松栄小学校南の家、価格を発表します。
A邸:5,190万円
B邸:5,190万円
角地のA邸と東間口のB邸。
土地の資産価値や流動性が高いのは角地であるA邸です。
一般的には角地の区画を高く設定する事が多いでしょう。
不動産業者的な査定をすれば、資産価値が高いのは角地のA邸です。
しかし、どちらも同じ金額としたのは「南側の離隔距離の差」です。
B邸は南側の境界までの距離が約5m。A邸は南側にあるB邸までの距離が約3.5m。
この差が陽当たりに与える影響は「ある」と思います。
その事を鑑み、同一の価格としました。
(実際は、土地の大きさがB邸のほうが1坪ほど大きいので、同じ価格とはいえ、B邸のほうがその分割安感のある設定と言えなくもないです。)
ただ、本日も現地を見てきましたが、A邸でも十分な明るさを確保できています。
その点、完成内覧会での大きなご確認ポイントとなるでしょう。
価格を決定するにあたって断熱の仕様を検討しておりましたが、「松栄小学校南の家」では、吹付断熱を採用する事にしました。
吹付断熱を最初に採用したのは、注文住宅のO様邸。
マンション住まいだったO様は、一戸建てを新築するのにあたって「寒さ」を懸念されていました。
鉄筋コンクリート造のほうが断熱性能が優れているとは一概には言えませんが、マンションは両隣や上下階が屋内の居住スペースとなっている事が多く、その点は断熱上かなり有利です。
実際、僕も前はマンション住まいでしたが、一戸建てと比べるとマンションは暖かかったです。
マンションから一戸建てに引っ越したO様の評価も高く、自分自身も新築時に導入し、実際に生活してみて違いを感じる事ができ、やって良かったと思える仕様です。
吹付断熱の採用によって予定していたよりも40万円〜50万円程販売価格が上がりましたが、それに見合うリターンは必ずあるはずです。
↑ 「松栄小学校南の家」吹付断熱施工後の様子
↑ 注文住宅O様邸 ホームリサーチさんによる断熱検査の様子
断熱材そのものの性能(熱伝導率)は、ミキプランニングがいつも採用しているロックウールと差はありません。
しかし、吹付断熱はほぼ柱の厚みである105mm施工します。
それによる断熱性能の向上がまず1つ。
さらに、吹付断熱はすじかいやダクトの周辺など、細かく入り組んだ箇所にも隙間なく施工できるという点が大きなメリット。
気密性が高まるという点が2つ目のメリットです。
ちょうど完成内覧会は冬の時期。
他社さんでも吹付断熱を採用している物件はあると思いますが、まだ少数なはず。
その点も完成内覧会でのご確認ポイントです。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展