2021年06月10日
鶴里駅北の家
「鶴里駅北の家」ベッドルーム前のテラスに目隠しのフェンスを取り付けました。

 

ベッドルームのデッキとフェンスが完成しました。

 

この場所にデッキを作った一番の理由は、洗濯物を1階で干せるようになるから。

 

「鶴里駅北の家」は、1階でお洗濯をします。

 

このテラスで洗濯物を干し、洗面脱衣室内もしくは階段前の収納に家族全員分の室内着を収納すれば、お洗濯物のほとんどを1階で完結させる事ができます。

 

このお洗濯物動線は、3階建のお家ではかなり希少ではないかと。

 

デッキをつくる事で、室内との段差がほぼ無くなり、出入りがしやすくなるのも使いやすさの大きなポイント。これはお洗濯物を干す場所として使うなら、とても大切な事でしょう。

 

 

干してあるお洗濯物や寝室内を隠せるようフェンスは少し高めの設定。

 

目隠しフェンスの高さは約1.4m。ブロックの高さと合わせると1.8〜2mほど。

 

室内から見た時の落ち着き感も高まります。

 

道路に面している場所ですが、大きな窓を計画し明るさを確保しつつ、目隠しのフェンスがある事で窓も開けやすくなります。

 

 

市販されている目隠しフェンスはアルミ製のものが多く、どうしても無機質で事務的な印象がするものばかり。

 

このフェンスの素材は杉材に水性ステインを塗装した仕様。我が家でも同じものを使用しております。

 

株式会社ミキプランニング

代表取締役 佐藤 幹展

 

2021年06月04日
標準仕様
調光できる「あかり」でリビングで過ごすくつろぎの時間をもっと自分好みに。

 

リビングの中に調光できる照明を配置する事にしました。

 

「鶴里駅北の家」以降の物件に採用します。

 

ミキプランニングでつくる家は、リビングのあかりは壁面や天井に埋め込んだ間接照明と天井のダウンライトを使い分ける計画になっています。

 

それらをできるだけ細かく系統を分け、使い方や必要な明るさに合わせ光量を調整できるように計画していたのですが、各照明はONにするかOFFにするか。

 

それだと、「ぼんやり明るい心地よいあかり」を実現する事が難しい。

 

自分自身、リビングでゆっくりできるのは寝る直前の時間が多く、そうゆう時にあまり明るい光を浴びたくはありません。

 

壁スイッチで調光をする事も可能ですが、ゴロゴロリラックスしている時にON・OFFや光量の調整の為にわざわざ腰を上げるのも面倒・・。

 

そのような悩みをシンプルにスマートに解決してくれるランプを見つけました。

 

 

 

Bluetooth接続でON・OFFや光量を手元のスマホで調整できる電球です。

 

これは自分的大ヒット商品で、家の中の照明器具で採用できるものはほとんどこの電球に入れ替えました。

 

 

スマホアプリの画面はこのような感じで、家の中のどこにいても、照明ごとに手元でON・OFFと無段階で調光ができるようになるのです。

 

すると・・いろんな事が便利になるんです。

 

その場所に居ながら簡単に「最も心地よいと感じる明るさ」に光量を調整できる。

 

「KAISER idell Wall Lump」と「LE KLINT LAMERA3」、この2つが我が家のリビングで使っている照明です。

 

照明器具のコントロールが手元でできる便利さは、リビングでくつろいでいる時に威力を発揮します。かなり快適です。

 

その場所に居ながら簡単に「最も心地よいと感じる明るさ」に光量を調整できるのです。なんと革命的な事でしょう。

 

ベッドサイドの照明器具が調光できるようになる快適さ。

 

すばらしい点は、このランプが取り付けられる器具ならどんな照明でも調光できるようになるという事。

 

寝室用の照明器具でも威力を発揮します。

 

「KAISER idell Table」は、ベットサイドで使っているランプです。

 

ベッドからすぐ手が届く場所にスイッチがあるのですが、寝る前にスマホを見てたりするとその流れでOFFにできます。

 

それは多少便利になったくらいの話ですが、それよりもすごい事は・・・ベッドサイドのテーブルライトが調光できるようになる事。

 

この手の器具はONかOFFしかできないものがほとんどですが、このランプを取り付けるだけで調光できるようになるのです。なんと革命的な事でしょう。

 

ベッドサイドのランプが調光できるのは本当に便利です。

 

本を読む時、スマホを見る時、自分だけの時、隣に子供が寝ている時、様々な状況に応じた最適な光量に手元で簡単に調整できるのです。

 

外構用の照明も、今いる場所から点灯・消灯の確認とON・OFFの操作ができる。

 

もうひとつ便利な使い方が、外構用の照明です。

 

一番下の「パナソニックポールライト」というのがそうですが、外構の照明はたいてい1階にスイッチがある訳です。

 

点灯しているのか消灯しているのか手元ですぐにわかりますし、点灯するのも消灯するのも今いる場所でできる。

 

特に我が家では、1階を事務所として使っている都合上3階に寝室があります。なので、かなり便利さを感じています。

 

さらに、、夜に点灯し朝消灯・・というようなタイマー設定のような事も可能です。

 

↑ 我が家のリビング

 

この写真に写ってる照明(LE KLINT LAMERA3)を買った時、付属で付いてきたのがこの電球との出会い。感謝・・暮らしがだいぶ快適になりました・・。

 

これは是非とも自分の物件でも採用したい、そう思い、どう採用するか考えました。

 

この電球は、「E17」と「E26」ふたつの口金に対応しています。

 

ひとつの方法は、「E17」が取り付け可能なダウンライトを設置する事。

 

もうひとつは、我が家のようにペンダントライトが取り付けられる箇所を計画しておく事(この場合は器具によりますが、恐らくE26を使います)。

 

考えられる方法は2つです。

 

どちらか最適なほうを物件ごとに計画する事とします。

 

 

 

我が家ではまだ採用していませんが、この機械を追加すれば「外出先から照明のオン・オフができる」ようになります。

 

今のところその必要性を感じる機会が少ないので導入していませんが、旅行で家を空けたりする時にはその度にあったらいいなと感じます。

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

2021年05月27日
鶴里駅北の家
「鶴里駅北の家」駅徒歩5分以内&角地の希少性についてざっくり試算してみました。

 

 

徒歩15分圏内の土地を100とした時、徒歩5分圏内の土地の割合はわずか11.1%

 

駅近の土地は希少性が高い。

 

郊外はともかく、都市部では間違いなく言える事でしょう。

 

では、どれくらい希少性が高いのか。

 

それをざっくり試算してみました。

 

もちろん、すべての土地を数えた訳ではありません。

 

個人的な興味からコメダでコーヒーを飲みながら計算したかなりアバウトな条件設定ですから「ざっくりとした感覚的な話」として聞いて頂ければと思います。

 

徒歩1分=80mというのは、不動産広告における表示のルールです。

 

徒歩5分の範囲を半径400mとし、徒歩15分の範囲を半径1,200mとし、その面積の割合を比較するというもの。

 

徒歩15分圏内の面積は4,521,600平米。

 

それに対し、徒歩5分圏内の面積は502,400平米。

 

割合で言うと、徒歩15分圏内の土地を100%とした場合、徒歩5分圏内の土地は約11.1%となります。

 

 

そのうち、角地の割合は約23%

 

これは実際に「南区桜台2丁目」の地図から数えました。

 

もちろん、地図上でアバウトに判別しただけなので正確な数字ではありませんが、大きな狂いはないでしょう。

 

桜台2丁目の中には、およそ330〜340の区画があります。

 

うち、角地は76件。

 

割合で言うと、約23%となります。

 

 

駅徒歩5分以内の土地かつ角地という条件では約2.5%

 

という計算になります。

 

実際には、角地すべての土地が住宅用地として優れている訳ではありません。

 

大通り沿いであったり、建物をどう配置しても南側が詰まってしまったり・・。

 

「住宅用地」という条件を追加すれば、もっと確率は低くなります。

 

もっと言えば・・・・(これが一番大きな問題ですが)

 

「過不足のないちょうど良い面積の土地」である確率を含めて考えてみると、、

 

エンドユーザーが簡単に買えないような大きな土地や小さすぎてまともな家が建たないような土地は除外する事となります。

 

かなーり絞られてしまうのではないでしょうか。

 

 

数が少ない&ほしい人が多い=資産性

 

ここまでは、角地や駅近の土地の数が少ないというお話。

 

もうひとつ重要なポイントがあります。

 

それは、欲しい人が多いという点。

 

不動産(だけじゃないですが)の資産性・流動性とはつまり、「数の少なさとほしい人の多さ」です。

 

ただし、土地や家をどこまで資産として考えるか・・は色々な考え方があって良いと思っています。

 

「住みたいと思える場所に住む・住みたいと思える家に住む」という事は、数値やスペックとはまったく異なる軸のお話ですが、「住む・暮らす」という事を考えれば同じくらい(人によってはそれ以上に)大切な事です。

 

つまり、、家や土地を考える上で価値観とそれを踏まえたトータルバランスを考える事はとても大切だと改めて思うのです。

 

 

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

2021年05月26日
鶴里駅北の家
「鶴里駅北の家」完成写真 〜 リビングに隣接するお庭 〜

 

リビングに隣接するバルコニーにウッドデッキを施工しました。

 

「間取りの解説記事」では、ウッドデッキをご希望の方はご相談下さい・・・としておりましたが、、施工しました。

 

このスペースをデッキにするかどうかは住む人の自由だし、デッキを施工しようと思えば後からでもできる。

 

そう思って当初はオプション扱いとしておりました。

 

しかし、このスペースの魅力をフルに引き出すには、やはりデッキを施工してこそ。

 

設計趣旨を考えるとやらない選択はないのではないかと。そう思い始めました。

 

土地に関する解説記事でも触れましたが、土地の購入を検討しながら描いたラフプラン上でこのデッキスペースが出来上がった時、このスペースにかなり魅力を感じました。

 

そもそも「この家を建てたい」と思ったきっかけとなるスペースな訳ですし、やはりデッキを完成させた状態を見てみたいという気持ちが強かった訳で、同時にその写真を残しておきたいと思ったのです。

 

そのような個人的な動機によるものですし、販売価格を決定し発表した後でありますから価格据え置きです。

 

↑ 試しにキャンプ道具を配置してみましたが、3人くらいのレイアウトならデッキスペースの半分もあれば配置できてしまいます。右側の壁には照明・水道・電源があります。キッチンが近いので、食器や調理器具は普段使いのものと兼用できるお手軽デイキャンプが実現できます。

 

自分なら、子供が遊んだりキャンプができるスペースを残しつつ、植物を育てます。

 

このスペースはかなり広いです。

 

幅約4.1m、奥行き約2.5m。お部屋で言うと約7帖の広さがあります。

 

デッキを施工した事により乗り越える段差が少なくなりリビングと行き来しやすくなりました。

 

また、水勾配が解消され床が水平になった事で「過ごす」使い方がより快適にできるようになりました。

 

囲まれ感があって落ち着けるスペースにするため、手すり壁を高めに立ち上げています。

 

個人的には・・・子供も大人も遊べる第二のリビングとしてのスペース。

 

これがいちばんしっくりきます。

 

我が家にも似たようなスペースがありますが、これより全然小さなスペースです。

 

植物を育てたいという気持ちもありますが、そうするとデイキャンプ的な事や子供が水あそびするスペースが残りませんので簡単なアウトドア家具を置いてあるだけの状態です。

 

これだけの広さがあればどっちも叶えられます。

 

自分なら・・・

 

このお庭は幅方向(東西方向)にかなり寸法的な余裕がありますので、東側と西側にプランターを配置したいです。

 

そうすると、LDKどこからでも外を見れば植物が視界に入り、景観がすごく良くなりそうです。

 

そして、デッキの中央に遊び場としてスペースを開けておく事ができます。

 

子供が遊ぶ時に日差しを遮る事ができるようにしておきたいので、タープを引っ掛けるフックを取り付けます。

 

良いですね。うらやましいスペースです。

 

 

↑ 3階のバルコニーから見た感じ。

 

こうやって上から見てみると、6人くらいなら余裕を持って過ごせそうです。

 

上限8人といったところでしょう。

 

東側にはまだスペースが残っています。

 

子供のプールくらいは併設できそうですね。

 

デッキ材は非常に耐久性の高いハードウッド材(イタウバ)を使用しています。

 

見た目も質感が高く滑らかです。

 

徐々にシルバーグレー色に変色してゆきますが、その頃の雰囲気もまた素敵ですよ。

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

2021年05月01日
鶴里駅北の家
「鶴里駅北の家」完成写真 〜 書斎 〜

↑ 鶴里駅北の家 現地写真 寝室側から書斎を見る。

 

デスクの上に不快な影が落ちない照明器具。

 

ワークスペースの機能性を考える上で、ひかりの質はとても重要です。

 

ここで採用しているのは「スリムライン照明」と呼ばれる器具ですが、これがとても優秀なのです。

 

本棚の下に取り付けられている横長の照明器具です。

 

まず、デスクの上のどの場所で作業をしていても、手元に不快な影が落ちません。

 

光源が横に長いので、手元に対し全方向から光が当たるのです。

 

まさに、作業の為のひかり。ストレスが全くありません。

 

 

デスクの上に照明器具を置く必要がなく、スペースをより広く活用できます。

 

このスリムライン照明の良いところは、ひかりの質だけではありません。

 

棚下に取り付けられている為照明器具を置く必要がなく、デスクの上を広く無駄なく使えるようになるのです。

 

点灯する時は壁スイッチを使います。

 

写真ではわかりづらいですが、壁スイッチにはスリムライン照明の他に、もう1系統スイッチがあります。

 

これは、天井のダウンライトのスイッチです。

 

天井のダウンライトは書斎全般を照らす役割で、スリムライン照明は手元を照らす作業灯です。

 

 

造り付けのデスクなのでスペースに無駄がない。

 

壁の端から端までぴったり納まるのが造り付けの良いところ。

 

見た目が美しいだけでなく、無駄がない設計ができるのです。

 

デスクの周囲に隙間ができないので、デスクから物やゴミが床に落ちたりする事もなく、ストレスの少ない作業環境を実現できます。

 

 

上部空間に本棚を造り付け、コンパクトなスペースの中に機能的な収納を凝縮しました。

 

ワークスペースとしての機能性を考える上で、欲しい時に欲しい物に手が届き、どこに何があるのか把握しやすい事も重要です。

 

本棚の寸法は、一般的な本はもちろん、ファイルやファイルボックスが収納できる寸法で計画されていますが、作業中に視線を少し上に上げるだけでそれらの背表紙が一覧でき、何がどこにあるのかすぐわかります。

 

本棚の下の段は座りながらでも手が届く高さに計画されており、目当てのものをすぐに取る事ができます。

 

デスクの奥行きは約60cm確保していますから、デスク下にはたいていのキャビネットが納まります。

 

デスク下のキャビネットと本棚下段、この2つは座ったまま手が届く収納の最もおいしいところ。

 

この2つのスペースを有効に活用する事で、機能的なワークスペースを構築できると思います。

 

 

足元とデスク上にコンセント。

 

様々な使い方に対応できるよう、デスク上はもちろん、足元にもコンセントを設置しています。 

 

足元には有線LANのポートがあります。

 

デスク下にPC本体を置くパターンならそれでOKですが、デスク上でノートPCや一体型PCを使用する場合には天板に配線穴を開ける必要があります。

 

配線穴が必要であれば穴あけ致します。

 

 

趣味のスペースや家事スペースとしても活用可能。

使わなくなったら収納に簡単にリニューアルできます。

 

「鶴里駅北の家」は、1階にお洗濯物を干せます。

 

アイロンをかけるスペースとして使っても便利だと思います。

 

趣味のスペースとしての活用はもちろんですが、使わなくなった場合はクローゼットにリニューアルする事ができます。

 

割と簡単なリフォームで可能です。

 

 

モニターインターホン子機を置くニッチがあります。

 

扉の横あたりに写っている「くぼみ」は、インターホンの子機を置くニッチです。

 

ここで来客の対応をする事ができます。

 

 

就寝のスペースとカーテンで区切る事も。

 

この写真の奥に見えるのが就寝スペース。

 

使い方や使う時間によっては、就寝するスペースと区切れたほうが良い事もあるでしょう。

 

寝室の中にある書斎とはいえ、就寝スペースとは簡単に区切れる間取り・位置関係になっています。

 

カーテンで区切るのが最も簡単ですが、やろうと思えば扉をつけてしまう事も可能です。

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

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