリが付着しづらい素材のほうがより良いかもしれません。

 

 

ウンタートップが880mmになる事によって ・・・

 

確かに、テーブルトップとカウンタートップの高さが揃い、テーブルの延長のように広がる事でトップの使いやすさと見た目はより良いと思います。

 

しかし、カウンタートップが880mmになる=テーブルより160mmくらい高くなっても、先に挙げたような使い方ができなくなる訳ではありませんし、極端に不便になるという事もないような気がします。

 

880mmではちいさな子供の手が届かない・・とは言えない寸法ですが、特に1歳児にとってはこの180mmの差によってずいぶん届きづらくなると思います。

 

その点は生活利便性が向上する小さくないメリットだと思っています。

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

2020年07月04日
標準仕様
寝室に電動シャッターがあると嬉しいこれだけの理由

 

動シャッターは今までもミキプランニングでは標準仕様として採用しており、お客様に対してもその便利さについて力説して参りました。

 

その後自宅を新築し、実際の生活の中でその便利さを実際に体験してみると、本当に便利だという事をあらためて認識しさらに新しい良さも発見する事に。

 

現在ミキプランニングでは、寝室とリビングの大型引き違い窓に電動シャッターを標準装備しておりますが、特に寝室に限っては外せない設備だと確信致しました。

 

以下に、その理由をつらつらと書きます。

 

こんな使い方をして下さいという記事です。

 

↑ 佐藤自邸&千種区南明町モデルハウス 寝室の窓

 

○電動遮光カーテン代わりになる便利さ

 

まず最も何が良いかと言うと、開閉がリモコンスイッチなのです。

 

つまり、ベットの近くにリモコンを置いておけば、ベッドで寝ぼけながら日差し・明るさをコントロールできます。

 

もっと寝たい時や昼寝の時は暗く。

 

目覚めたい時は明るく。

 

この操作をベッドに居ながらにしてできるのは本当に便利です。

 

一時、仕様変更で開閉リモコンが壁スイッチになった事があるのですが、これは本当に改悪だと思いました。

 

すぐに元の仕様に戻ったのは、(詳しい事情は知りませんが)相当不評だったのでしょうね。

 

個人的には開閉が壁リモコンになってしまったら電動シャッターの魅力は半減すると思います。

 

 

○遮光カーテンはもちろん、ドレープカーテンも不要。レースだけで十分です。

 

→ ドレープカーテンがいらない事でカーテン費用を抑えられる。

 

→ 窓まわりがすっきり軽快な印象に。特に、ダブルのカーテンレールは結構存在感ありますから、印象は大きく変わります。

 

→ 厚みのあるドレープを省略できる分、部屋が広く使えます。

 

→ ほこりを溜め込みやすいドレープを省略できる事で、お掃除・維持管理が楽になります。

 

 

○窓とカーテンを閉めたまま開閉できる。

 

→ スイッチひとつで開閉できるので生活の中で頻繁に開け閉めできる。結果、防犯性を高められる。

 

→ 特に、雨の日の開閉は本当に便利。

 

→ 暖房や冷房中に窓を開けずに済むので、空調効率が良くなります。

 

→ 窓を開けないので虫が室内に入りません。

 

 

○雨の時は閉めておけば、必要以上に窓が汚れるのを防ぐことができる。

 

 

○開閉音が静か!

 

→ 夜の開閉でも周囲や家族に気を使わずに使えます。

 

 

○部屋を使わないお昼の時間帯にシャッターを閉めておけば日射を遮り、余計な熱を室内に取り込まないようにすることができる。

 

→ 窓は壁の約10倍熱を通します。つまり、熱のほとんどは窓から逃げ、窓から入ります。

 

 

(だから標準仕様としているのですが)良いことが本当にたくさんあります。生活が変わります。本当にオススメの仕様のひとつです。

 


最後に、よく受ける質問について・・

 

○故障は??

 

電動シャッターが故障したとご連絡を受ける事は少ないです。少なくとも、当社でお引き渡ししたお家では(電動も手動も)今まで1件も故障のご連絡は受けていません。

 

もちろん機械ですから故障する可能性はありますが、手動シャッターの場合シャッターの端っこを持って開閉するとかかる力が偏よって故障の原因になるらしいのです。

 

そう考えると、電動シャッターのほうが故障の原因は少ないような気もしています。

 

○停電の時は??

 

停電や電気系統の故障で電動シャッターが使えなくても、手動切替のレバーがあり、それをを引っ張れば手動に切り替えられます。

 

以上、標準仕様のご紹介「電動シャッター」の魅力・使い方についてお伝えしました!

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

2020年05月16日
コラム
株式会社ミキプランニングについて、どんな会社かご紹介する記事。

 

とんどのお客様が、当社の事をはじめて知る方だと思います。

 

2020年の今年で8年目になりますが、ミキプランニングは小さな会社ですし、会社所在地をグーグルマップで見てみてもただの一軒家な訳です。

 

もし、たまたまお近くに来られる事があってどんな会社なのか車で前を通ってみよう・・という事があれば、会社名すら表示されていない事に気づくでしょう笑

 

なんて怪しい会社だ!・・・と、思われてしまうかもしれません。(普通はそう思いますよね)

 

ただ、それにはいろいろな考えや理由があってそうしているのです。

 

その点のお話しをしながら、ミキプランニングという会社の簡単な自己紹介をする記事です。

 

 

■株式会社ミキプランニングは、代表の佐藤がひとりで営んでいる会社です。

 

可能なかぎりコンパクトな会社である事。

 

それはもう、僕の中ではこの仕事をする上での信念のようなものです。

 

まず、ミキプランニングの事務所は僕の自宅と兼用です。

 

従業員はひとりもいません。

 

つまり、運転資金をほとんど必要としない会社です。

 

土地の選定・仕入れから、造成の計画、建物の配置や間取りの計画、コーディネート、収納や細部の造作の計画、照明や電気関係の計画、それらの作図から完成した現地の写真撮影、お客様へのご説明やご契約、お引き渡しまでのフォローからアフターサービスまで、すべてを代表の佐藤が行っています。

 

自分の知る限りこのような形態の分譲住宅メーカーは知りませんし、そのような意味ではそれなりに変わった会社であるとも言える訳ですが、それにはほんとうに多くの理由・動機があります。

 

 

経営に関わる理由

 

・運転資金の為に、たいして良くない土地を無理して買わなくても良い。

 

→ 営業社員が一生懸命営業しないと売れないような在庫リスクのある土地はそもそも買わなくて済みます。

 

→ 結果、営業社員を雇用する必要性がない。

 

 

・リーマンショックやコロナショックなどの事変に強い。

 

→ 運転資金がほとんど必要ない会社ですので、半年〜1年くらい休んでいても平気です。むしろ、良い土地が無ければ仕事をしない時期があるのは当社にとっては通常運転です。

 

 

・立派なオフィスやショールームは無駄な経費だと思っている。

 

→ それがある事によってお客様に与えるイメージの違いはあると思いますが、造っている商品の本質が変わる事はありません。

 

→ 豪華で非日常的なショールームのような、つまり「イメージ」で売るというのは、僕の価値観とはかなり違います。

 

→ 設計上のそれぞれの工夫が現実的な生活の中でどのように機能しているのか、それを自宅兼事務所というリアルな空間の中でお見せするほうがよっぽどショールームとしての価値があると思っています。

 

 

・広告宣伝費をほとんど必要としない

 

→ 運転資金がほとんど必要ない会社ですので、物件数を求める必要もなく、会社の知名度を高める必要性が低い。

 

→ 良い物件だけを厳選して仕入れる事ができるため、広告をほとんどしなくても買って頂ける。完成した物件が在庫となる事がまず無いので、見学会と新聞折り込み広告を毎週のように実施する必要があまりない。現場待機する営業社員も必要ないですし、広告費もほとんど必要としません。

 

 

・土地仕入れの意思決定が早い

 

→ 土地を見に行くのも、その土地にラフプランを入れるのも、そして、購入を決定するのも全て自分です。

 

→ 大きな会社のように、「仕入れ担当→設計担当→凛議書の作成→経営の意思決定」という手順を複数の人間で行う必要がありません。

 

→ 良い土地情報が出た時にそれを購入できるかどうか・・その点、意思決定の速さはとてつもなく重要です。

 

→ 物件にもよりますが、さほど難しく無い土地であれば情報が手元に届いて徹夜でプランを仕上げ、翌朝現地を確認し、そのまま電話で購入意思を伝える・・という事も可能です。そんな仕入れができる会社はほとんど存在しないのではと思っています。

 

 

商品づくりに関わる理由

 

・運転資金の為に無理な仕入れをする必要がないので、自分が本当に良いと思った土地のみ仕入れる事ができ、商品(土地)に対して大きな妥協する必要がなくなる。

 

→ それはどんな物件なのかについては、こちらの記事にまとめていますので、どうぞ!

 

 

・年間の物件数が少なくても良いので、限られた数の物件に自分の能力を注ぎ込む事ができる。

 

→ 間取りはもちろん、棚板の奥行きや高さからコンセントの取り付け位置、照明器具の選定や取り付け位置、壁紙の選定に至るまで自分自身で最良と思うものを計画しています。

 

 

・自分自身で選んだ土地に、自分自身で建物を計画する事により、商品の細部に至るまで自分の意思を反映させる事ができる。

 

→ 土地を選んだ・建物を造った本人がお客様に直接説明できるのも大きな利点です。全部を自分で計画していますので、販売物件に関する事であれば基本的にはほとんどのご質問にお答えする事ができると思います。

 

 

個人的な性格によるもの

 

・運転資金の為に買ったたいして良くない土地を営業しなくて済む精神衛生上の理由。 

 

→ たいして良くないと思う物件を売る為に、さも良い物件のようにお客様に営業するのは苦痛ですし、楽しくありません。(経験談)

 

→ それができるのは営業気質のタイプの人間です。それはそれですごい能力ですね!僕はどちらかというと、プラン・企画が得意な(職人気質よりは手前の)ものづくり気質のタイプの人間です。当社から営業電話がかかってくる事はまず無いのでご安心下さい笑

 

 

・自分の時間を大切にしたい。

 

→ 前提となる個人的なおはなしですが、僕は趣味が多い道楽人間です。

 

→ 仕事以外のプライベートな時間を充実させる事・自分自身の好奇心を満たす事を人生においてとても大切にしています。

 

→ 同時に同じくらい、仕事に対して楽しんで取り組めるという事も大切にしています。数や数字を求めて仕事をしたくないというのはこの辺の事が理由にあります。

 

→ 無理してたくさんの物件を手掛ける必要がなければ、自分の時間も持てるようになります。

 

→ ひとりで仕事をしていれば、気軽に自由に動けます。

 

 

・他の人と仕事を共有したり任せる事が苦手

 

→ はっきり言ってこれはただ自分が不器用なだけですが、仕事を自分でやらないと気が済まない、他人に任せられない典型的なタイプです。

 

→ 会社員の時には部下を持った事もありますが、本当にさまざまな事に困惑しました笑

 

 

■実際の業務内容 

 

・分譲住宅の企画・開発・販売

 

→ 実態としては、当社の業務の8割くらいは分譲住宅のお仕事です。

 

 

・注文住宅

 

→ 注文住宅を請ける事もあります。ホームページ上ではほとんど触れていませんが笑

 

→ お客様が気になっている土地、既に購入されている土地に対し、プランや予算をご提案するパターンがひとつ。

 

→ もうひとつは、土地探しから一緒なって住まいを造っていくパターンです。予算や理想とする暮らしをお聞きして、どんなエリア・条件で土地を探すのか・・・そこからスタートします。

 

 

それにしても、会社名くらい玄関に表示したほうが良いですよね・・笑

 

僕は飛び込み営業や電話というものが好きではないので、そうゆうのが増えたら嫌だな・・というのがひとつめの理由。

 

もうひとつは、イマイチかっこよく表示できる案が思い浮かばないのです。

 

もうすぐ事務所と自宅を千種区に移転して1年になりますが、なんとなく良いアイデアが浮かんだのでそろそろ・・・。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

 

 

2020年05月10日
松栄小学校南の家
あたらしい物件を予告します。

 

ぜか、意外と言われる事が多いのですが、私佐藤はアウトドアな趣味が多いです。

↑ 北アルプス 燕岳登山

↑ ほったらかしキャンプ場 山梨

 

その為、緊急事態宣言下での外出自粛にはダメージを受けています。

 

キャンプ場はどこも閉鎖しており、5月の連休には毎年登山を企画するのですが、今年はずっと家で過ごしました。

 

マッターホルンというスイスの山に登る5年越しの計画を今年の夏に実行する予定でしたが、それも延期になりそうです。

 

そのかわり、夏の北アルプス1週間長期縦走の企画しながら、気を紛らわしています(この情勢がこのまま続けばそれも断念ですが)。

 

どこへも出かけられない生活というのは辛いですね。

 

個人的な日常生活においては、サウナに行けないのがほんとうに辛いです・・。

 

しかし、飲食業や旅行業などのみなさまの身を切るような思いを想像すれば、自分の辛さなど間違いなく大したものではありません。

 

いずれにしても、日常が1日も早く戻るよう願うばかりです。

 

 

たらしい物件は、昭和区です。

 

最寄りの駅は、桜通線「桜山」駅。

 

駅より東側の立地です。

 

少し遠くなりますが、御器所まで歩いて鶴舞線を利用する事もできる立地です。

 

人気の高い「松栄小学校」学区に位置し、小学校までは徒歩2分の安心できる立地。

 

北東角地を2分筆した計2棟です。

 

今までのブログでも何度も言っていますが、僕は陽当たりの悪い家は嫌いです。

 

極端な話、陽のあたらない薄暗い家は人格形成にも影響を与えるような気がしてなりません。

 

もちろん、陽当たりの悪い家は今まで1軒も造っていません。

 

この物件も例外ではありません。

 

どちらの棟も南側に十分な彩光スペースを確保した上、彩光窓が2枚設置できているワイドスパンのリビング。

 

リビングが明るいのはもちろん、すべての居室が南に配置された明るい間取りです。

 

収納が少ない家というのも嫌いです。

 

もちろん、断捨離が得意な人にとっては収納が少なくても良い家というのは成立しますが、少なくとも多趣味で物が多い自分には無理です。

 

そもそも、自分の中での良い間取りの定義は「誰が使っても使いやすい普遍性の高い間取り=資産価値の高い間取り」なので、特定の人だけが使いやすい間取りというのは僕にとってはナシです。

 

少なくとも僕が思う家とは、そこに暮らす人の人生・好奇心を受け止められる器のようなもの、生活の基盤になるものです。

 

そのような意味で、収納のゆとりは生活の豊かさに直結すると思います。 

 

たとえば、子供とキャンプに行きたいと思っても、道具を収納する場所がなく既に家の中が物で溢れていれば、新しい事を始める気持ちもなくなってしまうでしょう。

 

新しく何かをはじめようと思った時、収納する場所があるかどうかはとても大切で切実な問題です。

 

アウトドアな趣味が多い僕の自宅は、玄関に大きめの収納を設けており、登山道具やキャンプ道具、工具や洗車用品、ベビーカーなどで埋め尽くされています。

 

自宅と事務所を今の場所に新築して1年くらいですが、この収納があって本当に良かったと実感しながら生活をしています。

 

昭和区の新物件も、どちらの棟にも玄関に納戸を設置し、シューズクロークも十分な収納量を確保しています。

 

 

↑ 千種区南明町 自宅兼事務所 玄関まわりの様子

 

左側が納戸の扉。土間仕様だと靴を履いたまま荷物の出し入れがしやすく、便利です。

 

玄関は掃き掃除をしても砂ホコリが舞ってしまうので、水で流して掃除しています。

 

その為、玄関土間のタイルが側面まで少し立ち上がる寸法を基準とし、水掃除がしやすいようにしています。

 

 

後の予定

 

この物件は、夏頃に着工し、今年の年末から来年1月ごろの完成内覧会をイメージして進めています。

 

それまでに、物件の間取りや価格などの詳細情報をはじめ、間取りや土地の解説記事や現場の様子などを随時ブログにて公開する予定です。

 

また、完成内覧会の時期についても、決まり次第メールおよび郵送でお知らせする予定です。

 

それらの最新情報はメールマガジンという形で登録頂いたメールアドレスまでお知らせ致します。

 

ご希望のお客様は、こちらのリンクより会員登録して頂き、情報をお受け取り下さい。

 

それでは次回の更新まで。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

 

2019年11月24日
瑞穂公園西の家-2
「瑞穂公園西の家2」完成写真の公開 〜 玄関 〜

kabutoyamacho_fin014

↑ 瑞穂区甲山町「瑞穂公園西の家2」玄関

 

甲山町の間取りですごく気に入ってるのが玄関です。

 

玄関ドアを開けて正面に大きな窓とお庭。

 

こんな間取りは滅多に造れません。

 

それも土地が持つ魅力だと思います。

 

このお庭をより魅力的なものとする為に、ウッドデッキとウッドフェンスを施工する予定です。

 

ウッドデッキを施工する事で、フローリングとほぼ同じ高さの出入りしやすいお庭となり、より身近で気軽な外部空間になります。

 

また、十分な高さの目隠しウッドフェンスを施工する事で、お庭はよりプライベートで過ごしやすい空間となります。

 

この玄関の本当の完成形はウッドデッキとウッドフェンスが出来上がった状態です。

 

その完成形をよりイメージしやすいように、我が家の写真をアップします。

 

kabutoyamacho_fin014-2

 

甲山町の間取りと我が家の間取りは似ている箇所(特に1階部分)が多いです。

 

我が家の土地を見つけた時も、手書きのラフプラン上ではありますが、この玄関に心が弾みました。

 

甲山町の土地を見つけた時には、我が家のプランと同じ骨格で魅力的なプランが入りそうだという直感がありました。

 

そんな経緯で買った土地です。

 

写真のとおり、我が家も同じく玄関を開けて(正面ではありませんが)採光窓とお庭が目に入る間取りになっています。

  

甲山町のお庭の形は台形です。

 

我が家のお庭の形は三角形です。

 

この三角形のお庭でも、写真のようにちょっとしたアウトドア気分で子供とBBQをする事はできてしまいます。

 

その点、甲山町のお庭のほうが使い勝手が良いと思います。

 

我が家の場合、お洗濯物干し場を兼用していますが、甲山町はお洗濯物干し専用のサービスヤードがあるので来客を気にする必要もありません。

 

また、甲山町のほうがこの写真よりもフェンスを高めに設定しています。

 

登山やキャンプなどのアウトドアな趣味がある自分としては、テントや寝袋を広げたり吊るしたりして乾燥させるスペースとして、このお庭はとても重宝します。

 

もちろん我が家も玄関まわりの収納は充実させてますから、乾いた登山装備はデッキで畳んで、そのまま近くの収納へ・・。

 

それがとても便利で満足しています。

 

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↑ 9月にお引き渡しをした「平和公園北の家」 

 

ウッドデッキの材料について。

 

材料は写真と同じものを使用する予定です。

 

デッキ材は南米産のハードウッド。

 

現地では、枕木や橋、電柱などに使われる非常に耐久性が高い木材です。

 

デッキ材としてはかなりよい材料を使用します。

 

フェンス材にはソフトウッドを使用しています。

 

ハードウッドに比べると耐久性は低い材料ですが、ソフトウッドを採用している理由はあるハードウッドの欠点です。

 

それは、時間の経過と共に色が落ち、ブロックが汚れてしまう事。また、材料が重たいので、フェンスで使うと支柱に負担がかかってしまう事。

 

デッキ材に比べフェンス材は交換が簡単という事もあり、フェンスにはソフトウッドを採用しています。

 

ソフトウッドですが、屋外用のステインを塗装している商品なのでそれなりの耐久性はあります。

 

デッキは無塗装なので色を選ぶ事はできませんが、フェンスは塗装品なので、色が複数あります。

 

瑞穂区内方町の物件も、瑞穂区甲山町の物件も、ご成約のタイミングによってはお客様と相談をして色を決めてもいいかなと思っています。住んで頂ける方が決まった時には相談させて頂きますね!

 

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

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