A邸の写真を撮影してきました。
時間が足りず数枚しか撮影できておりませんが、雰囲気を感じて頂ければ。
A邸は外構工事とウッドデッキの完成と共に魅力がUPしますので、デッキ完成のタイミングでしっかり撮影しようと思っています。
↑ 平和公園北の家2:A邸 ウッドデッキのお庭に面する明るい玄関
大きなガラス窓があり、明るい玄関である事はA邸・B邸共通の魅力です。
A邸はB邸と比較して、より広くゆとりのある玄関です。
キートレイを置いたり、お花などを飾れるカウンターを設置できているのも平面的なゆとりからです。
飾れる壁面(上の写真でポスターを飾ってある壁面)がある事も個人的には魅力を感じています。
その背景に、大きなガラス窓とお庭がある事も・・。
とても素敵な玄関になる要素があると思います。
天井は木貼りとし、カウンター上や壁面など好きな場所に自由に向きを変えられるダウンライトを採用しています。
リビングと玄関、それぞれの気配を感じられる大きな透明ガラス付きのドアも特徴です。
↑ 平和公園北の家2:A邸 土間にある大型玄関納戸
どんな物件でも、玄関の近くに大きな収納を作るようにしています。
理想的な玄関収納があるとすれば、やはり玄関の土間から連続する土足で出入りできる収納です。
傘や洗車用品などの濡れる物・ベビーカーやスポーツ用品などの外で使う汚れるものが収納しやすいからです。
理想的な大きさは1坪前後のウォークインタイプ。
ウォークインタイプの収納には「人が立つスペース」がある訳ですが、そのスペースが適度な余白となり、おおらかな使い方を許容してくれるからです。
例えば、ネット通販が普及している現在、段ボールの置き場に困る人もいるでしょう。我が家ではこの「余白」スペースにある位程度溜まったら外に捨てに行きます。
子供の三輪車のように大きな遊具はクローゼットタイプの収納には収納しづらいです。
傘、スキーやスノーボード、釣竿などの長物を収納する時にもこの「余白」が機能します。
急な来客で放り込むように玄関を片付ける事ができるのも「余白」があればこそ。
時間がない時にはベビーカーを畳まずにとりあえずそのまま入れておく、という使い方ができるのも「余白」のおかげです。
つまり、A邸の玄関収納はかなり理想的な形態だと僕自身は思っています。
納戸の中も含め、玄関まわりの照明はほとんどが人感センサー付きです。
両手で荷物が塞がっていても、子供を抱き抱えていても、照明のON・OFFは自動です。
それと、これはとても細かい事ですが、玄関のタイルを床だけでなく壁にも少しだけ立ち上げて仕上げています。
これはお手入れを考えての事。タイルは室内のように掃除機をかけられないですし、一応室内空間ですからホウキを使ってホコリが舞うのも気になります。
こうゆう場所は水を使って掃除をしたくなります。
我が家でも、外からホースを引っ張って来てシャワーでさっと流すお掃除をたまに行います。
その時にこの立ち上がりがあると内装を痛めずに簡単にお掃除ができます。
様々な使い方に対応する為、納戸の中にも電源を設けています。簡単に想像できるのは電動自転車のバッテリー充電でしょうか。
↑ 平和公園北の家2:A邸 リビングからダイニング方面を見る。
この空間は、お庭が完成すればさらに魅力的になるでしょう。
ダイニングルームの前にもかなり大型の窓を採用しています。
その向こう側はウッドデッキのお庭です。
ウッドデッキのお庭があるのはA邸・B邸共通ですが、B邸との違いはお洗濯物を干すスペースとしてかなり優れた位置にあるという事です。
窓の向こう側に勝手口ドアが見えますが、これは洗面脱衣室からウッドデッキのお庭に出られるドアです。
洗面脱衣室から直接お庭に出てお洗濯物を干せる、かなり機能的な間取りになっています。
そして、このお庭の上には軒があります。雨に濡れずに直射日光を避けられ洋服が傷みづらい、お洗濯物を干す場所としては理想的な場所です。
また、子供が遊ぶ場所としても、屋根があって直射日光を避けられるという点は優れていると言えるかもしれません。
もうひとつ、A邸のデッキのお庭はB邸に比べ奥行きがあります。その奥行きのゆとり分で植栽のスペースをつくります。LDKからの景観がより素敵になるでしょう。
2mの大きなダイニングテーブルを余裕を持って配置できるのは、A邸・B邸共通の魅力です。
↑ 平和公園北の家2:A邸 リビングとダイニングを広角で。
リビングとダイニングが大きくつながる一体空間になっているのもA邸の特徴です。
これは完全に好みの問題と思いますので、現地でご確認下さい。
テレビを配置する壁面について、B邸はタイル貼りの仕上げでしたが、A邸は左官仕上げとなっています。
これは写真では伝わりづらい仕様なので、現地でぜひご確認下さい。
クロス仕上げと比べて立体感がある高い質感の仕上げです。
程よく調和するアクセントとなるよう、また、インテリアを選ばないよう仕上げとカラーを選択しました。
それにしても、低層地域の南向きの物件ですから、明るいです。
遮るものがなく陽が室内まで届いています。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展