2021年05月01日
鶴里駅北の家
「鶴里駅北の家」完成写真 〜 書斎 〜

↑ 鶴里駅北の家 現地写真 寝室側から書斎を見る。

 

デスクの上に不快な影が落ちない照明器具。

 

ワークスペースの機能性を考える上で、ひかりの質はとても重要です。

 

ここで採用しているのは「スリムライン照明」と呼ばれる器具ですが、これがとても優秀なのです。

 

本棚の下に取り付けられている横長の照明器具です。

 

まず、デスクの上のどの場所で作業をしていても、手元に不快な影が落ちません。

 

光源が横に長いので、手元に対し全方向から光が当たるのです。

 

まさに、作業の為のひかり。ストレスが全くありません。

 

 

デスクの上に照明器具を置く必要がなく、スペースをより広く活用できます。

 

このスリムライン照明の良いところは、ひかりの質だけではありません。

 

棚下に取り付けられている為照明器具を置く必要がなく、デスクの上を広く無駄なく使えるようになるのです。

 

点灯する時は壁スイッチを使います。

 

写真ではわかりづらいですが、壁スイッチにはスリムライン照明の他に、もう1系統スイッチがあります。

 

これは、天井のダウンライトのスイッチです。

 

天井のダウンライトは書斎全般を照らす役割で、スリムライン照明は手元を照らす作業灯です。

 

 

造り付けのデスクなのでスペースに無駄がない。

 

壁の端から端までぴったり納まるのが造り付けの良いところ。

 

見た目が美しいだけでなく、無駄がない設計ができるのです。

 

デスクの周囲に隙間ができないので、デスクから物やゴミが床に落ちたりする事もなく、ストレスの少ない作業環境を実現できます。

 

 

上部空間に本棚を造り付け、コンパクトなスペースの中に機能的な収納を凝縮しました。

 

ワークスペースとしての機能性を考える上で、欲しい時に欲しい物に手が届き、どこに何があるのか把握しやすい事も重要です。

 

本棚の寸法は、一般的な本はもちろん、ファイルやファイルボックスが収納できる寸法で計画されていますが、作業中に視線を少し上に上げるだけでそれらの背表紙が一覧でき、何がどこにあるのかすぐわかります。

 

本棚の下の段は座りながらでも手が届く高さに計画されており、目当てのものをすぐに取る事ができます。

 

デスクの奥行きは約60cm確保していますから、デスク下にはたいていのキャビネットが納まります。

 

デスク下のキャビネットと本棚下段、この2つは座ったまま手が届く収納の最もおいしいところ。

 

この2つのスペースを有効に活用する事で、機能的なワークスペースを構築できると思います。

 

 

足元とデスク上にコンセント。

 

様々な使い方に対応できるよう、デスク上はもちろん、足元にもコンセントを設置しています。 

 

足元には有線LANのポートがあります。

 

デスク下にPC本体を置くパターンならそれでOKですが、デスク上でノートPCや一体型PCを使用する場合には天板に配線穴を開ける必要があります。

 

配線穴が必要であれば穴あけ致します。

 

 

趣味のスペースや家事スペースとしても活用可能。

使わなくなったら収納に簡単にリニューアルできます。

 

「鶴里駅北の家」は、1階にお洗濯物を干せます。

 

アイロンをかけるスペースとして使っても便利だと思います。

 

趣味のスペースとしての活用はもちろんですが、使わなくなった場合はクローゼットにリニューアルする事ができます。

 

割と簡単なリフォームで可能です。

 

 

モニターインターホン子機を置くニッチがあります。

 

扉の横あたりに写っている「くぼみ」は、インターホンの子機を置くニッチです。

 

ここで来客の対応をする事ができます。

 

 

就寝のスペースとカーテンで区切る事も。

 

この写真の奥に見えるのが就寝スペース。

 

使い方や使う時間によっては、就寝するスペースと区切れたほうが良い事もあるでしょう。

 

寝室の中にある書斎とはいえ、就寝スペースとは簡単に区切れる間取り・位置関係になっています。

 

カーテンで区切るのが最も簡単ですが、やろうと思えば扉をつけてしまう事も可能です。

 

株式会社ミキプランニング 

代表取締役 佐藤 幹展

 

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