ダイニングのほうからリビングを見る写真です。
「瑞穂公園西の家」は南向きの土地に立つ家ですので、南側の隣地との間隔も十分に確保されておりとても明るいです。
もうひとつ、より明るいリビングとするために、この南面の採光窓は可能な限り大きなものを採用しています。
既製品ではほぼ最大サイズの横幅の窓。
高さも取り付け可能な最大サイズを採用しています。
これだけ大きな窓だとシャッターの開け閉めもかなり大変ですが、この窓には電動シャッターを採用しています。
電動シャッターの場合、シャッターの開け閉めは「窓やカーテンを閉めたまま」行えます。
窓やカーテンを閉めたままシャッターの開閉ができるのは本当に便利ですよ!
しかも、電動シャッターは手動シャッターと比べて音がとても静か。ガラガラ音はほとんどしません。
写真ではわかりづらいですが、窓際にはカーテンボックスを造作。カーテンを開けている時でもレールが隠れてスッキリとした見栄えになります。
照明器具は3系統を過ごし方に合わせて組み合わせてお使い頂く設計です。
リビングでは長い時間を過ごすと思います。そこでは、色々な過ごし方と時間があるでしょう。
賑やかなに過ごす時間もあれば、落ち着いて過ごす時間もあると思います。
それを天井のシーリングライトひとつで賄うのはあまりにも雑な計画だと思います。
テレビを見る時は、画面の明るさと背景の明るさのコントラストを押さえ、目に優しい視聴環境になるように壁面の間接照明を使用するのがオススメです。
天井の間接照明とあわせて使用すれば、明るさ的には十分だと思います。
天井の折り上げ中央にある2つのダウンライトは、ピンポイントで明るさが欲しい場所に向きを自由に変えられます。
ソファやテーブルの位置に合わせ、位置を設定して使って下さい。
リビングとダイニングとの境界には写真左側にあるように「壁」を立てています。
この壁がある事で間接照明を天井に設置でき、また、テレビの裏側が目立ちにくくなると共に、テレビボードを配置してもスッキリ納まります。
株式会社ミキプランニング
代表取締役 佐藤 幹展